スクワイアの記憶モデル

人間の記憶と言語の関係で興味深いことを言っていた人がいて、この件はとても興味がある。

記憶の仕組みとしては「スクワイアの記憶モデル」というものがあるようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%98%E6%86%B6

興味深いというのは、
ワインのソムリエ(ソムリエというとワインのことなので、変な言い方なのか?)の田崎真也が言っていたことで、「ワインの味を覚えるにはあまりにも沢山の味を覚えないといけないので、言語化して記憶する」というようなことだった。そんなワケで、川嶋なおみがワインの味で、「草原で戯れる子どもと子犬を見ている乙女のささやき」みたいな不思議な表現をしているのを、よく馬鹿にしていたのだけど、田崎真也が言うには、その覚え方は「正しい」ということだった。
で、甲南女子大の上田先生(当時)、多摩美術大学の須永先生などがやられているワークショップに参加して気になることがあった。というのは、終わると、必ず、すぐに「反省会」を行うのだった。これはとても不思議だった。
実は、ワークショップというのは形になっていない(書籍とか、シンポジウムとか、企画展とか)ものを形にするための「工房」としての要素を持っているものであるので、得てして終わった段階では「生煮え」な状態なことが多い。
終わった段階で「言語化」をし、それを長期記憶にすることで、「経験の記憶」ができるようになる。
なんと素晴らしいことなのかと感心したものだった。
そんなことを享受した後に、しばらくたって、上田先生に上のようなことを話したら、「あ、そうでしたか、でも、今は新聞作っているんですよ」とあっさり先を越されてしまった。
もっとも、
失読症、言文一致問題、色々ある中で「新聞」という形に表現するのがいいのかは疑問がある。




一方で、言語と空間という関係に置き換えたのが「発想法」=「KJ」法である。