乙巳の変

大化の改新はなかった?!

持ち主、登場
で大化の改新が出てきた。

最近の歴史ってのはどんどん解釈が変わってきて、
「大化の改新はなかった」なんて話も出てきている。
なるほど、645年大化の改新(むしころされるたいかのかいしん)と習ったのはどうやら間違いなようだ。
談山神社はそんな大化の改新をしのぶのに最適な神社。「十三重の塔」の存在を知るひとはあまりいない。

大化の改新は701年の大宝律令あたりまで含めて行われた一連の改革を指すべきなようで、確かに、中大兄皇子が天智天皇になるまでの一連の行動はこれまた不可思議な話ばかり(特に、白村江の戦いあたりとか、今ひとつピントこない)。
聖徳太子はいなかったみたいな話と共に、この時代の話は興味が尽きない。
(2015年補筆)
ビッグコミックで「
天智と天武」というとんでもないマンガが連載をしている。
なかなか魅入られる。壮絶な歴史だ。

日本の骨格はどこでできたのか?
奈良時代というのは一般的な話かもしれないけど、
日本の生活様式ということでは東山文化(室町)時代だろう。
2012年の大河ドラマは「平清盛」だそうで、それを見ると歴史の中心が「貴族」から「武士」に転換するようなそんなことを体験できるようだ。確かに、この時代には大きな転換点があるようで、日本史に「地方」という概念が生まれてきた頃なのかもしれない。

話はそれまくったけど、日本の歴史は面白いということで。

追記:
(2014年11月)
ビックコミックで「天智と天武」というすごい漫画が連載されている。
乙巳の変がどういうもので、中臣鎌足なる者が何者か、白村江の戦が何だったのか、大胆な歴史記述をしてくれている。天智天皇は良い人すごい人というような教育を受けた自分がなんか・・・。なるほど。天智天皇陵は随分と半端なところにある。天智天皇はそもそも不思議な亡くなり方をしている。壬申の乱、天武天皇以後の歴史も不思議だ。そもそも、大化の改新からなぜあれほどの期間、中大兄皇子は天皇に即位しなかったのか、他にも謎は沢山あるわけで。