相貌失認

相貌失認

今の時代、何でも病気になる。
病気の定義がどうこうとか、そういうことはおいておいて、人の顔が覚えられない。ということがあるようだ。
私は一度会った人は、顔と話した内容を忘れない。というのがウリだった時代があったけど、今はめっきりそんなこともなく、出来事は忘れる、話した内容は覚えようとしない、などなど、随分問題がある生き方をしてしまっているようだ。

そんな中で見つけたちょっと不思議なテストがある。「人の顔」を覚えられるかどうかというテストである。なんでも、この症状は脳障害による失認の一種で、顔を見てもその表情の識別ができず、誰の顔か分からず、個人の識別ができなくなる症状を指すようである。人口の2%くらいが実はこの症状があるということのようで、思いっきり心配になった。
簡単なテストが下記にある。(もっとも、英語だったりするのと、外国人の名前書けないっていう問題もあるけど、なんとかなるものだと思う)

相貌失認テスト

http://www.faceblind.org/facetests/index.php
まさか、もしかして、と思ったけど私は75点・・・大丈夫だった。
映画とか、アメリカ文化にそれなりに明るい人とか、現代史とかそれなりに分かっている人じゃないと辛いかも。
(ただ、この実験は何を意図しているのかは考えないと・・・。人名のスペル間違いはすごかった。あと、若い頃と年とってからの写真であぁ、そうかぁという勘違いがあったり、似ている人(と思っている人があって)そんな誤解もちょっと笑える。これを日本用にカスタマイズするといいんだろうけど、専門家じゃないとできないだろうし、何をもって「正解」とするかとか、誰を選んだらいいか、とか、判定の仕方について、などなど謎は多い)