国東半島アートプロジェクト
太平洋戦争の悲劇に天皇は無関係とは考えていないし、
天皇は現人神だということには疑問を持っている。
とはいえ、
天皇という制度は不思議で興味が尽きない。八百万の神の話とあわせて、日本というクニを表している象徴なんだと思う。
日本の「神」とは「すごい人」が神になる資格があるものと考えられていて
すごいとは「すごい怨念を持った人」とか「凄い人」とか、そいういう人が死後に「神」という地位に就くと(勝手に)思っている。
天皇家の始まりは神武天皇であるということになっている。実際この神武天皇がいたのかどうかとか、神武天皇の亡くなった年齢とかとてもとても気が遠くなる話ではある。そして、その話は「文字」として著されたのは死後何年たっているんだろうか・・・。いや、生まれていないから死んでいないということなのか?
ともあれ、神武天皇陵っていうのがある。
橿原神宮は神武天皇を祭っている神社だ。
http://inoues.net/tenno/kashijinguu.html
もっとも、神武天皇陵を定めたのは幕末の文久3年(1863)
ここで気になるのは
そもそも、今陵墓といわれるものは一体何なのか?ということだ。
その点、
御寺泉涌寺の月輪御陵は誰が祭られているかははっきりしている。
(しかも、このお寺はなんともセンスがいい、巨大御陵を作るお金がなかってってのも理由なんだろうけど、今知る、皇室関係の「センスの良さ」を知るにはこのお寺が一番かもしれない。大事なことは天皇家がすごいのか、天皇家の周囲にいる人がすごいのかは分からない。けど、この寺の圧倒的な「美」にびっくりしない人はいないのではないか?)
この陵に一番初めに祀られたのは「四条天皇」これまた不思議このうえない。
後水尾天皇から後桃園天皇までが月輪御陵、光格天皇・仁孝天皇・孝明天皇が後月輪陵、孝明天皇が後月輪東山陵(どれも泉涌寺内)、明治天皇が桃山御陵(明治天皇陵の近くには桓武天皇陵があるのがなんとも)
その存在が(私にとって)確実なのは
明治天皇の陵である「桃山御陵」
実はここがすごいのは、この御陵を背にした風景である。
「あっ」と思うことは間違いない。
(お恥ずかしながら、明治天皇陵は明治神宮だと思い込んでいた。神社っていうのはお墓じゃないわけで、祀っている場所であり、お参りをする場所ではないわけだ)
もちろん、気になる天皇陵No1は
天皇の祟りとして最も怖れられた、崇徳天皇。
天皇陵が四国にある。東京オリンピックが無事開催できるように昭和天皇が勅使を送ったという話がある。
そして、東京に住むモノとして意外に近いところにある。
大正天皇陵の多摩陵、昭和天皇陵の武蔵野陵、実は皇后の陵も隣にある。
この二つは隣り合ってあって、なるほど、近代・現代というのはこういうことかということを伝えてくれる。
他に、気になった天皇陵としては
この2つは2012年に詣でた。
(もっとも、継体天皇陵は宮内庁の指定している陵ではなく、今城塚古墳に詣でることにした)
他に訪れた天皇陵ってのは開化天皇陵(奈良に3年間住んでいたから)
仁徳天皇陵(やっぱり歴史で聞いていたから、天皇陵の隣にラブホテルがあるのにはびっくり・・・)
ちなみに、山陰、九州、東北には天皇陵はないことになっているけど、皇室関係の「墓」ということでは山形から鹿児島まで458箇所あるそうだ。
なるほど、天皇陵についての参考図書を見つけた
秋のアートフェスティバル【九州】
気になる天皇陵
日本で一番不思議な天皇だ。これ以降、5代までが天皇を継ぐ資格みたいなことが不文律みたいなことになっているそうで、そもそもこの大王以前は実在したのか分からないという説もある。天皇の諡号はなかなか難解な経緯があるようだ(諡号と追号)の別があるとか)。そして、継体天皇陵の場所を宮内庁は「太田茶臼山古墳」三島藍野陵と治定しているが、どうやら、実際の陵墓は今城塚古墳である可能性が非常に高いことが2012年時点では判明している。高槻市はそっと今城塚古墳を公園と資料館を作って公開している。これはなかなか見ごたえがある(なんていってもそんなでかい陵墓を公開しているのは今城塚古墳くらいだから)。もちろん、復元したもので、本当にそうだったかどうかは分からないわけだけど、多分間違いないのだろう。
実際、なんで天皇陵を間違えたのか・・・。
江戸時代に江戸幕府が高槻藩主に「天皇陵」の存在を確認したときに「ない」と回答したそうな。今城塚は名前にあるとおり、安土桃山時代には「城」があったみたいで、その後には大地震で古墳は崩壊してしまっていたそうだ。近年になって「修復」をした中で色々なことが判明したというのが真相なようだ。
実際、太田茶臼山古墳の埴輪・土偶は継体天皇の時期より100年ばかり前のものらしく、しかも、今城塚古墳・埴輪の配列にはかなり「摩訶不思議」な特徴がある。
埴輪が古墳の外側にあったこと
石室が3つ陵墓にあること
陵墓には「舞台」があること
では、太田茶臼山古墳は誰のものなのか?
資料館にある、仁徳天皇の兄弟にあたる、その人の陵墓ではないかという説を会場のボランティアの方が語ってくれた。
(ここに書いたことはほぼそのボランティアの方が語ってくれた話をまとめたもの。どうやら、近所の人がフラリと見に来たと思って声かけてくれたようなんだけど、意外な地域から、変なマニアが来たもんだと不思議に思ってくれたと思う)
納得である。
(もっとも、何代上なのか、どこで血縁となるかはおいておいて・・・、いずれにしてもしかるべき勢力を持った人であることは間違いなさそうだ。なるほど、仁徳天皇の時代であれば「大きな古墳」であることも納得だし、かの地にということとか、埴輪工場とか、諸々納得がいく)
この高槻なる地は「古墳時代の遺跡」が沢山あることで有名なんだそうだ。
今まで全く知らなかった。
今後はその「古墳時代の遺跡の町」として観光開発をするということだそうで。なかなか興味深いところである。
天智天皇陵
MBAの故障
充電できない時が増えて、
冷や汗をかく時間が多くなっている。
修理に出すにはバックアップ用のマシンが必要ということに気がついた。
(Windowsのパソコンは3台ころがっているがMacは壊れたPowerBookと妻のMacしかない)
さて・・・・
注文したMacが届いた。
13インチはやっぱり見た目「大きい」
とても大きい。
電源部分はなんか故障が少なそう・・・。
Macintoshのデータ移行はさてどうしたらいいのか。
Windowsでは全部インストールしなおしていた。
(実際、それ以外で無事移行する方法は知らない)
Windowsではメールソフトが移行できればあとはOffice関連くらいで充分なので。
(画面キャプチャーソフトとか、エディターソフトと、圧縮解凍ソフトくらい)
移行アシスタントはかなり難しい。
ネットワーク経由だと何日かかるのか想像がつかない。
一番早い方法は「ハードディスク経由」ということだったけどやり方が分からない。
「タイムカプセル経由」というのもどうやったらいいのか今一つわからない。
「GigabitEthernet経由」もありなのか・・・。
一応全部可能性は用意した。
(1)GigabitEthernet(Mac to Mac)
(2)タイムカプセルのタイムマシン
(3)ThunderBoltのハードディスクでタイムマシンを使う
(1)GigabitEthernet(Mac to Mac)
なんか、マシンが途中でとまってしまう。
というか、勝手にリブートかかってしまって
2回失敗。
この方法は断念する。
(簡単なハズ)
(2)タイムカプセルのタイムマシン
いまのところこれでてきている模様。
今、3時間くらい経過して、あと1時間13分と出ている。
(3)ThunderBoltのハードディスクでタイムマシンを使う
一応、今使っているMacの250GBくらいのディスクのコピーが、
残り3日って出ている・・・ThunderBoltは何だったのか。
最後の1手と思っていたものが役立たず?!
iPhone
私のiPhoneはテザリングができる。
思うことがあって携帯はドコモを使っている。
7万円だかしたけど、無事ドコモの回線を使えている。
http://www.sim-free-iphone.com
なんかに詳しく書いてある。
私がやったことは
Expansys Japan
ってところから買って
日本通信のSIMカードを入れることから始まった。
(日本通信はドコモ回線を帯域制限つけて借りているよう)
3.11の時に使えない(役に立たなかった)ことに気がついたのと、
他にドコモの通信カードとか・Wilcomとか持っていたのを整理したのと、
あまり緊急時対応の仕事がなくなったことで、
電話を2台持ちに整理して、docomoの通信カードをマイクロSIMにしてもらって
使えるようにした。
田町店のdokomoショップの人はいとも簡単にiPhoneをdokomo回線で使えるよ
うにしてくれた。感心した。
テザリングを使えるようにするにはちょっとしたおまじないが必要。
もちろん、大事なことは
海外のSIMFREEでも海外のキャリアのSIMカードの場合、国内では「ソフトバンク」
を選んでしまうので「テザリングは国内では不可」であることは要注意だ。
海外のSIMFREE端末で「docomoカード」である場合にのみテザリングが可能。
(案外分かっていない人が多い)
TimeMacine
MacBooAir
の故障じゃないんだけど、
大事なバックアップができなくなった。
こんなものが出るようになった
対応に困った。
急いでいたので、TimeMachineをもう1台買った。
アップルに電話したら丁寧に教えてくれた。
まず、TimeCapsuleをマウントして、上のファイルを自分のデスクトップにコピーする。
コピーしたファイルを
このディスクユーティリティで
FirstAidで修復をかけて、
モトの位置にコピー
デスクトップのディスクは「削除」
これで問題ないであろうということ。
ファイルロックを解除すればいいだけなのか、他に何かあるのか。
いずれにしてもここまでに1時間も電話をしてしまった。
ま、タイムカプセルと合わせれば30万円、昔からの購入では200万円以上はAppleに貢献しているので、
許してもらえるのか。
で、コピーができないと言われて、この方法では解決できなかった。
googleで調べてみた(サポートで調べれば解決策は探せたって言われて)
http://masa-p.petdoge.com/modules/d3diary/index.php?page=detail&bid=655
この方法で解決・・・・。
ただ、過去のバックアップは消えている・・・。
単にマウント解除して、
TimeCapsuleを再起動
それだけで解決・・・。
電源の故障は
よくわからない。
最新型の電源の形状は変わっている。
故障の症状を言うと「希な事例」と言われた。
引き取り修理をするには「もう1台購入してから」ということになるか・・・。
(ないと困るから)
無線LANが遅い?
確かに、20くらい無線LANが見える。
使っていない帯域に逃げた方が良さそうだ。
iPhone × docomo
1泊2日でも堪能できる
写真の記録はこちら
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157631303155708/show/
MacBookAirの故障
2009年の越後妻有トリエンナーレで最も印象的だった作品は「家族の制服」
さて、2012年は何に出会えるのか。
http://www.echigo-tsumari.jp/
http://www.echigo-tsumari.jp/artwork/familal_uniform
雲が気になる季節(2)
カメラとレンズの蘊蓄は
http://owada.sakura.ne.jp/files/e11bddcebbd85f38a33bd40ffcb3434d-225.html
に思いを書いたけど、実際そのデジカメ使ってどうなのよ?
ということで、
雲が気になる季節(1)
カメラを買って何を撮るのか?
カメラは人生の何かを変えてくれるのか?
写真ということばはあまり使わなくなっているかもしれない。
もともとこのことばを発明した人はすごい誤解をしていたわけである。
英語では「PHOTOGRAPH」直訳すると「光画」である。
「水彩画」「油絵」という延長上にある「光画」という絵画術の一つであったのであろう。
もっとも、その光画というものは、フェルメールの時代からあって、カメラオブスキュラでパースをトレースして絵を描くなんていうことがあったわけである。フェルメールの時代というと、江戸時代初期であり、そんな頃からこういうテクノロジーが芸術と密接な関係を持っていたということは、別に驚くことでもないのだけれど、日本では「印象派絵画」「水墨画」「陶芸」「書道」「彫刻」などが優れた芸術であって、コンピュータアートなどのようなハイテク表現は芸術と一線を画しているという思い込みはまだ払拭できていないような感じがある。
とはいえ、このカメラ、日本の歴史では写真館で写真を撮るという行為が特別な行為として未だ残っているけれど、多くは「日常を切り取る道具」として、写真という行為が一般化してきた。
歴史に刻まれたカメラとして「オリンパスペン」はその一つがあるのだろう。
その後、カメラは多くの人が「旅行」のお供として持ち歩くものとなり、富士フィルムの「写るんです」はカメラは現地で調達するという革命的な現象も生み、写真館をお手軽にした「プリクラ」なるもので、日常に写真館をもたらすという劇変も生まれた。
一方で、デジタル革命は写真の世界にも浸透し、一家に一台あった「フィルムカメラ」は急速に使われることがなくなり、携帯・コンデジにとって代わられることとなったのは時代の移り変わりであろう。
今後、フィルム写真は「水彩画」「油絵」と同様に限られた人々の表現手段として残るのか、マイクロフィルムとしてのみその存在価値が残るのか。いずれにしても19世紀に誕生して20世紀に全盛期を迎えた写真文化のかなりの部分は「デジタルカメラ」にとって代わられようとしている。
このOM-D E-M5
なんとも不思議な名前である。覚えることがほぼできないそんな名前だ。
もともと、OM-1なるカメラがこの世に登場したのは1971年であった。当初はM-1という名前だったのがライカのクレームによりOM-1という名前に変更になったという不思議な運命をたどっている。このカメラの設計者はその前に「オリンパスペン」というハーフサイズカメラ(36枚撮りフィルムで72枚撮れるそんなカメラ)を出し、一躍、旅に持ち歩ける小さいカメラを世に出した天才設計者と言われる米谷美久によるもので、一眼レフカメラが大きくなっていく中で、小型軽量のカメラのショックを世に出した。そのMaitaniのMが名前の由来であることは知る人ぞ知る逸話である。
その後、オリンパスは2002年までこのOMシリーズを販売していた。世間ではオートフォーカスへ移行をしていたが、オリンパスは本格的オートフォーカスへの参入することなくデジカメに移行していった。
オリンパスのデジカメは結局、この米谷美久の作ったカメラ「ペン」「OM」の2つのシリーズの復刻をすることでデジカメで再挑戦ということとなっている。
もともとは4/3インチ(フォーサーズ)の撮像素子を持ったデジタル一眼レフカメラにこだわりを持って作ったカメラはフィールドカメラとしての一定の評価を受けながら、営業的成功をとげることはできず、マイクロ4/3(フォーサーズ)という一眼レフのミラーをとったカメラをパナソニックと出し始め、新しい市場を形成するに至っている。
このマイクロ4/3は、ソニーα NEXシリーズ、ペンタックスQ、ニコン1、そしてカメラ界の雄キヤノンまでもが出すこととなった。新しいカメラの潮流である。
そんな中でOM-5は世に出た時に多くの人が「?」と思ったカメラである。
まず、その形状が「オリンパスOM-1」の真似っこ?
ただ、機能は本当にあれこれついている。
フィルムカメラからデジカメに持ち替えて困ることはいくつかある。
困ること1
デジカメは重い?
困ること2
ピントが案外合わない?
困ること3
炎天下では液晶画面が見えない。
困ること4
結構手ぶれしてしまう。
困ること5
紙で見るの?画面で見るの?
困ること6
カメラは撮る楽しみと、見る楽しみ、撮られる楽しみはあるのか?
困ること1
デジカメは重い?
オートフォーカスのカメラになってからなのか、カメラはどんどん重くなってきた。
実は重くなったのか、フィルムとかその他全体の装備では変わりないのか・・・。
いずれにしても撮影するときに「重い」カメラに辟易していた。
コンパクトデジカメを使っている人は「軽い」カメラからしっかりしたカメラ(デジタル一眼)へ移行するのはお金的な面以上に、カメラの重さがネックになった。歳とって重いカメラを持つのも嫌になった・・・。そんなこんなで、困っているところに登場したマイクロ3/4カメラは救世主のような気がする。
パナソニックのデジカメもいいけど、オリンパスのペン・OM-Dなんかはなんとなく懐古主義的な面もあってちょっといい感じがする。
困ること2
ピントが案外合わない?
オートフォーカスはピントが合うというのは当然のことのようだけど、実はピントの合わないカメラが沢山ある。いや、実はピントはあっているのかもしれないけど、自分が合わせたいところにピントが来ていないことが良くある。シャッターを切る瞬間につい前のめりになって「後ピン」になるとか・・・。
困ること3
結構手ぶれしてしまう。
実は、ピントと手ぶれ両方がよく区別できないことも多い。なんか、ぼんやり下写真だなと思うと、ブレが原因だったりする。
OM-Dは手ぶれ補正がカメラ内にあること、5軸のぶれ補正機能があることで、結構ブレには強いカメラになっている。もっとも、ブレは防止できても「ボケ」は解決できないし、明るいレンズを買わないとパリっとした写真にはならない。更に被写界深度の調整は自分で絞り選択しないとダメだし、ストロボ炊けば解決したりもする。
手ぶれ・ピンぼけ対策は
レンズ性能・絞りの選択・C-MOSの性能(ノイズ)との闘いでもある。
レンズ性能なんてのは、本当に難しい問題もあって、高いレンズは綺麗な写りになるのはわかるけど、旧いレンズを使うと「味」が出るという矛盾したことも出てくる。結局、数こなして「腕」をあげるしかないようだ。
困ること4
炎天下では液晶画面が見えない。
OM-Dはアイレベルファインダーがあって、それを覗くとそれなりに画面が見える。ピントの確認それなりにできる。カメラを体から離して撮ることもできる(炎天下では見えにくいけど、昔のカメラより随分よくなった)。
困ること5
紙で見るの?画面で見るの?
デジカメはついつい「画面」で見るものと思いがちだけど、今更だけど「紙」に焼く、撮った写真を遠くの知人に贈っておく、そんなことが必要な時代なのかもしれない。クラウドに置くというのも写真の分散保管として価値はあるけど、紙なら何らかの方法で「復旧」できることも実証されているわけだし。
困ること6
カメラは撮る楽しみと、見る楽しみ、撮られる楽しみはあるのか?
案外、忘れているのが「どう見て楽しむか」ということかもしれない。
案外、この物語は忘れられている。
昔、木村祐一がそんな漫談をやっていたけど。
写真の楽しみ
写真は瞬間で「記憶を定着」させることが楽しみなんだと思う。
その記憶の定着手段として、カメラ・レンズを組み合わせる。
画角・被写界深度・シャッターピード・カラーバランス・画素数
この最適化が光画術のスキルであり、この技術を駆使して作画することが目的なんだと思う。このパラメーターを操る楽しみを持てるのか。
上のバランスをとるために、どのカメラを使うのか、どのレンズを選択するのか、組み合わせは無限である。自分ならではの組み合わせを作ることが「光画術師」としての道なのかもしれない。
追記:
で、なんでOM-Dなのか・・・・。
私は何の写真を撮るつもりでカメラを使うのか。
別に、飲み会で知り合いの写真を撮るとか、記念写真を撮るなんてことなら、しっかりた写真を撮るのなら専門家に頼む(べき)だし、そんなカメラ買っても一生でモトをとれるはずはない。カメラも価値の減少は激しい高級耐久消費財となってしまったから、プロ機材とて同じだろう。
写真館で写真を撮るっていっても、1回3万円もあれば事足りる。20年くらいは年に1回撮ってもモトがとれるわけだ。
旅の記念写真を普通に撮るのなら、普通のカメラで充分。3万円も出せば成功率90%くらいの、キャビネサイズに引き延ばすくらいに最適なカメラが手に入る。写真データの入っているメモリーカードを持ってビックカメラのプリンターに持ち込めばOKだ。なんなら、今ある携帯カメラでも充分かもしれない。
しかし、
もし、彼女とデートして東尋坊の絶壁で船越英一郎ごっこをやってみる、日本のドーバー屏風ヶ浦の絶景を綺麗に撮りたいと思ったら・・・。夜の金沢の街並みをしっとりした感じで撮りたい。せっかく泊まった京都の町屋づくりの旅館の床の間を綺麗に撮りたいと思ったら・・・。9月の連休に高麗の曼珠沙華畑を撮ってみたいと思ったら・・・。そんなときに10万円のカメラの意味があるんだろう。
OMーDが他のカメラと何が違うのか、再度おさらいをしてみると。
キヤノンEOSよりもレンズが小さいものが多い。性能は違うのか、同じなのか、多分B1サイズみたいな巨大写真に引き延ばすことはないから、差はないだろう。キヤノンやニコンのレンズは「高い」「重い」・・・。しかも、今持っているわけではないから他社のレンズとかはどうでもいいのだ。
いや、まてよ、昔買った、キヤノンAE-1のレンズがあったはず・・・ニコンFMのレンズが・・・コンタックスのツァイスレンズがあった・・・。使う気になれば、そんなレンズは4/3マウントなら使えないこともない。しかも、手ぶれ補正は機能する。ピントは手で合わせるけど、できないことはない。
画角が昔のカメラと違うけど、別に昔のカメラに慣れ親しんでいる訳ではないから、あまり細かいことこだわってもしかたない。キヤノンEOS5Dを3台買える値段なわけだし、重さは半分くらいだし・・・。
ひょっとしたら、レンズにこだわりを持ちたい・・・。そんなときが来たらどうしよう。
そんなことを思ったら、あった・・・。ライカレンズがパナソニックから出ている。25ミリF1.4、ズミルクス。45ミリマクロエルマー・・・。なるほど人を撮るのや花を撮るにはいいレンズみたいた。値段も5万円・・・・買えない値段ではない。キヤノンのレンズとかLレンズとかいうのは10万・20万当たり前だから。
なんて悩んでいても、
実は電子機器だから一生使うことはなさそうだし、
5年もしたら陳腐化しちゃうんだろう。
今、なんか惹かれる形があったら、それかっちゃえばいいんだろうなっていうのが結論だったりする。
実際、OM-D E-M5を使って思ったこと・・・。
デジカメを使う上での難しさがあって、
大きく分けて3つの問題と対応策がある。
課題1
フィルムカメラとは別もの・・・。
フィルムとカメラが別に購入出来た時代とデジカメ全盛の時代の違いに戸惑う人は今更いないんだろうけど・・・。デジカメの場合、フィルム+カメラがカメラで実現できること。フィルム時代にはカメラとフィルムは別に購入できた(当たり前だけど)
課題2
デジカメで残したいことは何なのか?
やっぱり、撮りたいものは何なのか?
課題3
自分の思いをカメラに仕込むことは可能なのか?
何百とある設定をどう仕込むのか。
フィルム一眼レフカメラ、いや、デジタル一眼レフカメラでもあるんだろうけど、自分はどの程度の「ピントのボケ」を見せたいのか、どの程度の明度の差を光画(もしくは描写)したいのか、画角による遠近感、被写界深度、明度差は一体どのような最適化をしたいのか、いや、カメラ任せでいいのか。
課題1に対する対応策
撮像素子のサイズはやっぱり大きな差である。
4/3カメラは35ミリ一眼レフの半分・・・。つまり、今まで慣れた焦点距離の2倍である。APSサイズというのは1.5倍・・・つまり、50ミリレンズは75ミリ相当の画角に狭くなってしまう。
本当に写真で表現使用とする人であれば、安易にズームレンズは使わないのは当然で、自分の慣れた画角にこだわるハズだから、3倍ズーム程度なら3歩前に、3歩下がって撮れば同等の効果があることは分かっているわけである。
ズームレンズを使って写真を巧くなるっていうことはあり得ない。使い続けている写真巧者ということは「100%あり得ない」ので、まずは、これぞ・・・というお気に入りレンズを1本買う必要がある。4/3の場合には「ライカブランド」のレンズがパナソニックから出ている。ズミルクス25ミリ、マクロエルマリート45ミリというすっごいレンズがある(しかもそんなに高くない)。
このレンズの巧者となって撮像獅子の不利さを覆すことは結構簡単な道かもしれない。
課題2に対する対応策
このカメラ(OM-D E-M5)で何ができる?
街中のスナップとして25ミリ、ズミルクス・・・。F1.4という至高の明るいレンズは昼から夜まで万能のレンズである。しかも開放で撮れば、最高のボケも得られる。
欠点は広角レンズではないので、街歩きには12ミリみたいなレンズがいいんだろうけど・・・。7万円・・・まだ買うことはない。
花とか撮るにはマクロレンズが必要で、そんなレンズとしてマクロ得るマリーと45ミリは最適・・・・。1:1サイズまで近接撮影ができるってことが保美、不可能がないといっても過言ではない。
運動会を撮りたい、旅行先での記念写真を撮りたい、飲み会でのスナップ写真が撮りたい・・・。そんなときにOM-D E-M5を使う必要があるのかどうかは謎だ。充分に小さいカメラで、ズームもそれなりにあるし、ストロボも付く。けど、もっと気軽なカメラの方がいいのかもしれない。
課題3に対すル対応策
設定が難しい・・・。
難しいのは問題ではなくて、
例えば、色温度の設定を変えなきゃとか、ISO感度を変えたいとか、測光方式を変えたいとか、オートフォーカスを変えたいとか、そういうことを自分の思うままに調整するのは難しい。しかもJPEGで撮るのではなくて、RAWデータで撮って後で現像のときにその設定をいじろうとなると難しさは倍増する。
カメラ任せでうまくいく可能性はどれくらいなんだろうか・・・。少なくとも、私はスポット測光で、フォーカスエリアも自分の思うところに合わせない限り、写真は見られたような絵にはならないんだけど、そんな心配はないのだろうか?
いっそ、マニュアルフォーカス、マニュアル露出、ISOも自分で合わせて、ダイナミックレンジの調整も自分でやって・・・。その方が写真を撮るのは確実かつ、満足いく結果になるのではないか?という疑惑はある。そいういうことを自動化してくれないことには「写真は撮らない」という方に対してのカメラと、自分の思いを確実に表現できる道具のカメラとでは、全てにおいて別物なのではないか?
どっちがいい・・・。
10万円で自分で設定するカメラを買いたいというのは私がひねくれているからであろうが・・・。そんなデジカメがないってブツブツ言っていたけど、実はフィルムカメラ(マニュアルフォーカスのカメラ)で、フィルムスキャンをしたらいいだけなのかもしれない。
そんなカメラに似たカメラとは・・・。
大地の芸術祭2012
http://owada.sakura.ne.jp/art2012/files/110932536f66567df3e972d1b7a40c6d-32.html
3年前に訪問して以来、2度目の富山訪問
大地の芸術祭2009
OM-D E-M5
カメラは何のために買うのか?
夏の富山
http://www.freeml.com/wefree/origin/hello/
集めてあるものはおいていおいて、
妖怪談義
こちらに夕方にあぜ道を歩いている時に妖怪に襲われる話がある。
この話を学生時代に読んだ記憶があったんだけど、柳田国男の何の本かわからなかった。以来、20年近く柳田国男の何かの本ってことにしていた・・・。2004年頃にその話を、当時いた出版社の編集者に言ったら、翌日「これですよね」と持ってきてくれた。
ちなみに、88年にNTTに入社したときにびっくりしたことがある。NTTの電話局の人は電話をするときに「もっしー」と言う。「もしもし」とは言わない・・・「妖怪?!」。ということになる。恐ろしや。
高山本線(高山→富山)
http://en.wikipedia.org/wiki/Babylonian_Map_of_the_World
可視化から情報デザインへ
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Minard.png
解説はこれを読めってことで
http://www.wiley.co.jp/blog/pse/?p=7647
もしもし
どうすごいかというと、目に見えない放射線量を可視化している。なんか実感がある。
可視化したのに実感のないものに変換するってことがよくあるが、これはお見事。
可視化の本当の始まり?
ダウンロードにも結構時間かかったけど、インストールもなんか分からないうちに終わったのかどうなのか・・・。再起動もしてからインストール開始して、再度再起動して・・・。再起動できずにくるくるまわったままだった。強引に電源を切って再起動したら無事立ち上がったけど、これでダメだったら大変なことになっていた。
なんか次々と色々なものが入っているようだけど、あまり操作性は変わらない。
アップデートして3日目になって、
再度アップデートがかかった。
気がつくとBluetoothが「使用不可」になっている。
私はiPhoneのSIMFree版をドコモ回線で使っていて、テザリングを愛用しているので、
これだとちょっと困る。Wifiでもいいんだけど、他の人に回線を開放するような寛容さは
普段は持ち合わせていない。
てなことで困ったと思って調べてみると、よくあることらしいけど、MacOS10.8、MBA
でのトラブル事例では見つからない。
再起動
command + option + p + r
でEPRAMをクリアするというおまじないで無事復活。
困った人にこれが見つかりますように。
可視化の始まり
可視化の最高傑作
可視化
世田谷美術館
http://www.setagayaartmuseum.or.jp
2012年7月14日〜9月1日
うっかり高松でみた。
http://owada.sakura.ne.jp/art2012/files/5f966e03269e5fe5bf5872c81534ea50-19.html
MacOS10.8とbluetooth
タイトルからして「東京物語」と関係あるのか?「ヒロシマノート」と関係あるのか?
ミュージアムで芝居をやるなんていう洒落たことは「オフミュージアム」ならぬ「オフシアター」なんだけど、オフシアターというのは、ちょっと違う意味合いになってしまう。
ミュージアムで映画「東京物語」にインスパイアされた「ミュージアムにくる人々の群像劇」ということになると「グランドホテル」形式ってことになって、これまた映画にオリジナルがあるわけだけど、確かに、展覧会場なんかでは色々な人生が交錯していて、来館者を見るだけでも充分に楽しめる。
そっか、
この作品に「展覧会の絵」でも流れていたら・・・
私のブログのグランドスラムだったわけだ。
でも、この作品に似合うのは、マーラーかもしれないなぁ。他の曲では「明るすぎる」し「暗すぎる」そんな感じがする。
実際には、何流してもそれなりに似合ってしまうのが音楽の怖いところ。
高山
夏におかゆ?というかもしれないけど、
ビッグコミックスピリッツの「おかゆネコ」もあるので、
http://oh-news.net/comic/?p=52596
ちょっとしたマイブーム状態である。
とビール2本で6千円弱(2名の料金)。
元気なら「梅蘭本店」っていう手もあるし、景徳鎮の麻婆豆腐に闘いを挑むってのも格好いい。
高山本線(岐阜→高山)
初めて落語会なるものに行った
なんで行ったかというと「テレビCM」で見かけたから。
(多分、SAKUSAKUの前の番組)
桂雀々(枝雀の愛弟子)みたいな感じで、なんとなく桂枝雀をしのべるようなそんな感じがしてだった。
二人会ってことで、もう一人は三遊亭好楽・・・この人は確か、鬼子母神の辺で娘さんがお店やっているってのを何かで見た覚えがあるそんな程度で、笑点に出ているというとやっぱり落語家としての知名度は抜群だ。
なるほど、
座布団めくりをやる前座さんが小ネタやって「十徳」なるもの。
好楽師匠が一つ・・・医者に関する話でそのまま終わった。
そして、雀々師匠が登場した・・・
壮絶な落語家の仕事の話(自分の体験談らしく「台湾の人の観光バスに10時間同乗するというすごい仕事)で、10時間食べ物の物まねを・・・という話から、「手水回し」に。枝雀落語ってこうだったなぁ・・・と懐かしさを感じながら、中入り。中入り後には、雀々師匠の義理の兄のざこば師匠の居酒屋ネタから、「田楽喰い」、身振り手振りと怒濤の言い回しに大満足。
そして、
好楽師匠がトリをつとめて終わり・・・「一眼国」という演目らしい。
なんか、香具師が一つ目の子を捕まえにいって・・・という話。ネタとしてはありそうな話なんだけど、有名な演目なのかどうかはわからない。
落語っていうのはオトクな演芸であることは間違いない。
何がオトクかというと、興業主にとってということなんだけど。
世田谷美術館
おかゆ
中島悟が越前を旅した番組で
殿様料理の再現(5の膳まであって10500円は納得)
http://web.travel.rakuten.co.jp/PLAN/39289/264120
おろしそば
どこのお店かわからなかったんだけど
おろし汁と出汁・かえしで作ったのはなんとも旨そうだった。
昔、そばってのは「おろし汁」で食べたっていうはなしをきいたことあるから。
これは体験しておくべきなんだと思った。
南アルプスバスの旅
http://www.minamialps-net.jp/index.html
高校時代にはまだ高いところにもそれなりに行くことができて、山登りなんかもしたんだけど、その頃にはいつかは「南アルプス」なんて思っていた。だんだん高いところが苦手になってきて、いまでは絶対無理だろうし。
歩いて行く気力体力はないけど、バス路線が案外充実しているようだ(本数はめちゃ少ないけど)。
綺麗な地図を作ってくれている人がいた。
無断転載します。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~yohnishi/s-alps/Info_route/info_bus.htm
船の旅
意外な旅情を味わうものとして「船旅」があることに気がついた
大阪南港→東予・新居浜・別府
大阪南港カーフェリー http://www.osaka-ferry.net/
大阪→宮崎
宮崎カーフェリー http://www.miyazakicarferry.com/02_schedule/index.html
神戸→高松
ジャンボフェリー http://www.ferry.co.jp/index2.htm
舞鶴・敦賀→小樽・苫小牧
新日本海フェリー http://www.snf.jp/
新潟→小樽
新日本海フェリー http://www.snf.jp/searoute/turuga_niigata.html
敦賀→新潟→秋田→苫小牧
新日本海フェリー http://www.snf.jp/searoute/turuga_niigata.html
青森→函館
青函フェリー http://www.seikan-ferry.co.jp/index2.html
八戸→苫小牧
川崎近海汽船 http://www.silverferry.jp/
大洗→苫小牧
商船三井 http://www.silverferry.jp/
東京→志布志・沖縄
Aライン http://www.aline-ferry.com/
船便はまだまだあるようだ。
日本旅客船協会 http://www.jships.or.jp/index.php
夜行列車の旅
旅に出るには「夜行列車」に限る。
初めて乗った夜行列車は寝台特急「みずほ」だった。その帰り道に、長崎から大阪まで「かもめ」に乗ったんだと思う。で、寝台急行「銀河」を大阪から乗った。
その次に乗ったのは寝台特急「さくら」そして夜行急行「雲仙」で長崎から大阪に。初めて乗った新幹線はその乗り継ぎで10歳の時だった。
夜行急行で上野から郡山まで行ったのもその頃だった。
初めて一人旅をしたのは小学校6年の時で臨時急行「銀河」に乗って京都に行った。
中学校2年が「大垣夜行」初体験だったハズ。
東京→名古屋→奈良→京都→岐阜→中津川→塩尻→新宿
高校1年には夜行列車で上野から白河まで。
大学時代になると「大垣夜行」臨時急行「銀河」は旅行の定番だった。
(寝台列車は高根の花だった)
1988年には急行「八甲田」「宗谷」「大雪」「まりも」「十和田」を乗り継いで北海道を旅した。
社会人になってもしばらくは「大垣夜行」「ドリーム号」のお世話になった。
一度下関まで「あさかぜ」個室に乗って旅したのはなんともまぁ贅沢な話だけど、特に印象が深いわけでもない。
仕事でサッポロに行って、具合悪くなって「北斗星」で帰ったことがあるけど、具合悪かったから記憶にない。
妻の実家の法事の帰りに寝台列車で帰ったこともあるけど、これは深酒のせいで乗った記憶がない。
奈良に住んでいる時代には「きたぐに」「だいせん」「ムーンライト九州」「能登」なんかにも乗った。
東京に行くのは「サンライズ」「出雲」「銀河」が定番になった。帰りが金曜日なら「ドリーム号」で伊良湖・彦根・五條・鳥羽なんかに旅をしたりした。帰りには東京からドリーム号に乗って京都に着いてから京都タワー下の銭湯で一っ風呂あびて、第一旭のラーメンを食して会社なんてことは何回やったことか。
今、そんな中で、2012年、夜汽車の楽しみは
「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」「あけぼの」「はまなす」「北斗星」しかないのは残念。
臨時列車の「きたぐに」「能登」「ムーンライト」「日本海」はまず乗ることは不可能だろう。
「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」は別格だし。
もう、二度と日本では夜汽車の旅の味を堪能することはできないのは無念。
で、高松へはもっぱらサンライズに乗ることに。
香川への旅
朝方に見える瀬戸大橋を渡る景色
高松に着いてとりあえず「うどん」駅のうどんもいいけど、駅を出てもうどん屋はそこそこある。
風呂に入りたいってので、ここんとこ定番になった「スーパー銭湯」はこと電に乗っていく。
仏生山で降りてタクシーで1000円くらい。頑張れば歩ける。
高松クレーターの湯「きららの湯」
琴電で知ったのは、ベンチに座布団があること
高松市街地には座布団はない。
高松には不思議な看板がある。道に大きくはみだしている。
ドビュッシー
そもそも、なんでオペラなのか?
謎だらけの出来事であった。
その準備の最中にも、ICCでは企画展ができないかという構想話はあったりしたので、坂本さんに何度かお会いするチャンスはあった。でも、やっぱりなんで「オペラ」?という疑念は消えなかった。
観終わってみると、要するに20世紀はドビュッシーの時代だってことか?!という感想だけが残った。いや、音楽はドビュッシーっぽいものばかりで、そこから派生したであろう音楽の変遷がモザイク状にちりばめられているそんな感じだったのだ。
私にとってドビュッシーというのはそんなに位台な作曲家という意識もなく、ただ、坂本龍一にとってそいういうことなんだ程度のものだった。が、生誕150年という2012年になって、というこの日経新聞の記事を読んでびっくりした。なるほど、そうだったんだ。何がそうだったかというと・・・。
https://www.evernote.com/shard/s118/sh/93d0f23b-0fe2-45d5-bb45-54070db582b7/7d186031fc621813b6a51ea774e949da
季刊InterCommunication記事(椹木野衣)
http://www.ntticc.or.jp/pub/ic_mag/ic031/html/136.html
松本市
2時間くらい松本を散歩した
まつもと市民芸術館で「The Bee」を見たついでに。
http://owada.sakura.ne.jp/play2012/files/27b2e2a40e199da468335eaf8277378a-26.html
鶏肉
(たまたま、6月に長野の「山賊焼き」、丸亀の「骨付き鶏」を食べてびっくりしたから)
http://pinqa.com/topics/5522
山賊焼ってのはこんな感じ
私が食べたのは「まつもと市民芸術館」で。
スーパーメディアトレーニング
メディア慣れはしておいたほうがいい。
記者会見の仕方・・・
広報室とか記者クラブを持っている会社なんてそうそうないわけで。
なるほど、そんなことを「指南」する会社があるようだ。
メディアトレーニング・・・今の時代メディア=マスメディアなのか?という突っ込みはおいておいて
メディアトレーニング
という不思議な単語の存在を知った。
これはなかなかなぁ。
タイトルには「スーパーメディアトレーニング」としてみた。
当然、一位になった。
新しいことばを作る。流行らせる。
これさえできれば無敵なんだなぁとつくづく感じた。
東京から香川に
①飛行機
②新幹線+マリンライナー
③サンライズ瀬戸
④三宮まで新幹線そこからバス
⑤三宮まで新幹線そこからフェリー
なんと、大阪ー高松1700円〜なのだ。
http://www.ferry.co.jp/index2.htm
次回は多分、せとうち芸術祭だと思うけど、⑤ルートで行きたい。
ちなみに、高松に行ったのは3回目だが、往路は3回ともサンライズである。
まだ、2人個室、A個室は乗ったことがない。
発作的に訪ねた猪熊弦一郎現代美術館
猪熊弦一郎現代美術館
タブレットの意味
タブレットのサイズってのはどういう歴史があるのか
http://www.mif-design.com/blog/2010/12/27-072355.php
ソニーのタブレットはこんなことを言っている
http://kumadigital.livedoor.biz/archives/51935162.html
さて
タブレットってのは旧約聖書において「モーゼの十戒」が刻まれたものを「The Tablet」と言うらしく、特別なものなようだ
携帯にストラップを付ける「根付け」文化とか、和歌をやりとりする平安貴族文化がSMSのルーツだと言うような、そんなことなのか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88
タブレットPCの歴史はこれ
http://www.kogures.com/hitoshi/history/pc-tablet/index.html
そんな両社の関係を記したビデオがモトローラのこれ
http://youtu.be/3qKp5Ry87Qc
こんな評判だったようだ
http://news.mynavi.jp/news/2010/12/21/017/index.html
なるほど、タブレットってことについて妻が欧米独特の・・・と言っていた、言っている意味がわからなかった。
どうやら中沢新一と内田樹の「日本の文脈」によるものらしく
http://d.hatena.ne.jp/shins2m/20120502/1335884528
などに書いてある
練馬散歩
http://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_price.html
25g未満かどうか、持てばわかるってのはちょっとした技なのか?
24gの封筒を25g未満と断言できた。
長塚圭史の演出
ということにして、何なのかちょっと考えてみることにする。
浮標が最も顕著なものだったと記憶しているが、
長塚圭史の舞台には時に、出演者が舞台から消えずに、舞台上手・下手の椅子に座って舞台を観ているというという不思議な演出がある。
なんでそういうことをやるのか?
観客にとって?
演じ手にとって?
演出家にとって?
明るい部屋
「明るい部屋」
高谷史郎/ダムタイプ
12月7日(金)19:00
8日(土)14:00/18:00
9日(日)15:00
新国立劇場ダンス公演初登場
2012年9月9日一般発売
http://www.nntt.jac.go.jp/dance/20000629_dance.html
セット券は既に発売になっている
「20世紀少年少女唱歌集」
椿組2012年度夏・花園神社野外劇
7月13日〜23日 7時開演
花園神社境内特設ステージ
2012年5月30日13時前売り開始
http://homepage2.nifty.com/tubakigumi/20seiki.ohudishon.html
10年後の教室
10年後の教室
講義がなくなると
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20120518/1049903/
なるほど、
教科書を作るってことに躍起にならなくてもいいんだ。
ホイス
ホイスとは・・・酒場放浪記で発見
ホイス原液に焼酎と炭酸を入れたものらしい。
ホッピーとどうちがうのか?
一度呑んでみたい。
Cran.md.tsukuba.ac.jp
どうやら、高根の花のウィスキーをもじった健康飲料
個人への販売はしない幻の飲料らしい。
http://item.rakuten.co.jp/katidoki/10005050/
写真術
シートベルト
テレビで古い自動車が出てきた。
この自動車にはシートベルトがついていなかった。
ついていないのは「問題ない」と言っていた。
Wikipediaによると
なるほど・・・
問題ないのか?あるのか?わからない。
水と土の芸術祭
開港都市にいがた 水と土の芸術祭
http://www.mizu-tsuchi.jp/
7/14〜12/24
新潟市万代嶋 旧水揚場ほか新潟市内各地
越後妻有トリエンナーレと同じ時期に開催している
大体、越後妻利トリエンナーレに行って、で疲れ切って行く機会を失っていた。
今年はなんとか行きたい。
びわ湖ビエンナーレ
2012年びわ湖ビエンナーレ
http://www.energyfield.org/
今まで見たビエンナーレは数多いが最も完成度の高いビエンナーレだと感じた。
前回まではビエンナーレといいながら3年に1回やっていたというのは秘密。今回から隔年開催となっている。
ひとことで言うと「もてなしの心」に感動
2010年の模様はこちら
越後妻有トリエンナーレ
大地の芸術祭
そして、日本に「ビエンナーレ・トリエンナーレ」を定着させた最大の功労者
今年もいかねばならない。
出来れば2泊3日、3泊4日あれば悔いない探訪が可能だと思う。
慣れた自動車での探訪が一番のお勧め。小型自動車のレンタカーもあり。
私はここ2回はシトロエン2cvで修行している。
宿は早めに予約しないと泊まるのが難しい。
会期:2012年7月29日〜9月17日(月・祝)
http://www.echigo-tsumari.jp/
2009年の模様
2006年の模様
ビエンナーレ/トリエンナーレ
「西宮船坂ビエンナーレ2012」http://funasaka-art.com/
なんといっても西宮からこんな近くにこんな田舎があったというのが私にとっては驚異だったのが2010年。
既にイベントなどは着々と進んでいるようだが、
2011年9月16日(金)-10月1日(土)展示・交流期間
とか
2012年3月31日(土)-4月30日(月)
A as A Project 2012 in Guangzhou China-Japan Contemporary Art Exhibition vol.1 “relationship”
A as A Project 2012 in 広州 ~日中現代美術交流展 vol.1 「絆」
なんていうものが既に行われたりしていたようだ。
会期は
10月23日〜11月25日
ただし、11月23日はお祭りのためにお休みということだ
2010年の模様を撮ってきた記録があるそれはこちら↓
ランキング
日本人は本当にランキングが好きだ。
いや、日本人に限ったことではないのかもしれないけど。
「東京でするべき88のこと」
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/1962
「外国人がえらんだ日本の観光地10」
http://placelists.jp/list/4fb33ec80608033355000000
jubatus
Jubatusについての批評があった
http://d.hatena.ne.jp/okachimachiorz/20111112/1321060843
いや、そもそもJubatusって何?
http://jubat.us/
比較するともう少しなんだかわかりそう。
Apache Mahout
http://www.ibm.com/developerworks/jp/java/library/j-mahout/
フムフム。
江古田新聴
江古田新聞ならぬ江古田新聴
http://ameblo.jp/ekoda-shinncho/
どうやら年に4回くらい宅配されていた(る)らしい。
今まで、気がつかなかった・・・。
14000部も印刷されているようだ。
なんかうれしくなった。
こんな(ものが刊行されている)街に住めて光栄だ
数学で犯罪を解決する
numb3ers(ナンバーズ)
ビッグデータを使うために
世田谷散歩
世田谷のも民家が残っているのを知った
http://www.asahi-net.or.jp/~cn3h-kkc/shiro/daikan.htm
水道タンク
水道タンクに憧れる
駒沢給水塔
なかなか絶妙な風景に出会うのは難しい
http://setagaya.kir.jp/koma-q/
東北巡礼
ピザのお店
平日の夕方のニュースはニュースなのかバラエティなのか分からない。
いいなと思ったピザ屋さん
評判良さそうな、環境が9割かもしれないけど、新鮮な食材で焼くピザ
村のピザ屋 カンパーニャ
ピザで思い出したお店は他にもあった・・・
10年以上前に「小豆島」に旅したときに、播州赤穂のピザを食べた。
焼きたてだとかなり巧い感じ
さくらぐみ
豊島園(ゆうえんちではなくて地名)にある
ピッツェリア・ダ・アオキ・タッポスト
ランチに2回、うち1回は無事お店に入れて食べられたけどピザはやっていなくて食べられなかった。
石窯があるピザ屋さん。
その後3回ばかり行ったのに入れず(涙)
1回は予約しようとしたけどダメだった。
平日は混んでいないってことなんだけど、土日は子ども連れが多いと言っていた。
豊島園駅前にも姉妹店がある。そっちは電気窯。
松岡正剛
酒場放浪記
吉田類の酒場放浪記
自由が丘のうなぎ屋「ほさかや」
ちょっとすごいかもしれない。
http://w3.bs-tbs.co.jp/sakaba/shop/361.html
併せて紹介されていたアイリッシュバー「オ・カロランズ」メープル通りにある
http://r.gnavi.co.jp/g604700/map/#figure
太陽にほえろと中村橋
「おふっ、」
BSプレミアムで変な番組をみつけた。
残り15分しか見れなかったけど、
水野美紀が「佐賀」にはまっているのをどこかで見たことがある。
「おふっ、」
なかなか・・・。
でもここ数年は東北に旅することに決めたから。
かみのやおま温泉
かみのやま温泉
http://kaminoyama-spa.com/
「かみのやま」というと
ニッポン国古屋敷村(その探訪映像があるのに感動)
斎藤茂吉記念館(もっとも短歌は全然わからない)
を思い出す
玉川上水の新緑
奈良で買うならこちらで買えるようだ。
ポロック展
ジャクソンポロック展
http://pollock100.com/
2012年5月6日まで東京国立近代美術館
これは必見
ポロックへの思い・展評はこちら
不明
同期と2回も呑みに行った。
昔の職場にイヴェントの提案に行った。
一つ忘れていたことがあって
「メディアとは何か」ということを考え続けているのが多分、私の人生なんだと思う。
メディアとは何か・・・
「ことば」
とか
「のろし」
とか
「活版印刷技術」
とか色々あるんだろうけど、つまりそれ(メディア)とは何なのか。
話はとんで(メディアの考えは最後にまとめておく)、最近、やろうと心に決めておきながら難しいことが一つある。
それは、「東北の文化」を集めて・広めるということをやろうと思い立ったことの具体的実践方法だった。
日経新聞3月木曜日夕刊に連載された赤坂憲雄先生の「東北学への誘い」これをやろうとして、旅を思い立って、いざ行こうとすると、「金木(太宰)」「遠野(柳田)」「花巻(宮澤)」というところくらいしか思いつかない。大自然に感動して帰ってくるのも勿論いいのだけど、いや、そんなものではなくて、東北の文化というものがもっと視覚的に表現できる何かがあるのではないのか?・・・まだ見つからないことに気がついた。
これは仏教的「テキスト」化された文化と神道的「オーラル」な文化の違いなのかもしれないし、単に「知らないだけ」ということもあるかもしれない。一歩一歩踏み出して、歩みをとめてじっくり観察することから始まるのかもしれない。東北はそういう意味でとてつもなく大きい。
関西というものに興味が沸くと、仏教に興味が沸く(というか、日本の文化は仏教との関係から教わることが多く、神道に関わる教育は戦後はなされていないのではないのか?このことは、東北の理解を阻んでいる原因なのかもしれない)。仏教の歴史は、下記のステージに分けて考えることができる。
(1)仏教伝来
(2)奈良仏教
(3)日本の仏教の始まり(天台宗と真言宗)
(4)鎌倉仏教(生活に入り込んだ仏教)
(5)廃仏毀釈
(6)太平洋戦争と仏教
で、話は元に戻って、メディアとは何なのか?
「門外不出」の真言宗の密教の伝法はメディアとしてどのような意義があるのだろうか。
「日本仏教を総合化した天台宗」はその後日本に浄土宗・浄土真宗・時宗・日蓮宗・臨済宗・曹洞宗なる新仏教を輩出した。この中の禅宗には興味深い「手法」があることに気がつく。仏教では「成仏」するための手段として「他力本願」と「自力本願」の2つがある。他力とは「仏」の力でという意味であって「他人任せ」みたいなものとはそもそも意味が違う。で、この自力本願をするために「禅」をする。これが禅宗の教えであるわけだ。
「専修念仏」ということばがまさにこれを体現したものであり、ひたすら座禅を組む。これが曹洞宗の厳しい教えである所以だろう。もっとも、曹洞宗もそれなりに広まっているのだから単に厳しいだけのものではない[惹かれる何か」があることは確かだ。一方の臨済宗には「公案」なる手法がある。つまり「禅問答」のことである。対話の中から自分が悟りをひらくためのあれやこれやが見えてくるということのようだ。曹洞宗では禅問答を否定していないようだが、あまりやらないようだ。そこで他の鎌倉仏教をみても、その成仏するための手法になんと多様な方法を編み出したことか。
まさに、現代のマルチメディアの原型はここにあったといってもいい。
さらにその日本仏教の歴史とは一線を画している「密教」なるものがどのようなことをやっていたのか、高野山に行って護摩行を見学してみると更に意外なこと、色々なことが分かってくる。あの大きな炎と重低音のお経、あの技法をもってすれば瞬時に帰依することは間違いない。土木技術に長けて、灌漑・井戸掘りあれだけのことをやった空海伝説にはそれは圧倒されたことは間違いない。真言密教なるものがなぜ密教であったかもなんとなく理解できてきた。
真言宗と修験道は随分似ているところがあって、神道とも共通するところが多々あるということは聞いたことがある。その、東北の文化が関西に比べて「見つけづらい」ことと関係があるのではないかと思うに至った。
神社の基本とは(本来は)「社」を持たない。経典がないに特徴があって、自然と先祖を崇拝することで現在の生き方に「秩序」と「規範」を持って生きることなのかというように考えるようになった。いわゆる(日本に伝わった)仏教と比較すると分かりやすいのだろうけど、経典というところで記述可能なものとは明らかにアプローチ・理解の方向が異なっているようだ。
東北の文化というものが乱暴に言ってしまうとその「神道的」な伝承がなされているような気がしてならない。
すると、東北の文化というものをどのように記録してどのように広めるのか。今までの「テキスト」による記述・伝承ではない何かによることになるはずである。まさに、マルチメディアのなせる技を駆使する必要があるのだろう。
クリムト
クリムトイヤー2012がウィーンで開催されている。
オーストリアは頑張っている。
http://www.austria.info/jp/home/gustav_klimt2012-1582854.html
日曜美術館で横尾忠則が解説をしている中で
「デモニッシュ」という表現をした。
???
検索したところ「デモ・・・」で出てきた。まさかね。
demonism
diminish
区別がつかないというか、勘違いすると全然意味が違う(笑)
砂丘
「砂漠」というのは気候上の問題でそのようになるわけだけど、砂丘は鳥取砂丘とか浜中砂丘とか下北砂丘とか、海岸沿いにあるものだと思っていた。
河畔砂丘に関する研究
http://bc3456de.sakura.ne.jp/231.pdf
書記長とは
国家というものは「前の時代の歴史を記録」することが最大の使命であり、存在意義である。
その歴史を記述することこそが権力である。
だから書記長が最高権力者である。
(そう言っていたのは「中学の社会科」の先生だった、35年ばかりそうだと思い込んでいた)
今、調べてみると・・・。
Wikipediaによると書記長とはちょっと意味が違う。
http://ja.wikipedia.org/wiki/書記長
そもそも、元のことばは英語だったはずで、
http://ejje.weblio.jp/content/secretary
かくも「訳語」というのは誤解を生むようだ。
そういえば、変なことばだなというものに、
「国」ということばもある。
日本の「国」と外国の「国」では意味が違うのは明らかだけど使い場所で意味が違う。
逆に、「戦争」「役」「乱」なんかは時代と細かい差異で使い分けている。
日本だと牛は牛だけど、欧米では牛は細かく分類されている。
アメリカでは「雪」は雪だけど、日本では随分沢山の種類があるらしい。
ことばとはかくも「区別する」ためにあるもので、どうでもいいところで「表現」はしないということなんだろう。
二十四節気
気象協会が21世紀の二十四節気をつくろうとしているのは本気なのか、どういうことなのか
二十四節気
http://www.evernote.com/shard/s118/sh/29ac7ad7-bc89-4bf6-befb-e80696859218/8d5a0dc01b65f96cae73eae29085ea6e
なるほど、この季節感は中国のもので日本の実態とは合わないことも多かったそうな。
そんな季節のズレ感は始まったころからあったようで、そんなことは構いなしに季節感を唄っていたようだ。
なるほど
七十二候なるものもあるようだ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%80%99
CMのロケ地
金麦なる飲み物を買うことはないけど、
このCMはすごい。
http://www.suntory.co.jp/beer/kinmugioff/advertisement.html
どこなんだろうと気になる人が多いと思うけど、ちゃんと教えてくれる人がいるのはすごい。ありがたいものだ。
沖永良部島田皆岬
http://turtle55.amamin.jp/e210758.html
3大「桜」
なんで見られないかというと、開花情報がうまく把握できないこと。
福島の三春滝桜
http://tenki.jp/sakura/point-151.html
根尾谷の淡墨桜
http://www.city.motosu.lg.jp/sight/usuzumi/kaika/
高遠の桜
http://massya.com/sakura-top.htm
吉野の桜
http://www.sakura.yoshino.jp/
淡墨桜はつぼみの時に行ったことがある。
吉野の桜は奥千本の散り際に行ったことがある。
残念ながら今年もタイミングを逸したみたいだ。関東なら日帰りで満足いくけど、遠方だとあれこれタイミングを考えると難しい。そのうち、自分で撮った写真に差し替えられる時がくることを願っている。
桜台
六根清浄
眼根(視覚)
耳根(聴覚)
鼻根(嗅覚)
舌根(味覚)
身根(触覚)
意根(意識)
どっこいしょの語源という説があるそうな。
富士講の富士山登山のときに「ろっこんしんじょう」と唱えながら登っていたそうな。
カメラ
ガッカリするボディの作り(なんかおもちゃみたい)。なんとも残念なくらいのカメラの完成度。
ISO感度は100〜400、そして、400で撮った日にはノイズがひどくて使えたものではない。
しかし、そのカメラがISO100で撮った写真の作り出す絵のすばらしさといったら半端じゃない。
(もちろん、写真はJPEGで撮るなんてそんなものはなくて、RAWデータをPCで現像するという素晴らしい仕様、素晴らしいってのは皮肉でもなくて、なにもカメラで画像を劣化させなくてもいいだろうという、そんな気持ちだ)
その後、SD-14を買った。
これは随分普通のカメラになった感じがした。
そして、ついに、4600万画素のSD-1merrillを買った。SD-1が発表されてすぐに買おうと手ぐすねひいて待っていたが、発表された価格は70万円・・・・。流石に買うのは諦めた。諦めついでにソニーα900を買った。満足いくカメラだった。ミノルタのレンズがそれなりあったのでかなり重宝した。勢いあまって12mm〜24mmのシグマのズームも買った。きっちりした写真を撮るのにとてもいいカメラだった。なんといっても操作性がよかった。露出補正が簡単にできるのが便利だった。ファインダーがやっぱり見やすいと思った。
それから待つことしばし、merrillという名前をひっさげてSD-1がリニューアルになった。なんとフジヤカメラ価格で17万円台になった。初めて発売日に買ったカメラとなった。
しかし、このカメラもやっぱり使いづらい。
でも、うまく写れば最高のカメラである。
SD-1のトホホなところ
その1:シャッターと絞りがボディ軍艦部に出ないこと。後ろの液晶画面はいつでも表示されるわけではないのに、困ったものだ。なもんで、マニュアル露出はほぼできないに等しい。
その2:オートで露出補正がこまごまできない。撮って補正するっていうことができない。撮った写真が適正露出かどうかはすぐにはわからないから、オートブラケットで5枚くらい撮っておくとかするしかないのかもしれない(もっとも連写はそんなに出来るカメラじゃないから、辛抱が必要になる)。
その3:書き込み中に設定を変えることができなくなる。CFカードを変えれば解決できるのか?書き込み中はボーッと待てってことなのか。
その4:オートブラケットの設定は2カ所に分かれている。3枚・5枚、+→○→ー、はメニューから。ズラし幅はABダイヤルにして±で0.3〜1.7までの幅を設定する。このバラバラ感はなんとも・・・。なにかいい方法はあるのか?
その5:露出とピントはやっぱり納得いく感じではない。
こんなことでは、中判カメラを使う方が簡単なのかもしれない。もっとも、中判カメラでは交換レンズを持ち歩くなんてほぼ不可能だからそんなとこではなんとも頼もしい中判カメラ(的画素を持ったカメラ)ということになる。
実際、中判カメラが不要になるのかは分からない。
しばらくはSD-1とカメラ修行の日々になりそう。
円山公園の枝垂れ桜
旧国名
なんで、日本語では「国」というのは現在の「都道府県」を言ったり世界の「国」をいったりするのか、不思議だ。単なる明治維新の訳の問題なんだとは思うけど。
好字二字化令(713年)で「国」には「2文字」で表すようにって通達があって「泉」が「和泉」みたいに変わったそうだ。
「豊」「火」「粟」「紀」「嶋」「倭」「越」「総」なんていう一文字の国は合併で消えたり(前とか後とかがついたり、別の文字になったり・・・豊後・肥前・阿波・紀伊・大和・越前・下総みたいに)分割されたり、文字が変わったり、毛野みたいに、毛野が上野、下野みたいに、読まない文字を削ったりしている。多分、日本語の発音があれこれ固まってきた頃なんではないかと勝手に思う。
国造が治める「国」と、県主が治める「県」が並立していて、更に中央から派遣された「国司」が治める「律制国」が出来て・・・。すごいことである。
面白いのは「大宝律令」以後はあまり国名は変わっていないことと、国境もそれほどかわっていないこと。
日本が変わらぬ国であるというのはそういうところにあるのかもしれない。
http://j-myth.info/database/map00.html
http://www.otomiya.com/shop/faq/map.html
http://www.ne.jp/asahi/koiwa/hakkei/kokumeitizu.htm
そんな中でも「東北」は「羽前」「羽後」、「陸前」「陸中」「陸奥」と分かれたり、「磐城」「山代」「会津」と分かれたり、関西の文化とはちょっと違うようである。
同様な事例では「武蔵国」は「東京府」「神奈川県」に分かれたあたりで随分と混乱があったようで、旧三多摩地区・中野区・杉並区すら一時期神奈川県だったという恐るべき事実もある。武蔵国あたりも実は東北同様随分とあれこれあったようである。
リベラル
日本の「自由」と欧米の「自由」が違うということを大学の「日本経済史」で学んだ。
日本経済史の先生は(多分)マル経系の先生なんだとは思うけど、随分と学ぶことは多かった。
そして、日本の貨幣経済がどのように進化したかについても講義にあったのを記憶している。
(今、一番気になっている皇朝十二銭から平安時代の宋銭を使って、室町時代あたりまでの通商の謎あたり、喋っていたのか、扱っていなかったのか。とても気になる)
話は戻って、
4月5日日経新聞夕刊にあるノーベル賞学者の増川敏英先生の「こころの玉手箱」にある名古屋大学物理学教室の教室会議の民主的伝統には「涙」がこぼれる。こんなすごい大学があるってことに誇りを持ちたい。こういうところで学んだ人はいい大人になっていると信じたい。
こんな民主的な制度が成り立つことに憧れを持ちつつ、自分はそこに馴染めるのか?耐えられるのか?満喫できるのか?自信はない。
「あ」で検索すると
「あ」で検索するなんて馬鹿なことを何でするのかは謎。
「あ」で検索すると検索結果はこうなる。
↓
「検索結果を表示」
で、このページが話題になっているようだ。
http://www.youtube.com/watch?v=xuIEshHenYE
検索とはかくも深い謎に満ちたテーマのようだ。
(追記2015年)
ちなみに、2014年Yahoo!Japanの検索ランキングで「あ」をネタにしていた。
但馬竹田城
但馬竹田城
http://www.city.asago.hyogo.jp/0000001040.html
まさに「天空の城」雲の上に浮かぶ城。日本のマチュピチュとも言われているようだ。こんな光景に出会えるのは年に何回なんだろうか。ともあれ、これは是非、一度拝んでみたい。
2012年秋〜冬に目指したい。
室生寺
それほど大阪から遠くないけど充分な秘境である。
室生口大野からのバスは1時間に1本というより1日に何本とない。
http://jikoku.narakotsu.co.jp/form/asp/ejhr0060.asp
駅にはタクシーが2台、2300円くらいで室生寺までは行ける。
駅前には1匹のネコが出迎えてくれる。
ハイライトはなんといっても「五重塔」
そして、奥の院までの階段。
天然記念物のシダもある。
五重塔から奥の院への道の途中に「石積み」をしている所がある。石積みっていうと「賽の河原」の石積みの話とかは聞いたことがあるけど、お寺でどのような言われで積んでいるんだろう。
神秘ということばが脳裏をよぎる。
安倍の文殊院
安倍文殊院
http://www.abemonjuin.or.jp/
安倍一族がどういう一族なのか。
陰陽道がいかなるものなのか、
華厳宗がいかなるものか、
日本三大文殊院がどういうものか、
あまりそういう知識なく訪れたとしてもそれなりに堪能できる寺である。
桜井市、桜という名がつくだけに、桜もいい感じ。
写真は後日
小石川植物園
梅が満開。
シダ園があるのを知ったけど、シダは殆ど枯れた状態だった。
この植物園は飾りっ気がないところがいい。そりゃ、大学の研究目的だから当然か。
安倍文殊院
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi
今夜はびっくりしたことに
金星ー月−木星が一直線に並んでいた。
星に興味のない私も、惑星には名前の通り惑わせられる。
初めて興味を持ったクラシックはホルストの「惑星」で木星の格好良さに痺れた。
土曜洋画劇場だったと思うんだけど木星の弦楽のところがエンディングで使われていて、かなりどきどきしたものだった。
田柄梅林
20世紀最大の発明
ついつい心地良いから2時間ほどドライブしてしまった。
ラジオを聞いて感心したこと。
なるほど、20世紀の最大の変革のひとつに「飛行機」というものがあるそうだ。
飛行機がもたらしたこととは、人間に「体験できる最高速度」をしらしめ、今までにない「視点」をもたらしたことで、人類の表現が大きく変革した。ということだそうだ。
突っ込みどころとしては、ナスカの地上絵はどうなんだとか、吉田初三郎の鳥瞰図はどうなんだとか、そういうことはあるけど、概ね賛同する話だ。ここで大事なことは「表現の先端にいる人」がその突き出た「体験」をしたことで表現が劇変したということにあるのだと思う。
一方、宇宙というものに対してはどうであろうか?
アポロ計画でアポロの宇宙飛行士となった人は帰還すると「宗教者」になる人が多かったというのを聞いたことがある(調べていない・そのうち調べようと思う)。宇宙というものを体験したときにどのような「知覚」「記憶」「表現」が変容するのかははっきりわからないが、どうやら劇変する何かがあるのだろう。
そこで「宇宙芸術」なるものが必然として登場するのだろう。
もっとも、1970年代とかには「薬物」による感覚の変容を表現する人がずいぶんといた(そうだ)。知らないとその超越した感覚の表現は「無理」とかそんなことを言っている人もいた。それが必要なのか、本当に素晴らしいのかわからない(ままだった)けど、「宇宙芸術」の場合はどのようなものになるのであろうか?
「選ばれた者」=「アーティスト」ということではないと思うけど、
柳幸典はアートとは「ポイントすること」と言っていた。これには大賛成で、人間は形ないものを共有することは難しい。「共有」「共感」できる形にすることが大事であると思っていて、そのための「ポイント」する作業はとても大切な行為なんだと思う。多くの人に共感できるかたちで「ポイント」することで、新しい「ことば」が生まれるのではないか。
「表現することば」がないことには私たちは何も共有することができない。
普通の人は今までに体験したことのないものは「すごい」「こわい」という言葉で片付いてしまう。実は「どう」すごい、「どのように」こわいということが大事であるんだけど、なかなかその表現ができる人はそうそういるものではない。
宇宙を体験した人がどのような「表現」を行うのか、行えるのかは興味が尽きない。山田五郎はラジオで「その言葉」を持つ人が宇宙にいかないと全然宇宙の理解が進まないのではないか?という疑問と危機を語っていたが、正しいかもしれない。
もちろん、そんな「表現」は無駄なものなのかもしれないし、そのコストは本当に人類が払うべきものなのかも考える必要なんだろうとは思った。
飛行機というとパナマレンコ・山口勝弘思い出す。
パンナム=パンアメリカン航空のひびきが格好いいと思って名付けたっていう記憶がある。
山口勝弘は山勝工房ってのが淡路島にあって、そこを訪問した時にびっくりしたのはパナマレンコ的な空間だった印象を持っている。
宇宙芸術とは
http://beyond-spaceart.net/
Tokyo Remix Zoku(J-WAVE土曜日17:00〜)
http://www.j-wave.co.jp/original/tokyoremix/report/contents.htm
ユーロ練馬
1989年に買って以来乗り続けている。
1ヶ月ぶりの自動車の運転。
屋根が破れたのと、バッテリーが弱ったのと、シートが剥がれまくったので、修理をお願いした。
時間がかかるのは覚悟したけど、修理に1ヶ月・・・普通の車ではあり得ない時間なんだろうけど、シトロエン2cvでは致し方ない。1ヶ月乗らないこともあるし。
しかも、修理代金のうち「部品代」は修理着手前の振り込み。
大雪で屋根が破れて途方に暮れて探したところだったのだけど、いい仕事をしてくれた。
乗り心地は新車みたいになった。細かいサービスもちょっとグットきた。
30万円以上の修理代だから、ま、そんなものかもしれないけど、お願いしたところ以外も随分気を遣ってくれた。
細かいところの錆対策をしてくれていたり、ブレーキの調整とか、ギアボックスのグリスアップとか、ハンドルも随分軽くなっていた。細かいところの調整もずいぶんとしてくれたようだ。乗ってみてそのことははっきりわかった。
ドアストッパーも左右が違うものになったってことで、半分おまけしてくれていた。ハンドルもガサガサになっていたところを巻き直してくれていた。
今の課題は
後ろのドアの窓が開かない(開閉窓キットが10年ほど昔にデビューした)ところを交換したいってのと、窓の錆が浮いているのと、バタンコという屋根を留める道具のボタンが馬鹿になっているところ。あと、オーディオがラジオは聴けるけどCDは聴けないってこと。もっとも、オーディオは、音が出てもエンジンの回転数があがると聞こえなくなるからあまりどうでもいいのかもしれない。この車には、1989年に買って以来(比較的)大きな不満もなくつきあっている。
「ユーロ練馬」
http://euro-nerima.com/
季刊「東北学」
座談会「歴史と民俗のあいだ」〈谷川・山折・赤坂〉
柳田国男=近世
折口信夫=古代
網野善彦=中世
今和次郎=現代・というかデザイン
ってことなのか?
まさに21世紀はデザインの時代なんだとは思うので、今和次郎の存在は大きいのかもしれない。デザインとは何かということはまた別途しっかりまとめておこうと思う。
簡単に言うと
デザイン=分類学×テクノロジー×インタフェース
インタフェースとテクノロジーを分けるのはちょっと変な話ではあるが、テクノロジーとはインタフェース以外の技術的ソリューションを指していて、インタフェースはヒューマンとのインタフェースの部分だけを指しているものと考えている。
日本民俗文化大系
日本民俗文化大系(1978年・講談社)
日本民俗文化大系〈1〉柳田国男ー常民文化論 (1978年)
日本民俗文化大系〈2〉折口信夫 (1978年)
日本民俗文化大系〈3〉渋沢敬三 (1978年)
日本民俗文化大系〈4〉南方熊楠 (1978年)
日本民俗文化大系〈5〉喜田貞吉 (1978年)
日本民俗文化大系〈6〉柳宗悦 (1978年)
日本民俗文化大系〈7〉早川孝太郎・今和次郎 (1978年)
日本民俗文化大系〈8〉石田英一郎 (1979年)
日本民俗文化大系〈9〉白鳥庫吉・鳥居龍蔵 (1978年)
日本民俗文化大系〈10〉西田直二郎・西村真次 (1978年)
日本民俗文化大系〈11〉内藤湖南・宇野円空 (1978年)
日本民俗文化大系〈12〉伊波普猷・金田一京助 (1978年)
日本民俗文化大系(1986年〜・小学館)
日本民俗文化大系〈1〉風土と文化―日本列島の位相
日本民俗文化大系〈2〉太陽と月―古代人の宇宙観と死生観
日本民俗文化大系〈3〉稲と鉄―さまざまな王権の基盤
日本民俗文化大系〈4〉神と仏―民族宗教の諸相
日本民俗文化大系〈5〉山民と海人―非平地民の生活と伝承
日本民俗文化大系〈6〉漂泊と定着―定住社会への道
日本民俗文化大系〈7〉演者と観客―生活の中の遊び
日本民俗文化大系〈8〉村と村人―共同体の生活と儀礼
日本民俗文化大系〈9〉暦と祭事―日本人の季節感覚
家と女性 —暮しの文化史—/日本民俗文化大系 (10)
日本民俗文化大系〈11〉都市と田舎―マチの生活文化
日本民俗文化大系〈12〉現代と民俗―伝統の変容と再生
日本民俗文化大系〈13〉技術と民俗 上巻―海と山の生活技術誌
日本民俗文化大系〈14〉 技術と民俗 下巻―都市・町・村の生活技術誌
総索引 (日本民俗文化大系)
技術と民俗〈上〉―海と山の生活技術誌 (日本民俗文化大系)
技術と民俗〈下〉都市・町・村の生活技術誌 (日本民俗文化大系)
都市と田舎―マチの生活文化 (日本民俗文化大系)
家と女性―暮しの文化史 (日本民俗文化大系)
現代と民俗―伝統の変容と再生 (日本民俗文化大系)
村と村人―共同体の生活と儀礼 (日本民俗文化大系)
山民と海人―非平地民の生活と伝承 (日本民俗文化大系)
神と仏―民俗宗教の諸相 (日本民俗文化大系)
漂泊と定着―定住社会への道 (日本民俗文化大系)
太陽と月―古代人の宇宙観と死生観 (日本民俗文化大系)
風土と文化 日本列島の位相 (日本民俗文化大系)
暦と祭事―日本人の季節感覚 (日本民俗文化大系)
稲と鉄 さまざまな王権の基盤 (日本民俗文化大系)
季刊「東北学」
季刊東北学 第30号(2012年冬)
特集:若者たちの東北 東日本大震災③
http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?cmd=d&isbn=978-4-7601-4085-5
まだ東北学での検索順位は72位(2012年3月26日現在)
なんとか10位台に昇格するように精進したい。
季刊「東北学」
季刊東北学 (第1号(2004年秋))
季刊東北学 第30号
すごい雑誌がある。
季刊誌である。
季刊誌は大体値段が高い。広告もつかない。本の代金で編集費をまかなうことになるのだろうか。
定期購読を決める。
季刊「東北学」
http://www.kashiwashobo.co.jp/new_web/find/tohoku.html
第1号は2004年の刊行で、網野善彦追悼が特集となっている。
峰岸純夫先生が乗っているのにちょっと懐かしさを覚えた。
鼎談「歴史と民俗のあいだ」はかなり興味深い。網野史学の評価がどういうものか、歴史学の専門家ではない私はとても興味がある。どうかんがえても「社会史」という考え方は世の中を知るのに納得感のある見方である。比較静学から動学へ、完成物の評価からプロセスの共有へと変遷するデザイン・・・などなど。
とはいえ、8年前か・・・。
開花情報
http://www.jr.cyberstation.ne.jp/
エリア、キーワード、今花が楽しめる
などから検索できる。
「意表」をつく梅林はないけど、重宝しそうだ。
桜の開花情報・紅葉開花情報もある。
http://evt.cyberstation.ne.jp/main.asp?ID=CSJ&KD=UME&AC=P1002&AVL=on
喫茶店
Coffee Lifeにあったお店紹介
東京・目白「花想容(かそうよう)」
東京都新宿区下落合2−19−21
http://kasoyo.com/
テーブルが3つだけ。
東京・代官山「Caffe Michelangelo」
東京都渋谷区猿楽町29−3
http://www.aso-net.jp/michelangelo/
異国カフェ。
東京・二子玉川「TOKIO PLAGE LUNATIQUE」
東京都世田谷区玉川1−1−4
http://www.tokioplage.jp/
川辺カフェ
東京・白金台「Thrush cafe」
東京都白金台1−1−1八芳園本館ロビーフロア
http://www.happo-en.com/restaurant/thrushcafe/
庭園カフェ
埼玉・東大宮「カフェ&ギャラリー 温々」
埼玉県さいたま市見沼区丸ヶ崎1856
http://www5f.biglobe.ne.jp/~nukunuku/
田舎カフェ
小石川後楽園とネコ
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/outline030.html
まさに都会のオアシス。
涵徳亭何かの折に使ってみたい集会所もある。
今日の収穫は「ねこ」の道案内。
入口からネコに連れられ「梅園」まで行った。
道案内するネコというと「笠やん」という京都の笠置寺にいたネコを思い出す。
ともあれ、ここのネコはこんな感じで梅園まで先導して連れて行ってくれた。
どうやら、園内の工事をしている人たちのところに「エサ」をもらいに長旅をしたようだ。
今年は寒い日が続いたからか梅の開花が遅れたようで、まさに満開だった。
帰りには兄弟分が出口でお見送りをしていた。本人(猫)がお見送り?と思ったけど、ちょっと顔が違うようだった。
(入口で会ったネコが出口までお見送りに!?2011年の中之条ビエンナーレの長英の隠れ家にいたネコを思い出した)
iPhone
バージョンアップすると色々面倒なことがある。
突然、インターネットにつながらなくなる、つながるようになったと思ったら、テザリングができなくなる。
(私のiPhoneはSIM FREEの香港製、2011年3月を契機に、日本通信からDoCoMoの回線に替えた)
http://www.owada.org/computer.html
鉄拳
「振り子」
http://www.youtube.com/watch?v=Bf9K6SXDkXU&feature=colike
「つながる」
http://www.youtube.com/watch?v=0KXh3Eh_7n4&feature=related
「絆」
http://www.youtube.com/watch?v=nySTBTZHs7o&feature=related
あまりのすごさに泣けてしまう。
モトはこれだったようだ。
「ワンフレーム〈DO!深夜〉」(フジテレビ)でやっていたようだ。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/120317oneframe/index.html?pagelink=FT_V20120317
パラパラマンガアワード2011
http://www.youtube.com/watch?v=1v7kI1Z-NTU&feature=related
第2回パラパラマンガアワード
http://www.youtube.com/watch?v=mKIiQq3RxRk&feature=fvwrel
日本の転換点
日本が日本という国家の概念を持ったとき。
中国にならって中央集権的な国家として五畿七道を制定したとき。
などなど、歴史はどのようなときに「転換した」と思えるのだろうか。
そんな一時代の転換点というのは「鎌倉時代」にあったのかもしれない。
つまり、宗教というか、仏教がより多くの宗教として定着したときである。
欧米での宗教改革は「聖書の翻訳」「活版印刷」によりなし得たのだが、それによって、大航海時代へ宗教を布教するという大きな事業が誕生している。一方で、日本では「万人に通じる宗教」を目指し、比叡山から多くの傑出した宗教家を輩出している。そんな時代にやっぱりいたんだと感心したのが興福寺貞慶の活動である。
さて、今の時代に、日本を救うのは「何」なのか?
役と戦争
西南の役はいつしか西南戦争と呼ばれるようになった。
中学校までは「役」だったけど高校になると「戦争」と言い換えられたようだ。
「佐賀の乱」から始まり「西南戦争」で終わる氏族の反乱は一体どういうものだったんだろうか。
佐賀県の不幸はその後、随分と長いこと続くわけだし、なんとも不思議な気がする。
西南戦争の激戦地「田原坂」一度みてみたいところである。
日経新聞
他の新聞では「ラジオ・テレビ」に充てられているページが、日経新聞では「文化欄」となっている。
2012年3月木曜日夕刊からすごい連載が始まっていた。
週1回の掲載で「東北」を紹介している。
「東北学」の権威の先生(学習院大学教授 赤坂憲雄)による論稿である。
この企画を思いついた日経新聞文化部・赤坂先生には本当に頭たれる思いである。
実は3回目で気がついた。あわてて1回目・2回目を探した。新聞の切り抜きもあるけど、こういうときに日経新聞電子版を購読しているのは便利である。簡単に探せてクリッピングもできる。
「涙」がこぼれた。
自分がこれから10年、何をやるべきか、何ができるかということが分かってきた気分だ。
日経新聞文化欄(入門講座)
「東北」への誘い
これは必見だ。
日経新聞
かれこれ30年近くとり続けている新聞だ。
何を見るということでもなく、経済学部に進学したからとりはじめた。
大学の「技術史」という一般教養の授業で「日経新聞」を読めというようなことを先生が言っていた。その先生は今思うとまことに興味深い話をしていたんだけど、当時はそのすごさはあまり理解できなかった。
で、その先生が言ったことで覚えているのは「交友録」が面白いというようなことだった。中は自分で読んで勉強しろ・・・当たり前のことである。
日経新聞にはいくつかの特徴があって「文化欄」はとても質が高い。たまにとんでもないものもあるけど、本当に感動するような「論稿」が載っていて、ときに涙するようなこともある。文化欄には「人生」が凝縮されているようである。
私の履歴書も夢中になって読んだものがいくつかあった。確か、去年の3月には「安藤忠雄」だったと記憶している。「磯崎新」もあった。「長島繁雄」も興味深かった。「西本幸雄」もあったような気がする。
古地図と歴史
Old Maps Online
古地図が歴史と空間をうまいこと利用して整理されている。
http://www.oldmapsonline.org/
何に使うというものではないけど。魅力的だ。
http://wired.jp/2012/03/12/old-maps-online-lets-you-find-your-way-around-17th-century-holy-roman-empire-ars/
旅・巡礼
「サンジャックへの道」
これは秀逸だ。
2012年夏に公開予定の「星の旅人たち」
http://www.hoshino-tabibito.com/
これまた気になる。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ
までの800kmを旅する話。
なんと、この映画には「マーティン・シーン」が出ている。マーティン・シーンというと、地獄の黙示録・・・。あれもある意味ロードムービー。
追記:
「星の旅人たち」
素晴らしい映画だった。
旅
こんなことに憧れている。
特に、人を訪ねていくなんてことを本当にできれば幸せなんだろう。
一番古くは
シベリア追跡(椎名誠)
椎名誠は絶対に本を読まないと心に誓ったのはこの「テレビ版」を観てからだった。
1988年の正月に下宿アパートで震えながら観た記憶がある。
原作は井上靖「おろしや国粋夢譚」
ロシアに漂流した大黒屋光太夫の壮絶なるシベリア横断の話である。
もちろん、これを真似することはないと思う。
続いて
「深夜特急」(澤木耕太郎)
特別編もあるようで、
表紙はあまりに衝撃的なので本の存在は知っていたが、推理小説かなにかか?とたかをくくっていた。
その存在を知ったのは「電波少年」だった。あまりに壮絶な「バラエティ番組」だった。ビデオがあるんだ・・・観てみたいような2度見の価値はなさそうな・・・。
で、ここまでのは「何かに取り憑かれた旅」なんだけど、
誰かを探す旅に出るというものがある。
「あんにょん由美香」
林由美香なるAV女優の魅力はよくわからない。けど、この女性をとりまく男たちの摩訶不思議さ・・・。興味が尽きぬ映画だった。
「古文書返却の旅—戦後史学史の一駒」(網野善彦)
なるほど、こんな旅はやってみたい。
やるチャンスが訪れそうな予感。
ちょっと似たところでは
1989年毎日放送
他人をつなぐ : 映像80 : ともだち : 宗谷岬発武庫川行(<特集>むすぶ)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003776958
なんてものがある。
そのペーパーはこちらで読める。
その番組内容
http://melodyparty.blog.eonet.jp/melopa/2007/05/post-baf5.html
http://melodyparty.blog.eonet.jp/melopa/2006/07/post-3fb8.html
いきものがかり
存在をしったのはTVKのSAKUSAKUだった。
ドリカム(というか吉田美和)より滑舌の悪い歌手ってイメージだったんだけど、その評価が劇変したのは、紅白での歌だった。曲は覚えていないけど、2009年の紅白だと思うけど、合唱コンクールに出た中学校と一緒に唄っていた。その学校は私の出身中学の、埼玉県春日部市立豊春中学校だった。2年・3年と音楽の先生が担任だったこともあって、合唱とかには随分とつきあわされた記憶がある。
http://www.tbs.co.jp/A-Studio/bknm/2012_04.html
Astudioを観て興味が深まる・高感度を高める人と、印象が変わらない人、いろいろだ。
なんとなく、ここのところ、この番組みたいな「じっくり」出来事・人と関わる生き方をしたいと思うようになってきた。
俳優祭
歌舞伎俳優が模擬店やっている・・・。
http://www.actors.or.jp/haiyusai/
国立劇場でやっている・・・。
ASH&D祭りというような似たものがあるんだけど、ルーツが分かってちょっとホッとした。こちらは第3回(若手だけとか、斉木さん主催とか入れるとかれこれ6回以上やっているようだ)。
http://natalie.mu/owarai/news/64743
カメラ談義
カメラを発売日に買ったのは初めてのこと。私の場合製造中止になる直前にカメラを買うってことが多い。
(もっともカメラは滅多に新品を買ったことがない。金融新品も含めて新品で買ったカメラは「XE」「CLE」「SQ」「HEXER-RF」「F-1」「T-90」「ROLLEIFLEX GX」「GA645」「α-9」「Bessa-R」「Bessa-T」「Bessa-L」。
うっかり買った中古カメラは
「R6」「M5」「LX」「MX」「Makina67」「MakinaW67」「R8」「X-1」2台目の「CLE」
デジカメは
「SD9」「SD14」「α7digital」「α900」「G-1」「OM-D E-M5」
デジカメは中古はなんとなく不安で買わない。全部新品だ。
と思ったら、R9+digitalmoduleを中古で買ってしまった。えらいことになってしまった。
で、買ったカメラが「SD1merrill」
http://www.sigma-sd.com/SD1/jp/index.html
4600万画素のパワーをもらってちょっと元気になった気分。
本屋
(1)ロケーション
→→→ジュンク堂(新宿三越の上にあるやつ)
蔦屋(代官山)
紀伊國屋(新宿本店・自社ビルでしょうねきっと)
(2)本を買いに行くのか、本を探しに行くのか、本を彷徨いにいくのか、単に街に出かけるのか
→→→結局、これが一番大きそうだけど、
本を買う=売っている店に行く。なさそうな本は、amazon、BK1で注文する。
大きな本もBK1。
彷徨うのなら、丸善OAZOか?、八重洲か?Libroか?、紀伊國屋にや多分行かない。
案外、街を彷徨う途中にあるのは「紀伊國屋」。
(3)その書店に何分いるつもりなのか
→→→(4)と似ているけど、空いた時間をつぶすためなのか、わざわざ行くのかで意味が違ってくる。
(4)居心地はいいか
→→→いくらいても飽きない書店ってのはあるか?そういえばあまり書店に行かなくなった。
理由はあきらかで本をあまり読まなくなったから(買う量はあまり変わらない)。
(5)買った後の都合はどうか
→→→買った本はすぐに読み始めるのか?
本を買うことと読むことは別なのか?一緒なのか?
(6)おまけはどうか
→→→ブックカバーの好み。
他に一緒に買いたいもの(案外文房具はありがち)、おいしい珈琲が飲める(八重洲三省堂書店)
本屋で感動したってのはあまりない。駸々堂京宝店は感動したけどもうない(ブックファーストになった)。
三越カードが使えるとか、そんな話もあったけど、あまり関係ない人も多かろう。
患者の気持ち
「患者の気持ち」
http://www.kanja.jp/
ほとんどの科目・特徴で検索できるみたい。
医者をWebで探すとか、口コミで探すってのも随分危険な話だってのは聞いたことあるけど、実際どうやって探しているのか気になる。
なるほど見ていていくつか気がついた。
- キーワード検索はできない
- 症状からも検索はできない
- 登録されていない病院は検索できない
- お勧めの病院は詳しくでるがそうでない病院は連絡先しかわからない
- その病院の評判はわからない
病院を決めるのはどうやってか?
- 医療のトレンドに沿った治療をやってくれる病院
- 先端医療をしてくれる病院
- (やっぱり)評判のいい病院
- 知人に紹介してもらう
- とにかく近くの病院
- 今、見てくれる病院
- 通勤(通学)途上にある病院
評判は危険なことは分かると思う。かといって、権威によるランキングもどうかと思う。この病院選びというのはなかなか難しい。10年以上昔に、インフルエンザになった。そのときに観て貰った医院では、どうやら最先端の薬を処方してくれたらしく、薬剤師は感心していた・・・。しかし、その病院に妻は行ったことがあるらしく「二度といかない」と怒っていた。私が小さい頃には、その病院は「ヤブ」と有名だった病院なんだけど、既に代替わりをしていた。そんなことはよくある話だと思う。
ベートーヴェン「熱情」
http://www.nhk.or.jp/amadeus/index.html
今回やっていたのは第68回ベートーベン「熱情」
http://www.nhk.or.jp/amadeus/quest/68.html
確かに、こんなにすごいピアノ曲はないと思う。その謎についていくつか明かしてくれた。
(1)9度の和音(9度っていうと不協和音なわけだけど、当時許されるぎりぎりの和音だったようだ)
実際、この9度の和音を聴いたときのドキドキ感はすごいものがある。
(2)当時のピアノの音域全部を使い切っている。
というか、当時発売された最新の全音域を使い切っていたそうな。そりゃ驚く。
(3)推敲が半端じゃない。
特に、最後の17小節は改訂されたことで名曲となれたようだ。
2オクターブ下で安定したエンディングならあのトキメキはなかろう。
これを弾いちゃうピアニストもすごいものだ。
ベートーベンはこの曲を書いてから4年間ピアノソナタは書いていないってのもなるほど・・・。
最近流行の「やりきる」というのは確かにこの曲においては言えていると思う。
テレビでは「清水和音」が弾いていた。
清水和音というと、俺様ピアニストっていう印象が強い。
昨年、小曽根真との共演をヤマハホールで観て、ちょっと印象は変わった。
今日の演奏は、なんか、秘めたる熱情がこもっていてちょっとぐっときた。
熱情で感動したのは大学生時代(だからかれこれ25年とか昔・・・)NHKホールでポリーニのピアノリサイタルで聴いた演奏だった・・・。あのホールで、音の大きさにびっくりした。テクニックにびっくりした。曲も勿論すごかった。あんな経験はもうできないんだろうなと思う。
リストだってこんなすごいのは書いていないと思う。そんなときめくピアノ曲というと、シューマンのP協なんかも当てはまる。あれもあまりに格好よすぎて、そして、初めて聴いたのは「ウルトラセブン最終回」なわけで、あの使い方を観るとそりゃはまってしまう。LPレコードで聴いたシューマンのP協はリパッティのLPを買って聴いた(確か1000円とかで買えるシリーズがあってそれを買った)。記憶が確かなら、白血病(と言われているがwikipediaによるとリンパ腫らしい)で、告別演奏会(なんと、それはCDになっている)を行ったというこれまたすごい逸話を聞いたことがある。確か、何曲か弾く予定されていたのだけど、全曲は演奏できなかったとか・・・。そんなことを思いながら聴くと曲の感動がまた広がるというものだ。
酒場放浪記
よく行ったお店は「村さ来」「丸仙」(中華料理屋ここは本当によく行った。もうない)「パウンドハウス」(深夜までやっているケーキ屋)「キャンドル」
酒場放浪記では3件ほど都立大学の飲み屋の紹介をしているようだ。
http://w3.bs-tbs.co.jp/sakaba/shop/472.html
都立大学でまた一杯やってみたい。
そんな酒場放浪記で気になったのは中村橋のやきとり屋。
吉田類は「川名」に入ったようだけど、向かいの「どんぶり」の焼き鳥は実に旨い。たれの焼き鳥が実に旨い。狂牛病事件の前には「牛タン」もあって、それがまた格別に旨かった。その後牛タンは残念ながら店頭には出ていなかった。
毎週買っていた・・・。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1321/A132102/13017086/dtlrvwlst/3837733/
一番長いこと通っている酒場は
おでんや「den」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1309/A130902/13004334/
94年以来か・・・。
CMの風景
で、この風景は息をのんだ。
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/006/961/17/N000/000/002/133064326380513204283.png
瑛太と吹石一恵が出ているダイハツの第3のエコカーのCMはなんかとっても気になる。
http://www-prius.at.webry.info/201108/article_3.html
やっぱり、そういうCMはロケ地をちゃんと教えてくれる人がいる。
http://www-prius.at.webry.info/201108/article_3.html
お金の話(2)
その実態は何なのか、よくわかっていないのかもしれない。
紙幣と手形は何が違うのか、小切手とは何が違うのか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%99%E5%B9%A3
世界最古の紙幣は「1661年ストックホルム銀行券」が銀行券としては最古のもので、どうやら、紙幣のルーツは「穀物預かり証」であるというのはなるほどとおもわせるルーツである。日本最古の紙幣は「楮幣」、「山田羽書」なるほど・・・。
紙幣ってのは「銀行が発行する」「中央銀行が発行する」「政府が発行する」というあたりが「信用」を得るために必要な条件なんだろうけど、何をもって信用というのかはなかなか興味深いものがある。
こう見ると、不思議なのは、世界最古の株式会社は1603年の連合東インド会社であり、その株式購入のための代金支払いは「貨幣」によるものであるようだ。そう、貨幣経済が発展してくると「貨幣の偽造」「貨幣の重さ」が阻害要因となって、他なる証文が欲しくなるようだ。21世紀には紙幣すら「面倒」な決済手段となってしまうわけで。
そんな中で未だに謎なのは、大英帝国の奇行である。「香港上海銀行」は香港ドルを発券している銀行である。「ロイヤルバンク・オブ・スコットランド」「スコットランド銀行」「クライズデール銀行」ほスコットランドでポンドの発券を認められていて、スコットランドで流通する。北アイルランドのアイルランド銀行も4王国で通用するらしいし、マン島・チャンネル諸島、ジブラルタル、フォークランド諸島でもポンド通貨を発券しているらしい。
発行量が少ないからいいのか?いや、そもそも、そんな紙幣発券を商業銀行がやって「ぼろもうけ」をできちゃっていいのか?いや、紙幣発行は儲からないのか?儲からないのならなんで独占的にやっているのか?本当に国のことを考えてやっているというのか?謎は深まるばかりである。
そんな概念をぶっとばすデジタル革命の完成形かもしれない。
「gumroad」
出資法・資金決済法・銀行法・金商法・税制・アンチマネロンなどなど穴だらけだけど、できないと思ってやらなかったことをこうやられてしまうとショックである。
補筆(2014年):
4つの重大なことが露見している。
(1)米ドルの実態は「中央銀行券」ではない。他の中央銀行の発行する紙幣とは意味が違う。
実際1兆ドル硬貨を2枚発行という快挙を。
過去に独自のドル紙幣を発行した大統領は「暗殺」されている。
(2)資金決済法に基づく「電子マネー」は「円天」と何が違うのか。
むしろ「円天」の方がマネーに近いのが驚愕の事実。
(3)ビットコイン
今までの貨幣の概念を越える恐ろしいことを実現しているが、
不思議な状態に陥っている。
(4)スコットランドの独立騒動は「独立しない」ということで決着している。
でんでん
日本アカデミー賞
http://www.japan-academy-prize.jp/
アメリカアカデミー賞のパクリであるけど、こういうことをちゃんと続けるのはいいことだと思う。
34回の歴史を垣間見ることができないのは残念。
なんといっても嬉しいのは
助演男優賞 でんでん(冷たい熱帯魚)
主演男優賞 原田芳雄(大鹿村騒動記)
残念ながら八日目の蝉は見ていないので、その話題性はよくわからない。
受賞式でうれしかったのは、何回か登壇していた長澤まさみのエロい衣装。大根仁の演出ということで、ナイス演出だと感心。
お金の話(1)
世界最古のお金とは
なるほど、麦・・・。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/120226.html
日本では江戸時代まで「米本位制度」をとっていたというのは日本経済史として習った。
かれこれ25年以上昔の話だったけど・・・。
交換という概念を持っているのは「人間」だけ。
信頼なくして交換はないということだそうだ。
なるほど、交換という概念が「職業」という制度を生んだ。
お金が人間を変える・・・。
原始共産社会から資本主義社会へ・・・。
確かに変わることは「経済史」の世界ではそれなりに分かっている。
マルキストでなくとも、原始共産社会のメリットはそれなりに知識を持っている。
もちろん、社会主義の弊害とか、パレート最適と資源の公平分配が一致しないことも分かっている。
それなりに経済学の基礎を学んだ人ならば。とはいえ、
テレビでこう伝えられてしまうと、ちょっとショッキングな話だ。
裏でテレビ東京がやっている「ニッポン最果て村 たった一人のスーパー仕事人」なんかと見比べると、なんともやるせない気持ちになる。
まさに、社会主義国家が破綻をし、資本主義がほころびを見せ始めている今。生き様に悩んでしまう。
「アマギ」という制度が古代メソポタミアにあったそうで、
日本語に訳すと「徳政令」とでもいうもの。
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/51377321.html
なるほど、そういう制度をちゃんと調べた人がいるのがすごい。
人間の脳には「儲かる」より「公平」にも充分に快楽を持つ機能がある?
(大事なことは相手が目の前にいることを認識すること)
分かち合うことが快楽を保てるのならば、人間の経済行為は全く別の目標に向かうことができるのではないか?
大鳥神社のネコ
ハギエンナーレ
ハギエンナーレ
というふざけた展覧会が「谷根千」で行われている。
2012年2月26日〜3月18日まで
http://hagiennale.blogspot.com/2012/02/hagiso.html?z
日本にも街おこしの一環で「ビエンナーレ・トリエンナーレ」が随分と広まった。
そのルーツといえば「越後妻有トリエンナーレ」であり「横浜ビエンナーレ」である。
2012年には
越後妻有
びわこ
なんかが開催されることとなっている。
東京という都市で「ビエンナーレ」を開催するのはとても難しい。
ハギエンナーレの写真は「こちら」
そして、メディア芸術祭なるものは年に1回文化庁主催で開催される。
あまりの混雑に圧倒された。
それは芸術に興味があるのか?
ゲームなのか?アニメなのか?
ともあれ、芸術に関心を持ってもらえることは嬉しい限りだ。
あまりの混雑に見た作品は2つ。
Que voz feio(醜い声)
おもしろいところが3つある。
1.2つの画面のシンクロしていない感。
2.登場人物のシンクロしていない感。
3.その画面と登場人物がシンクロしたことに気がついた喜び感。
なるほど、賞をとるに値すると思う
particles
なるほど、見ていて楽しい。
メディアアートに「存在理由」とか「必然」を追求するのは酷である。
見ていて美しいというものもアートとしての存在理由になる。
現代美術と真っ向から勝負する必要はないと思う。
大化の改新はなかった?!
で大化の改新が出てきた。
最近の歴史ってのはどんどん解釈が変わってきて、
「大化の改新はなかった」なんて話も出てきている。
なるほど、645年大化の改新(むしころされるたいかのかいしん)と習ったのはどうやら間違いなようだ。
談山神社はそんな大化の改新をしのぶのに最適な神社。「十三重の塔」の存在を知るひとはあまりいない。
大化の改新は701年の大宝律令あたりまで含めて行われた一連の改革を指すべきなようで、確かに、中大兄皇子が天智天皇になるまでの一連の行動はこれまた不可思議な話ばかり(特に、白村江の戦いあたりとか、今ひとつピントこない)。
聖徳太子はいなかったみたいな話と共に、この時代の話は興味が尽きない。
(2015年補筆)
ビッグコミックで「天智と天武」というとんでもないマンガが連載をしている。
なかなか魅入られる。壮絶な歴史だ。
日本の骨格はどこでできたのか?
奈良時代というのは一般的な話かもしれないけど、
日本の生活様式ということでは東山文化(室町)時代だろう。
2012年の大河ドラマは「平清盛」だそうで、それを見ると歴史の中心が「貴族」から「武士」に転換するようなそんなことを体験できるようだ。確かに、この時代には大きな転換点があるようで、日本史に「地方」という概念が生まれてきた頃なのかもしれない。
話はそれまくったけど、日本の歴史は面白いということで。
追記:
(2014年11月)
ビックコミックで「天智と天武」というすごい漫画が連載されている。
乙巳の変がどういうもので、中臣鎌足なる者が何者か、白村江の戦が何だったのか、大胆な歴史記述をしてくれている。天智天皇は良い人すごい人というような教育を受けた自分がなんか・・・。なるほど。天智天皇陵は随分と半端なところにある。天智天皇はそもそも不思議な亡くなり方をしている。壬申の乱、天武天皇以後の歴史も不思議だ。そもそも、大化の改新からなぜあれほどの期間、中大兄皇子は天皇に即位しなかったのか、他にも謎は沢山あるわけで。
駅弁
http://www.sagafan.com/shop/detail/shc/oota/cmc/a02
お取り寄せできる。ちょっと旨そう。カレーの駅弁があるってのは驚異。是非、有田駅で食べてみたい。でも、食べた後に有田焼の器を持って帰るのは大面倒。
「いかめし」
http://www.ikameshi.co.jp/
駅弁大会とかでは必ずでているけど、なかなか食べる機会がない。
一番好きな駅弁は
「シウマイ弁当」
http://www.kiyoken.com/products/obento/shiben.html
「とりめし弁当」(高崎駅)
http://www.takaben.co.jp/bento_sub/sub_tori.htm
だるま弁当が有名だったりするけど、こっちが好き。
「むかしながらのおむすび」(京都駅)
http://www.ajimiya.co.jp/brand/omusubi.html
4つセットで、竹の皮でつつまれている。
梅・おかか・鮭・こんぶ
京都から東京に行くときに買っていっていた。
「まい泉のヒレカツサンド」(東京駅)
http://mai-sen.com/special/sandwich.html
まい泉のとんかつ弁当はなんであんなにうまいのか?でそれがサンドで食べられるなんて・・・。
これも東京駅から乗るときに買うお弁当の有力候補。
6切入り、9切入りと2つある。
ゲゲゲの女房と本の文化
という本が売れた、NHK朝の連続テレビ小説も大ヒットした。
さすがに、その2つは見る機会はなかった。
舞台があった。
http://www.tohostage.com/gegege/index.html
水野美紀が主演ということでついつい見てしまった。
いやはやすさまじい物語だった。
水木夫妻の苦労自慢とかそいういう話なのかと勝手に思っていたが、そんな簡単なことではなくて、
「紙芝居屋」→「貸本屋」→「出版」という変遷を奇跡的に切り抜けた人の話と、そこでのたれ死ぬ人の話で、当然ながら、その消えていく人の姿はあまりに「美しい」。この役を大和田獏、梅垣義明がやっていたが、迫力があった。気軽に見ているような芝居とは違った。
そこで気になったのが「貸本屋」なるものだった。
調べていたんだけど、やっと、そんなことを書いているページを見つけた。
http://kan-chan.stbbs.net/manga/kashihon/about.html
いわゆる書店に流通する仕組みと、
貸本屋として流通する仕組み、
その関係図がなんとなく描けそうなイメージがついた。
出版社が独占的な権利主張をどうして持つようになったのか、そこは調べ所だとにらんでいる。
現時点では、印刷会社が書店に進出したり、取り次ぎと連携したりというのは当たり前なわけだから、
新しい「出版文化」なるものをどのように作ったらいいのか、昔も今もそんなに変わらない筈である。
電子ブックの貸本、いまいちよくわからないけど
http://renta.papy.co.jp/
ソニーブックリーダーでも貸本だった記憶があるが
http://bookreader.jp/?p=293
電子ブック配信のためのプラットホーム
http://bp-ebook.jp/
貸本というビジネスについて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%B8%E6%9C%AC
1984年の貸与権の存在はそれなりに意味があったようである。
サボタージュマニュアル
第二次世界大戦中のライフハック「仕事を進まなくさせる8ヵ条」
http://akihitok.typepad.jp/blog/2008/06/8-411f.html
こういうのはいつでもでまわる。
追記:
2014年11月にもこの話題はFaceBookというか、ハフィントンポストに出ていた。
日経新聞
面白いところは「文化欄」だったりする。
2月25日(土)
やっぱり土曜日の日経新聞は見逃せない。
東大総長を辞めた直後の蓮實重彦が「怒りにまかせた」エッセーを載せたり、会社の人は観ないだろうからということで?結構、意外な記事やら、楽しい記事やらがうっかり載ることも多い。
今日の文化欄は
「図書館、電子化へ一歩」
自宅端末で閲覧導入進む
NIKKEIプラス1
なるほど、やっぱり流行っていたか。
「ゼロから始めます」
伝統のお稽古「茶道」
大人数の茶会出席から
やっぱり、茶道のブームは
からか?
「常識点検」
本探し、書店員をフルに活用
本屋はどこからきて、どこに行くのだろうか。
日経新聞本紙の文化欄では図書館話が。
もともと、貸本屋なるものが本屋にとってかわられたようでその辺の変遷は知っておく必要があるようだ。
(まだ調べ中)
酒場放浪記・物語
http://w3.bs-tbs.co.jp/sakaba/
月曜日の9:00〜
案外見ている人が多い名物番組。
ふしぎな人物の話が出てきた。
「てこな」
なんともすごい。
現代まで続く物語の基本のようだ。
遺跡・人類
http://historyholic.blog114.fc2.com/blog-entry-111.html
宗教儀式のための遺跡ではないかという説
農業の始まり
小麦の栽培種と原種の違い
人間の闘争本能(テストステロン)とその闘争本能を避けるホルモン(オキシトシン)
一緒に飯を食うという行為、結婚式の前と後、
心が触れ合うということでオキシトシンが増加する。
NHKスペシャルでおかしなことを言っている。
「北極」の氷が溶けて水位が上昇したという話。
北極海の氷が溶けても水位があがらないのはアルキメデスの法則の通り。
シベリアの氷が溶ける、南極大陸の氷が溶けるということは、水位の上昇に繋がることは間違いない。
っていう私の考えが間違い?
氷期と間氷期の関係、氷期後に人類が定住するようになったであろうということなど、いくつかの謎が見えてきた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E6%B2%B3%E6%9C%9F
音楽監督がオーケストラを去る日
2005年以来、東京公演を見てきた。
2012年2月19日に、音楽監督最後の演奏となった。
大フィルの定期演奏会は
90年くらいから、朝比奈隆+大フィルを夏に聴いてきた。
主にブルックナーだったと記憶している。
99年から2002年まで関西に住んでいたという幸運もあって、
朝比奈隆の最晩年の
「ブルックナー」「ベートーベン」を聴くことができた。
朝比奈隆は覚悟することなく「最期」の演奏会を聴いていたことになる。
(真の最期の演奏会は名古屋であった。最も得意とするチャイコフスキー5番だったそうで、その幻のCDは聴いたことない)
今回の大植英次とはちょっと違う。
都響+若杉弘
88年くらいから都響の定期会員になって行くようになった。
・マーラーシリーズ
・ブルックナーシリーズ(これはN響だった)
・ワーグナーシリーズ
なんかも堪能した。これだけの回数、演奏会に行った指揮者は後にも先にもない。
若杉からインバルに変わってから都響には、あまり行かなくなってしまった。
若杉弘をその後、見たのは「びわ湖ホール」での「ヴェルディのレクイエム」、新国立劇場で「ローエングリン」見たのが最後となってしまった。
小林研一郎は、都響の正指揮者を去って、24年ぶりに「都響指揮台に上る」ってのを見てびっくりした。意図はないようだけどその去るときの演奏会は「悲劇的」だった(プログラムには初演奏会が「悲劇的」だったから最後もそうしたってことだったけど、ちょっと違う意図もあったのかもしれない)。ムーティ、アバド、誰もがオーケストラを去る時に必ずしも円満な退団をしているとは限らない。そんな意味で、大植英次が、桂冠指揮者となって大フィルを去るのはちょっとホッとする去り方である。団体でモノを作るという崇高な行為に人間関係というゲスなモノが顔をだすようである。
バブルの顛末・そして繰り返す
「チューリップ・バブル」
これは単なる人間の欲望がなした事件と片付けることはできない。
そもそも、本来、先物取引は価格暴騰・暴落のリスクヘッジとしてあるものな筈が経済混乱の要因として大暴れをする。
チューリップそのものはオランダの特産品として今は有名なものが、海外からの輸入・供給能力の限界が物価高騰を招く。
実は、チューリップに関わった一部の人が「大損」と「ボロもうけ」をした。
ということこそあれ、他の経済への影響は記録されていないようだ。
記録されていないのは「もともと他の経済があまり成熟している状態ではない」「貨幣経済がそれほど進展していなかったから」なのか。そもそも1637年ってことは、日本ではそんなことが起こりえる経済は存在していなかった。
「南海泡沫事件」
ニュートンもこのバブルにひっかかって大損をしたという話があるくらい大きな事件だったようだ。
イギリスの財政危機、会計監査制度、新規事業のための資金集めとしての株式会社設立ブーム、本気で起業する気のない資金集めが目的、投機ブーム・・・・こんなことが1720年台にあったということがやっぱり驚きである。
・無許可の会社設立(会社設立基準のあいまいさ・・・株式会社の設立は今、日本では簡単である)
・南海株式会社からの賄賂を政治家が貰っていたという・・・。
・株式の知識のない人が投機に走った。
・投機に失敗した人は自殺に走った。
「ミシシッピ計画」
ほぼ南海泡沫事件と同じ時期に起きたものらしく、あまり詳しいことがわからなかったけど、WIKIPEDIAに事件の顛末が書かれるようになった。今ひとつ詳しいことが分からないけど、ここでの問題は、
・ジョン・ローという人物と政府の特別な関係
・政府負債を株式で買い上げるという「暴挙」
・ミシシッピ会社は倒産後、再生して、その再建会社は繁盛する(特権条項を持って)
会社資産は政府に没収されるも、その会社負債の弁済は20年続く。
どれも日本の失われた20年を考えると、まだまだ日本経済が回復するのならば(回復するとしても)時間がかかるであろうことは予想がつく。そして、何を改善するべきかということは考えるべきなようだ。
そういう意味では、欧米がとった「サブプライムローンショック」「リーマンショック」「ギリシャ金融危機」などにより起きた「先物取引制限」は妥当な政策であろうが、これだけ国際経済の複雑化の中でどのような処方箋があるのだろうか。
経済史は何か提言をできるのだろうか?
ホムンクルス
PPPPの舞台「ベルが鳴る前に」に登場したモノ。
錬金術のなした悪魔の発明の典型的なものなんだと思う。
で、そもそも、錬金術とは何だったのか?
錬金術にはいくつかのポイントがあった(Wikipediaにもそう書いている)
ひとつが、16世紀の錬金術が17世紀の科学の進歩に貢献したという説もあるし、実際「化学」はこの錬金術の賜物のよるものも随分あるようだ。20世紀はどんな時代だったのかというと、この化学による時代といっても過言ではないのではないか?
19世紀は鉄の時代とも言えるほど、鉄を使った工業製品により技術進歩が進んだ時代なのだと思う。そんな時代を象徴するものとしてこの化学薬品というものは随分と科学技術の発展に影響を及ぼしたのではなかろうか。
とはいえ、そもそも、日本語では「錬金術」という見事な訳語があるが「alchemy」の語源は何のことかよくわからないそうだ、それほど昔から脈々と続いている「科学」のようだ。
なるほど、Wikipediaによると錬金術は中世のキリスト教以外の「巧」をごまかすための手段だったというのはなんとも分かりやすい考え方だ。実際、邪教と言われるものがこの錬金術によって「保護」されたということがあるようだ。
で、今知ったんだけど、ニュートンが最後の錬金術師だったそうだ。
このニュートンの生涯はこれまたすごい、すさまじいものがある。
南海泡沫事件(世界三大バブル)で大損をしていたり、造幣局長官になっていたり(金銀と金貨銀貨の価格比率の間違いから、英国を金本位制に移行させたというすごいことをやってしまっている。一方で日本は、1859年には金銀交換比率が国内は1:4.65、フランスでは1803年の鋳造法により1:15.5この違いで国内から金が大量流出して日本は金本位制度をとることはできなくなったとも言われている)。
ニュートンはその造幣局勤務時代には隠れて錬金術の研究をやっていたり、なかなかすごいことをやっている。人間として魅力あるかどうか、近くにいたら迷惑なような。
で、話はもどって、
21世紀のこの困難な時代に、
歴史を振り返ると、過去にも同じような場面に直面していることがわかる。
どうやってその危機を克服したのか、先送りにしたのか、重要なヒントがあるにちがいない。
9の呪い
ベートーベン以上の作曲家は登場しない=10番の交響曲は書けない。
という逸話がある。
実際、ドボルザークは昔「新世界より」はドボコン(9番)と言われていた。
シューベルトも昔は未完成が9番と言われていた。
マーラーは9番を書くのが怖くて、8番の次に「大地の歌」という番外を作っている。で、安心して9番を作って、10番作りかけているところで亡くなっている。
ブルックナーも9番で力尽きている。
そして、ブルックナー9番はあまりに壮大なシンフォニーであるが、他の1〜8と異なるのは「改訂版はない」ということも特徴であり、第4楽章があるものは聴いたことがない。
しかし、第4楽章がついているCDというのは散見される。
朝比奈隆はブルックナー(代)
番は難しいと演奏会プログラムにコメントしていたのを記憶している。確かに、3楽章で終わってしまう中途半端感はかなりバランスの悪さを感じる。
7番は、見事なまでにアダージョ楽章(第二楽章)から立ち直る様に、エネルギーがみなぎってくる感じが「いい」。
8番は、緩徐楽章からフィナーレに向けてのカタルシス感がなんとも爽快だ。
9番は、3つの楽章の絶妙なバランスで消えゆく3楽章・・・。名演奏に出会ったことはないけど、なんかいい感じ。
もっとも、これから第4楽章をどうするんだ?という感じもしないでもない。ブルックナー第8番が第3楽章で終わってしまったらたまらない「中途半端感」があるのは間違いない。なんで9番はそれを許すのか、確かに不思議な気分にはなる。
で、実際「9」という数字には何やら魔力が、呪いがあるんのろうか?
興味は尽きない。
補筆:
ブルックナーの9番には「改訂版」はないが「ノヴァーク版」「原典版」などの違いはあるようでその差は殆どないようではあるが
麒麟の翼
知っているのは
(1)ビール
(2)動物園のキリン
(3)漫才コンビ
くらいだったけど、
なんと、
日本橋に麒麟像があると・・・。
これを小説にしたのが「麒麟の翼」(東野圭吾)、映画版「麒麟の翼」
なるほど、
関心空間にも
http://www.kanshin.com/keyword/3649074
なんて出ている。
で、映画はヒットしているのか?どうなのか?話題なのは確かなようで、
見事なまでに「日本橋麒麟」の秘話はWebで探すのは困難になってしまった。
早めに詣しておきたい。
関東水流図
前回、びっくりしたのは「東山道」だった。
今回は「小名木川」
とてもきになる地図がでてきた。「関東水流図」
図版がのっているものを見つけた。
http://net.jmc.or.jp/books_map_chizuchushin0409.html
実際の地図をどこかで見ることができるのかできないのか?
検索した限りでは無理っぽい。
関東の水流、集落名が出ていた。
赤い線で結ばれているのは「鉄道」なはずはないんだけど、なんか鉄道っぽく見えた。
(関東地方の河川のつながりを描いたものだった)
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000006-I000019689-00
で、地図というと
「吉田初三郎」を思い出す。
俯瞰図の大家、唯一無二の絵師であろう。
http://www.google.co.jp/search?q=%E5%90%89%E7%94%B0%E5%88%9D%E4%B8%89%E9%83%8E&hl=ja&site=webhp&prmd=imvnso&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=BAU9T_GIKunUiALCqNWUAQ&ved=0CEsQsAQ&biw=1306&bih=625
とにかくこの人の絵はすごい。見たことも無いものをこんな風に描けるのは感動だ。
シグマSD-1merrill
初めて買ったデジタルカメラの記憶がない。
ニコンとかフジとかのデジカメをあれこれ買った記憶はある。
もっとも、デジタル一眼レフというと、ニコンのE-1、D-1なんかは仕事でお世話になったりした。
納得いくデジタル一眼レフなんてあるわけないと思っていたところに突如として現れたのが「SD-9」。
シグマがカメラを?!・・・実はシグマは結構古くからカメラは自前で作っていた。
でも、なんだかんだいって、自分で買うのは悔しかったので、とある方法で手に入れた。
SD-10は買わなかった。
SD-14は買った。
SD-15は買わなかった。
SD-1が出るのを待ちわびた。発売されたが、買わなかった。流石に60万円は気がひけた。
諦めて買ったのはSONYα-900だった。
α-9、α-7digitalを持っていたのでレンズはそれなりに揃っていた。STF135mmがあるからいいシステムだと思っている。
悩むこと半年、シグマがひとつの答えを出してくれた。20万円で発売するそうだ。
シグマのページをみたらすごいことが書いてあった。「大幅値下げ、というか、そのためのCMOSを開発した」とある。
http://www.sigma-photo.co.jp/news/120208_SD1Merrill_Message.htm
確かに、当初、発売予定価格は20万円前後と噂されていた。
販売価格はフジヤカメラで60万円(他では70万円くらい・・・キヤノンEOS-1なんかと同じ値段)。
そして、今回のMerrillという称号のついたカメラでは、なんと、値段は20万円前後で販売するという。
???
理由は書いてあった。そういえば、会長がお亡くなりになって、その会長がSD-1の価格を決めたってのは何かに書いてあった。
SD1とMerrillの価格差額40万円について「還元をする」という英断を下したようだ。すごいことだ。
もっとも、シグマのレンズ40万円相当を1年間で遣いこなせるのであろうか?
SD1を買うような人は既に欲しいレンズはあらかた持っているだろうし。
(ちなみに、いいなというレンズというと、10-20mmF3.5とか、50mmF2.8マクロとか、100mmF2.8マクロなんかがお気に入り。50-150mmとか、70-300APOとか、15-30F4.5とか、28mmF1.8とか、30mmF1.4とか使っていて今ひとつな感じがする。多分、そういうカメラなんだと思う。つまり、カメラというか、撮像素子がレンズを選ぶ。相性ってものがある。というよりは、レンズの性能がそのまんま出てしまい、実力の弱いレンズは魅力ある写りをしないってことなんではないかと思う。
ソニーと比べてみると、実はグッとくるレンズが少ない・・・。
ソニーなら
24mmF2とか、16mm魚眼とか、35mmF1.4とか、135mmT4.5とか、85mmF1.4とか。
キヤノンなら
100mmF2.8マクロISとか、24mmF1.4とか、14mmF2.8とか。70-200mmF4ISとか。ズームの魚眼も良さそうだ。
ニコンはわからない。
(ニコンのカメラは買ったことがない)
フルサイズじゃないから、広角レンズの充実は本当に切望しているんだけど、14mmF2.8とかいつのまにか製造中止になているし、結構シビアな開発計画なんだと想像がつく。もっとも、レンズは少ない方が、実際持ち歩く体力の問題とかもあるから(楽なで)いい。
追記:
3月の発売日に買ってしまった。
カメラの使いやすさは想像をはるかに上回る「面倒」
いや、普通のカメラなんだけど、ちょっとあれこれお作法が多い。
もちろん、ボケ・ブレは致命的。失敗作品の比率が高そう。
成功作品は「感動作」となることが間違いなさそう。
切腹最中
ずいぶんとふざけた名前だと思ったけど、うまいのかもしれない(妻が何年も前から食べたいと狙っている最中と言っていた)。
なんでも、会社がお詫びに行くときに持っていく定番のお菓子だそうだ。切腹して内蔵がだらりと出てきている、そんな感じにあんこがあふれている。
色々と大胆な名前の和菓子が多いお店。
http://www.shinshodoh.co.jp/index.htm
中山道、中仙道
昔、
中仙道だった記憶があるけど、いつのまにか中山道になっているようだ。
http://q.hatena.ne.jp/1059222582
板橋仲宿
あまり縁の無い街だったけど、板橋七福神巡りとかして俄然興味の沸いた街。
2012年2月11日 アド街ック天国で取り上げられている。
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/
ヴァルトブルク城
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E5%9F%8E
ルターのいた城。
ワーグナーの「タンホイザー」の歌合戦はこの城の行事をモデルにしたんだとか。
補筆:
なんでここに興味が沸いたのかもはや分からない。
世界遺産なのか、
ルターなのか、
タンホイザーなのか、
私は、基本的にドイツに興味はない(ドイツの音楽には興味あるんだけど)。
バヌアツの砂絵
http://www.accu.or.jp/masterpiece/masterpiece.php?id=77&lg=jp
カイダ文字(※)とはまた違ったロマンを感じる。この国では言語が随分沢山あるみたいで、ことばが通じないところをこの砂絵で補っているという。本当なのか?という不思議なことをやってのけているようである。使う人が減ってきているというのが問題らしいけど、使うのは必然があってはじめて使うわけだから、他にコミュニケーションをとる方法ができてしまうと廃れてしまうのだろう。その辺はカイダ文字と同じなのであろう。
やっぱりNHK世界遺産にあった。
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards777.html
※「カイダ文字」
http://wikitravel.org/ja/%E4%B8%8E%E9%82%A3%E5%9B%BD%E6%96%B9%E8%A8%80%E4%BC%9A%E8%A9%B1%E9%9B%86
与那国民俗資料館なるものがあることを知った
http://www.arakawas.sakura.ne.jp/backn016/yonamin/yonamin1.html
http://www.arakawas.sakura.ne.jp/backn016/yonamin/yonamin2.html
与那国ことば辞典
というものもあるようだ。
ウィトゲンシュタイン
わからない理由の一つは「倫理・社会」なる授業を高校で受けなかったからなのか、そもそもわからないのか、
大学の一般教養で「ベルクソン」の哲学の授業があった・・・周りの食いつきに対して、全くなんのことか理解ができなかった。かなりショックだった記憶がある。ま、おかげで経済学なるものを学ぶ覚悟ができたということでもある。
以来、92年にICCの設立準備作業で浅田彰などの言説に触れるようになって、徐々にその世界が見えてきた気分である
そんな中で、どこかで聴いた断片的な話。
「あれこれ考えるより、工場で働け」みたいな。
以来、「缶詰工場で働け」=「ヴィトゲンシュタイン」という関連づけが脳内にできてしまった。
なんでそうなったのか。理由をさがすこと5年・・・という感じで、年に何回か検索するも理由はわからなかった。が、ついに見つけた。これだった。
http://www10.plala.or.jp/kumaoka/game05.htm
一九四一年一〇月一一日
今日、フランシス・スキナーが亡くなった。
ポリオだった。
彼と私は親友以上の関係だった。
スキナーとは、あるときは真剣に語り合い、あるときは真摯に議論した。
スキナーは私の心酔者と言ってもよかった。
彼は数学者として将来を嘱望されていた。しかし、私が人間は身体を動かして生活の糧を得た方がいいと話すと、彼はその影響を受けてしまい、工場へ就職してしまったのだった。
そんな彼を、私はどれほどいとおしく思っただろう。
だが、その思いもこの二年間は、急速に冷めていった。ケンブリッジへの就職、ウィーンの家族の問題などで忙しかったせいもある。
スキナーは、そんな私をなじることもなくせっせと手紙をよこし続けた。私はそれらに満足に答えることなく過ごし、そして彼の死を迎えたのだ。
哲学に専念しようとすればするほど、それを結果的に妨害する出来事が起こってくるのはなぜだろう?
すべては、私自身の問題なのだろうか?
スキナーの死の悲しみに沈みながら、眠りについた夜、夢を見た。
あの夢だ……。
この話だったんだというのをやっと見つけた。
もともと、缶詰工場だかなんだか全く記憶にないんだけど、
ーーここから下はpostdictionであり、完全に私の脳内の改ざんされた記憶の筈である。どこまでが正しい記憶か全く自信がない。ーーー
確か、ピアニストのワイセンベルクは、10年間の沈黙の時があって、その10年間には、炭坑夫をやっていたというような話を聞いたことを思い出した。これもこの、ウィトゲンシュタインと缶詰工場の話につながるネタなんだと思う。
確か、ワイセンベルクは一世風靡したピアニストなんだけど「冷たい」演奏だったか何かで、その姿勢に自ら疑念を持って、演奏活動を休止したというような話だったような気がする。復活コンサートでは、ミスタッチが激しく、演奏途中で客席に会釈をした上で、再度演奏をやりなおした・・・という話があったような気がする。
オラドゥール
「オラドゥール」
この街のことを知ったのは「筑紫哲也のニュース23」というTBSのニュースショーでだった。特集のコーナーでパリ駐在をしていた記者が帰国にあたって、何か残したい、この話を紹介していた。多分、1997年頃だったと思う。当時テレビでは「虐殺」の理由は不明ということだったが、その後、事件に関する衝撃的な本を見つけた。フランス好きの人とか、フランスに詳しい人とかに訊いても、この「オラドゥール」の話知る人がいないのは本当に残念(こういう話に興味があってフランス語を勉強しているわけではないから仕方ないのだとは思うが)。
以前はほとんどウェブで見ることはなかったけど、最近では検索すると日本人の多くがあれこれ紹介している。
http://haikyo.crap.jp/s/1736.html
「イェドヴァブネ事件」
http://www.polinfojp.com/kansai/jedwabne.htm
これも、一時話題となった(NHKスペシャルか何かで包装していた気がする)。この話にはかなりショックを受けた。
もっとも(やっぱり)そういうこともあったのか・・・という気がしないでもないのが、人間の悲しい性である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A7%E3%83%89%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%96%E3%83%8D%E4%BA%8B%E4%BB%B6
日本は島国だから国境が変わることはそうそうない(実は、そんなこともなくて、国土は広がったり小さくなったりを繰り返している)。
アルザス地方は、第二次大戦でドイツが占領をし、アルザス人はドイツ兵として闘いを強要され、戦後はフランス領になって、戦犯としての裁判にあったという悲劇もある(死刑の判決はその後無罪になっいる筈だけど、実際、どのような悲劇が起きたのか、想像を超えることが起きたような気がしてならない)。ポーランドも似たような事情を抱えている国(1918年ベルサイユ条約により共和制国家を建国、1939年に独ソ不可侵条約により4カ国に占領される、1945年からは労働党の社会主義国家になる、このときにドイツ領を数百年ぶりにポーランドとして回復したりしていて、そのときの住人は逃亡したりあれこれあった筈)なわけだ。
「沖縄戦」
集団自決と住民虐殺、米兵による投降の呼びかけと・・・。
日系人
第二次世界大戦では、ハワイにいる日系人はとんでもない目に遭う。
ハワイの日系人の悲劇を描いた映画で「山河あり」という高峰秀子の映画がある
これはたまたま文芸座で見る機会があった。
名作というものではないとは思うけど、昔の映画は「メッセージ」が強い。ひきこまれる色々な要素がちりばめられている。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD19068/index.html
補筆:
高校の地理の先生だったと記憶しているが「パイナップル部隊」の話は聞いたことがある。
442連隊のことである。
「殺すな」ということしかことばが出ない。
お金の話
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%BA%A7
東京都中央区日本橋本石町(にほんばしほんこくちょう)、今の日本銀行の近辺にあったそうな。
ってのは、昔やっていた仕事の関係でなんとなく知っていた。
金座の話はこんな程度に世の常識となっているようだ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q137531633
お金のルーツってのはやっぱり気になって、
「和同開珎(わどうかいちん)」
http://www.chichibu.co.jp/~wado/index.htm
が日本のお金の元祖というように習っていたが、日本最古の銭は「富本銭(ふほんせん)」という説もある。「ふほんせん」が「ふとうせん」と読むとか、流通貨幣なのか厭勝銭なのかとか、謎は深まるばかり。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E6%9C%AC%E9%8A%AD
不思議なのは、その和同開珎の鋳造は「加茂」で行われていたってのを2011年の木津のイヴェントで教えてもらった。
http://explorer.road.jp/excursion/shokugi/wadou_suzenzu/zezu.html
そんなことを考えていたら、日本テレビで「大河クイズ」なるものをやっていて、
平清盛のやった「業績」で「宋銭の輸入」ということを言っていた。
日本の実質貨幣経済が始まったのが「宋銭」の大量輸入が始まりだと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A8%E5%B9%A3
これを見る限り、やっぱりそんなこともないようで、流通貨幣・金・銀・物々交換などの関係はもう少し(いや、かなり)複雑な関係があったことは想像がつく。
調べてみると
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1437371164
(こういうの調べるのは、昔は「はてな」、今では「教えて!」なのかと思ったけど、検索でひっかかるのは「知恵袋」。歴史に強いウェブってのは、あるのかないのか?)
乱暴に言うと、近世までの貨幣の歴史はこんなことで流れが分かるのかという結論にしておく。
「和同開珎」
「富本銭」
「蓄銭叙位令」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%93%84%E9%8A%AD%E5%8F%99%E4%BD%8D%E4%BB%A4
「皇朝十二銭」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E6%9C%9D%E5%8D%81%E4%BA%8C%E9%8A%AD
「撰銭令」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%92%B0%E9%8A%AD%E4%BB%A4
「宋銭」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%8B%E9%8A%AD
「寛永通宝」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%9B%E6%B0%B8%E9%80%9A%E5%AE%9D
「江戸時代のお金」
http://www.viva-edo.com/kahei.html
「圓」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86_(%E9%80%9A%E8%B2%A8)
物々交換の不便さを解消するために「貨幣」という制度を取り入れようとするが貨幣は摩耗する。悪貨も増えてきて、銭の流通は停滞してしまう。もし、この貨幣制度が加速していたら、全然違う歴史があったのかもしれない。皇朝十二銭の次に、日本で鋳造された「貨幣」は「寛永通宝」まで待つこととなった。お金って何なんだという謎は深まるばかり。
探偵はバーにいる
「海苔」の話
そういわれたのは、2010年瀬戸内国際芸術祭で「豊島」のボルタンスキー作品「音のアーカイブ」に軽トラックで送って貰うときに言われたことば。
「???」
行ってわかった。そこはノリ工場跡地だったのだ「ノリとたゆたう」。
大阪芸術大学が作った作品で、正直、ボルタンスキーの負け・・・と思った瞬間だった。
ノリでいいなと思ったのは、永坂更科で「ノリ」を食べたときだった。
なにやら、箱に入れて持ってきてくれた。「焙炉(ほいろ)」というらしい。炭でノリをほんのりとあぶっているような感じ。湿気らないらしい。
のりの種類というと・・・。
アサクサノリとスサミノリ、アサクサノリってのは食べたコトあるんだろうか?
なんてことは、2月10日ビックコミックの「魚河岸三代目」に載っていた。
おにぎり・・・瀬戸内(コンビニのおにぎりはたしか・・・・兵庫のだったような)
あおまぜ・・・秋の終わりのほんの一時期にとれたノリ・・・荒尾
早津江・・・・口溶けの早いのが特徴らしい
手鎌・・・・・甘み・香り・甘みのあるノリ
いろいろあるらしい。
なんでも、ノリが庶民のものとなって、生産量が拡大したのはドゥルー女史のおかげらしい。
http://www.city.uto.kumamoto.jp/museum/pro/kingendai/durujosikinenhi.html
(何かでその話を読んだんだけど、思い出せない)
2月6日はノリの日だったらしい
http://www.zennori.or.jp/day.html
なるほど、ノリの種類、ノリを食べる国民いろいろわかる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E8%8B%94
補筆:
海苔を消化できるのは日本人だけらしく。バクテリアのおかげだそうで。
http://matome.naver.jp/odai/2139028304001496101
http://www.afpbb.com/articles/-/2716433
データ・アーカイブ・バックアップ
2000年までだろうか、昔は、外付けハードディスクに保管していた。
2005年くらいになる、NASなるものに保管するようになった。
これも、400GBあたりまでで、この頃までは、基本的にパソコン(パソコンとはいっても、1997年以降は私の中で、パソコン=ノートパソコンとすることにした)のバックアップだった。
2006年頃からだろうか、NASにRAID付きなるものが売られ始めた。1TBくらいのRAID1が5万円とかでくめるようになった。これは便利だと飛びついた。しかし・・・。2009年・2010年と、続けてRAIDのNASは壊れた。1回目は「奇跡」なんだろうけど、メーカーの推奨する方法とは違う方法でデータを復旧できた。NASも無償交換してくれた。
いい気になってもう1台買って、2台体制にしたことがケチの始まりだった。読めなくなった・・・。復旧は「復旧業者」では16万円からという値段らしく・・・。その直前には、実は、32GBのコンパクトフラッシュカードを壊してしまって、復旧に5万円かけたこともあった。
(写真のデータだったので、泣く泣くお金を払った)。復旧するより「もう1回旅行する」ことがフツウなんだろうけど「そのイヴェントは多分二度とない」こともあり、気前よく払った(価値ある写真かどうかは別問題)。
データの保管方法は1997年から悩みに悩んでいる。
まだ答えはない。
方法としては、
1.紙にする。
2.テープドライブに保管する
3.ハードディスクに2つバックアップコピーを作る
4.データセンターに預ける
4が良さそうと思って、Flickerに預けているが、探したい写真を見るけるのは難儀だ。
フリッカーがサービスやめたらどうするというのも答えがない。
2は案外安いけど、1TBのディスクを何本のテープドライブに・・・。面倒。
3が便利か?ということで、今使っているのは
HPのWHS。4つのドライブに4台のディスクを置ける。バックアップドライブも指定できる。自動処理できる。
困ったことに、2ドライブついていたんだけど、効率よくバックアップドライブを作れない。
ドライブが1つ余っている。
さて・・・。
補筆:
・WindowsHomeServerはマイクロソフトが保守をやめてしまったこと
・HPのサーバも製造中止になってどうにもならない
・WHSのサーバは動かなくなってしまった
→サーバの中身はなかったことになってしまった(救出ができたが、何がどこにあるのかわからなくなってしまった)
2014年時点の結論:
・大事な写真は「フィルム」で撮ろう(フィルム+DVD+flickrで写真が保存される)
・すぐに最善な状態でflickrにアップしよう(flickrが営業終了することは考えるのをやめる)
・PCのデータはハードディスク3つに愚直にコピーする(Raidは使わない、RAIDコントローラーが壊れるから)
・NASはとりあえず信用しない(NASが壊れるから)
・テープドライブにバックアップとりたい・・・。
・BluRayに保存する習慣を持ちたい(時間がかかるのが最大の欠点、しかも50GBしか・・・)
粗忽長屋
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/6684/sokotsunagaya.html
なんとも無茶苦茶な落語である。
どうやら、これをフィーチャーしたのが
板尾創路の映画「月光ノ仮面」らしい。私はみちゃいないんだけど、ちょっと気になった次第である。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD18345/index.html
自己とは何なのか、もともと、自己という概念はアジアには希薄だとか、そういう話を聞いたことがある。それと、働き蜂はDNAが一緒で、そうなると、自分と他人がその同じDNAの集団においては区別がつかないのではないか?ということを言っているのを聴いたことがある。
そんなことをテーマにしていた映画がそういえばあった。
この映画はテスラーが登場したり、マジックの世界がいろいろ見られて、何でみたのか謎なんだけど楽しかった記憶がある。
世界はことばでできている
フジテレビの深夜番組。
今、ちょっと気に入っている。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/sekai/index.html
そんなわけはないんだけど、ことばで人間の脳はいかようにも変容してしまうようだ。
毎週火曜日24:45~25:10
いいなぁとその瞬間は思うのだけど、すぐに忘れてしまう。
それがことばなのか。
陸軍登戸研究所
2011年2月20日に最後の公開がなされた旧陸軍の研究施設跡。
ここで行われていたことは「贋札製造」「とんでも兵器の研究」色々あったようだけど、その全貌は不明なようだ。今後もアカされることはないだろうけれど、明治大学はこの設備を今まで残していたってのは頑張ったんだと思う。実際、建物だけ残っていても仕方ないもので、贋札印刷機とか、とんでも研究が残っているワケでもないようだから。
http://homepage3.nifty.com/fwhj5337/9k-index.htm
とはいえ、生田校舎内に、陸軍登戸研究所登戸資料館があり、公開されている。
http://www.meiji.ac.jp/koho/pickup/2009/100323.html
補筆:
「陸軍登戸研究所なる長編ドキュメンタリー映画」をユーロスペースで観た。
覚えていることは
「ごめんはたらけ」という言葉と、
「日劇に張り巡らされた黒い遮蔽板は米軍の空襲により全部取り払われた」
ということくらいなんだけど、あっという間の4時間だった。
うなぎ
あげくに、あまり好きではなくなった。
当時はうなぎより安い「あなご」がなんちゃって鰻丼みたいに家で出てきて、
あの穴子の味は子どもには辛かった・・・。
うなぎを「うまい」と思ったのは、いつのことだろうか。
多分、野球を見に行く時に「鰻」を買ったのだけど、それが久しぶりで旨かった。
以来、年に数回は食べるようになった。
アド街ック天国で横浜の鰻屋が出ていた。
http://www.yokohama-wakana.com/
うなぎといえば、
「大和田」
子どもの頃には、不思議なことに、家に鰻の注文が何回か来た記憶がある。
で、宮川とか野田岩とか・・・。
記憶によると、野田岩なんかの場合には、注文を受けてから「さばき」「焼き」があるときいたことがある。食べるまでに30分とか1時間は待つみたいな・・・。急ぎでかっくらうことはできないようだ。なんてことをこのアド街ック天国ではおどろくべき話が出ていた。なんと、この「わかな」というお店では「焼きたて」「炊きたて」で鰻丼を出してくれるようだ。
しかも、待たずに。
一度行ってみたくなる。
アマゾンの謎
営業開始当初と、現在では多分、取次店が変わったんだと思う。
以前は「在庫あり」「3日以内」「一週間以上・・・」
みたいな段階になっていた記憶がある。
今(2012年2月)では
「即日配送(Amazonプレミアム対応)」「扱い店から直送」「在庫あり」「取り扱いなし」
みたいな段階になっているようだ。
昔は注文したのに「ごめんね」ってのがよくあった(2000年頃の話)。
BK1なんかではやっぱりそんなことが多々あって「Amazon」では「取り扱い不可」なのに、BK1では扱いありということで注文できることが何度かあった・・・。結果「ごめんね」って場合と、「Amazon」がその後「注文可」と変わっている場合があった。
つまり、「店頭在庫」「取り次ぎ在庫」「書店在庫」の管理方法の違いってことなんだと思う。
Amazonの在庫管理はBK1より優れているということか。
温泉
いつ頃からこの台詞は言われているのか。
妻は卓球で外出、一人ゆっくり土曜日の夜を満喫。
気がつけばテレビ東京なワケである。
湯田温泉、湯川温泉のは「松崎しげる」と「なぎら健一」であった。
http://www.echna.ne.jp/~yudakan/yugawa.htm
自炊部というそのシステムにちょっと感動。
もっとも、そんなところに行くのは年金生活になってからなのか?
地獄温泉
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%8D%84%E6%B8%A9%E6%B3%89
地獄温泉巡りと、その夕食の場所にぐっときた。
四万温泉
日本最古の温泉建築
ここは実は2回泊まったことがある。
(そういえば温泉地で2回いったことがあるのは四万温泉だけだ、多分もう2回くらいいきそうだ)
なるほど、焼き饅頭は酒麹で発酵させたものを使っているようで、次回は食べたい。
薬師堂が出てきた・・・。これは奥四万温泉だ・・・。発祥の湯はそういえば入ったことない。こいつは入らねば・・・。
(しかし、バスの終点から奥四万温泉まではすごい距離がある。一度歩いたことあるけど、フツウは歩かない、いや、歩けない)
河原の湯、上之湯、どれも9:00〜15:00が解放時間ということだ。
・・・やっぱり登場したのは「積善館」(テレビ東京パワーはすごい、ウェブページはパンクしている)。
四万温泉は400年前に湯治場となったようで、3つのグレードがあるようだ。
私が泊まったのは湯治部って所だと思うのだけど、湯治の食事はどちらかというと「エサ」って感じで、妻は二度と行くかという感じのかなり厳しい評価だった(私もなかなか微妙な感じを持った)。
テレビでの紹介は、受けたサービスとまさに同じ感じで・・・。この正直さはいいかもしれない。
で、泊まった部屋と同じところに「秋野暢子と加藤紀子」は訪ねていった。
あれ、泊まった部屋と同じっぽい。
湯治プランは本当に食事が情けないかんじだったけど、特別プランはちょっと良い感じ。
部屋で食べられるとは知らなかった。
そもそも、泊まったときには「湯治」って意味分かっていなかった。というか、温泉だと思っていたのが、湯治みたいになってなんか情けない気分になったのがちょっと吃驚した。湯治はちゃんとした旅館の値段だった記憶があるんだけど、湯治料金なら文句はない。
万座温泉
(通年で行ける)日本最高所の温泉らしい。
温泉まではスノーモービルで行く・・・。
湯の花旅館・・・。
これはすごい。
http://www.yunohana-m.com/
(やっぱりウェブは大混雑)
鹿教湯温泉
http://www.kakeyu.or.jp/index2.html
(移動販売は、火・木・土らしい)
蔦屋書店
王様のブランチで
蔦屋書店が紹介されている。
http://tsite.jp/daikanyama/store-service/tsutaya.html
2回行ったが、なかなか課題が沢山ある。
世の中のことを考える上でとても勉強になる書店である。
通って・いや、経営の方に、お伺いしてみたい。
気になったその1
オープンしたのは12月、私はそのオープンを知らなかった。
そういえばTSUTAYAが代官山に土地を買ったったのはニュースになっていた気がする。
あれだけの「再開発」話題にならないのが不思議なんだけど。
気になったその2
この店は採算合うのだろうか。
どう見ても「買い取り」の本が沢山・・・。
本には盗難防止タグが全部についていた。これはすごい。
気になったその3
北村写真機店、カメラのキタムラか?
http://tsite.jp/daikanyama/store-service/
街区としての出来がまさに代官山。
蔦珈琲店
青山の珈琲店
蔦珈琲店
http://allabout.co.jp/gm/gc/377941/3/
2002年頃にこの珈琲店で会社の人と話をしていたら、ご主人が私たちに話しかけてきた。
私が乗っている車の話に乗っかってきたのだった。
会社員時代(商社マンだったそうで)フランスにいて、その「ぼろ車」に乗っていたそうな。
青山学院大学横の細い道の奥の方にある。
隠れ家って感じの店。
10年行っていないのか・・・・。
ヴィオロン
カフェ
ヴィオロン
阿佐ヶ谷にある。
昼12時から夜11時までやっているようだ。
SPレコードが聴けるようだ。
吉田類の酒場放浪記に出てきた。
コーヒーにブランデーを数滴たらす。350円のコーヒーがなかなか旨そうだった。
http://w3.bs-tbs.co.jp/sakaba/
東山道
呼び名はいろいろあるようだ。
とうさんどう・ひがしやまみち・とうせんどう・・・何でもいいようだ。
http://bell.jp/pancho/k_diary-2/subfiles/kodai-no-miti.htm
東山道・・・歴史でそんな話を習った記憶がない。
大化の改新の詔に街道整備の話があったみたいで、
五畿七道を整備するってことが「国」としての体裁を整える重要なポイントであるようだ。
(全ての道はローマに通ずると同じなんだろう。きっと)
なるほど「ブラタモリ」、タモリ倶楽部のパチモンだと思っていたが、筋の通った企画なようだ。
http://www.nhk.or.jp/buratamori/broadcast/vol010.html
国土交通省が五畿七道について解説をしているのも笑えるけど、
http://www.mlit.go.jp/road/michi-re/1-3.htm
実際、意外なことは、七道は「州」みたいなものだと思っていたんだけど、そこで大事なことは幅13メートルの道がほぼ直線状に敷かれたというのが驚きのひとつ。そして、その道はあまりちゃんと残っていないこと、やっぱり、江戸時代の五街道の方が有名だったり、そもそも、古代の道ってどういうもんなのだろうという思いがつのってくる。実際、この七道は「海沿い」ではなくて、内陸に作られたというのは「災害」なんかを意識したのだろうか、気になる。
人
今年の流行は「人」とは何なのか?ということを多角的に問い直す機会なのかもしれない
NHKスペシャル
http://www.nhk.or.jp/special/onair/human.html
クロマニヨン人が人類として地球を征服している奇跡を改めて組み立てようとしている
第1回を見損ねたのが残念
しかし、NHKのネットにあがっている「スクープ」はすごいことになっている。
人類の進化≒脳の重量の増大という前提だったものが、
ジャワに1万5千年ほど昔の地層に脳400mlという「石器人」の存在が出現しているということ。
もともと「進化」=多様化であり、キリスト教的、人類が唯一の「神の作った生物」という仮説を覆す衝撃である。
ネアンデルタール人は人類とDNA的つながりは「ない」と思っていたものは今では「つながっている人もいる」ということも分かっている。
こんな話は下記の演劇とつながって興味が倍増しているここ数日である。
ヌード・マウス
http://www.nudemouse.jp/
人間が怖れという心を持たなくなったとしたら・・・記憶は忘れるのではなく、思い出せないのであって・・・
モーリー・スウィーニーは翻訳劇ではあったけど、谷賢一のこのテーマはシリーズ化されそうな予感。
この想像の先に人類の未来が描かれるような気がする。
青春漂流記
http://shika564.com/hyoryu/
夢をいつまで持ち続けるのか、夢をどのようにかなえるのか
寿歌
http://www.siscompany.com/03produce/36hogiuta/index.htm
いつかわからない未来、人類は核戦争であらかた滅びてしまったようで、そんな中、
旅する男・女のもとに姿を現したのは「神」なのか?キリストなのか?
その神は何も出来なかったのか?、いや、男を救ったのか?幻なのか?
終末の一歩前を描いた古典。私にとっては目新しい演劇。
木村伊兵衛
彼の写真は知っていたけど、1954年のパリのカラー写真を撮っているとは思わなかった。
そして、その写真は見事なまでにパリというイメージを切り取っている。
カメラは発売直後のM3、レンズはズマリットのようだ(F1.5って言っていたので、見た感じはズミクロンのように見えたんだけど)、フィルムは富士フィルムのASA10という感度だったようだ。カメラとかフィルムの性能もさることながら、やはり、その観点は流石、ちょっと群をぬいているようだ。
しかし、その観点を与えたのは、ブレッソンであり、ドアノーだったというのは納得するやら、感心するやら。
写真ってのは、技術・感性に加えて「敬意」も必要であるということを痛感。
iPhone
スクワイアの記憶モデル
記憶の仕組みとしては「スクワイアの記憶モデル」というものがあるようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%98%E6%86%B6
興味深いというのは、
ワインのソムリエ(ソムリエというとワインのことなので、変な言い方なのか?)の田崎真也が言っていたことで、「ワインの味を覚えるにはあまりにも沢山の味を覚えないといけないので、言語化して記憶する」というようなことだった。そんなワケで、川嶋なおみがワインの味で、「草原で戯れる子どもと子犬を見ている乙女のささやき」みたいな不思議な表現をしているのを、よく馬鹿にしていたのだけど、田崎真也が言うには、その覚え方は「正しい」ということだった。
で、甲南女子大の上田先生(当時)、多摩美術大学の須永先生などがやられているワークショップに参加して気になることがあった。というのは、終わると、必ず、すぐに「反省会」を行うのだった。これはとても不思議だった。
実は、ワークショップというのは形になっていない(書籍とか、シンポジウムとか、企画展とか)ものを形にするための「工房」としての要素を持っているものであるので、得てして終わった段階では「生煮え」な状態なことが多い。
終わった段階で「言語化」をし、それを長期記憶にすることで、「経験の記憶」ができるようになる。
なんと素晴らしいことなのかと感心したものだった。
そんなことを享受した後に、しばらくたって、上田先生に上のようなことを話したら、「あ、そうでしたか、でも、今は新聞作っているんですよ」とあっさり先を越されてしまった。
もっとも、
失読症、言文一致問題、色々ある中で「新聞」という形に表現するのがいいのかは疑問がある。
一方で、言語と空間という関係に置き換えたのが「発想法」=「KJ」法である。
失読症
映画のテーマは全然違うもので、とはいえ、この問題ってのはあまり日本では問題になっていないような気がする。
(大事なことは、いわゆる学習能力とか、知能とかそういうのとは別の問題として「文字を文字として読めない」という現象があるということである)
Dyslexia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A2
識字プロセスには、文字や単語を構成する音に結びつけて分析する「音韻的処理」(平仮名、片仮名、アルファベットなど主に表音文字)から、単語、文章そのものからダイレクトに意味を理解する「正字法的処理」(漢字のような表意文字も含む)までいくつかの段階がある。
対となるもので
ハイパーレクシアなるものもあるようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A2
識字というものは結構気になるもので、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%98%E5%AD%97
近世社会と識字の関係は、更に気になる。日本人は江戸時代にも寺子屋で文字を習ったっていうけど、「話し言葉」と「書き言葉」が違った戦前までの日本というのは、本当に全国民が文字を使えていたのかどうか・・・。失読症よりはるかに高いハードルがあったから気にならなかっただけなような気もする。
http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp:8080/dspace/bitstream/10191/8186/1/70(4)_524-535.pdf
読み書き困難疑似体験
http://rise.gr.jp/manaby/revolve_kyouzai
これはちょっと無理ある気がするけど、専門家がやっているサイトなので、それなりに疑似体験ができるのだろう。
「プルーストとイカ」なる本を見つけた。
読書は脳をどのように変えるかというなかなか興味深いテーマだ。とんでも本ではなさそうなので買ってみることにする。
相貌失認
病気の定義がどうこうとか、そういうことはおいておいて、人の顔が覚えられない。ということがあるようだ。
私は一度会った人は、顔と話した内容を忘れない。というのがウリだった時代があったけど、今はめっきりそんなこともなく、出来事は忘れる、話した内容は覚えようとしない、などなど、随分問題がある生き方をしてしまっているようだ。
そんな中で見つけたちょっと不思議なテストがある。「人の顔」を覚えられるかどうかというテストである。なんでも、この症状は脳障害による失認の一種で、顔を見てもその表情の識別ができず、誰の顔か分からず、個人の識別ができなくなる症状を指すようである。人口の2%くらいが実はこの症状があるということのようで、思いっきり心配になった。
簡単なテストが下記にある。(もっとも、英語だったりするのと、外国人の名前書けないっていう問題もあるけど、なんとかなるものだと思う)
相貌失認テスト
http://www.faceblind.org/facetests/index.php
まさか、もしかして、と思ったけど私は75点・・・大丈夫だった。
映画とか、アメリカ文化にそれなりに明るい人とか、現代史とかそれなりに分かっている人じゃないと辛いかも。
(ただ、この実験は何を意図しているのかは考えないと・・・。人名のスペル間違いはすごかった。あと、若い頃と年とってからの写真であぁ、そうかぁという勘違いがあったり、似ている人(と思っている人があって)そんな誤解もちょっと笑える。これを日本用にカスタマイズするといいんだろうけど、専門家じゃないとできないだろうし、何をもって「正解」とするかとか、誰を選んだらいいか、とか、判定の仕方について、などなど謎は多い)
デウス・エクス・マキナ
最後に、なんともならないところで、どこからともなく、仙人のような人が出てきて、物語を大きく転換して集結へと向かう。
舞台が終わってから「舞台裏見学」があって、その中で白井晃が「仙人がどこから出てくるのか分からない、不思議だ」ということを言っていたと聴いた。(それは誤解をしていて、白井晃が「仙人の出てくる場所が分からないという不思議」なのか「仙人が出てくる必然ということでの不思議」なのか、後者だと思っていたが、実際には前者だったろうという結論になる)なるほど、演劇には古くからその手法があるということを知ってちょっと感動。その演出手法は「デウス・エクス・マキナ」というらいしい。
確かに、知っているところでは「大草原の小さな家」でもどうにもならないところで「神」が登場して救われるとか、3回くらいそんなシーンがあったことを思い出した。芝居の場合には機械仕掛けの箱から登場するってことがこの語源らしいんで、時代と共に変わってくるようではある。
「ウルトラマン」の最終回に洗われるゾフィとか、「ローエングリン」とか、「インディジョーンズ」なんかもそんなことにつながっているのかもしれない。日本古来(っていっても歌舞伎ってのは日本独自なのか、何なのかはよくわからない)最後にどんでん返しみたいなところがあるのも同じ系統のものなのかもしれない。
北海道の旅
話は北海道に戻って、
千歳空港→レンタカー屋さん→ヤマト運輸の支店(カヌーピックアップ)→屈斜路湖→(川下り)→弟子屈→屈斜路湖→多和平→トドワラ→熊ノ湯→知床五湖→カムイワッカの湯の滝→網走→美瑛→見本林→ヤマト運輸の支店(カヌー預け)→レンタカー返却→千歳空港
って行程だった記憶がある。
1993年の夏だったんじゃないかと記憶している。
熊ノ湯は絶品の温泉だった記憶がある。ここでアツイ温泉に入って、キャンピングカーで泊まった記憶がある。
http://www.hikyou.jp/hokaidou/doutou/rausu/kumanoyu.htm
トドワラの荒涼感はピカイチだった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/トドワラ
カムイワッカ湯の滝、若いころには難なく昇っていったけど、結構、最後の滝壺まで行くのは難しい(と思う)。今ならいけない自信がある(涙)実際、けが人続出とか。当時も崖に固まっている人が沢山いたのを記憶している。
http://www.town.shari.hokkaido.jp/shiretoko/point/8p_kamuiwakka.htm
釧路川をカヌーで下る。これは究極の旅で、今思うと、無事生きていることも奇跡なのかもしれないんだけど、こんなエキサイティングなひとときはもう味わえないと思う。ここを下る目的でアーリーの組み立て式カナディアンカヌーを買って、多摩川(2回)、びわ湖、那珂川、千曲川と経験を積んで望んだ。護岸工事のない「原流」というのはもう日本にはそんなにないらしい。
屈斜路湖には「露天風呂」もあるんで、それもいい感じ。そして、弟子屈にも温泉がある。
カヌーはその2年くらい前に買った。前年にはCitroen2cvで「那珂川」「千曲川」に出かけた。その前の年には、多摩川(多摩川園から川崎駅あたりまで)を2回ばかり下った。そして、カヌーを積んでびわ湖に出かけた。今を思うと涙が出るような、東海道を下の道で走って、びわ湖の「紅葉パラダイス」のSLホテルに泊まって、夜は山本リンダショー。震災前の神戸の街並み。生駒山の夕陽。なかなか思い出深い。
テレビ東京土曜スペシャル(2012年1月21日「極旅2」を見て思い出した。
琉神マブヤー
http://www.mxtv.co.jp/mabuyer/
http://www.mxtv.co.jp/mabuyer2/ →絶賛放映中(MXテレビ土曜日18:30〜19:00)
前半は実写だけど、後半はアニメに、最後のシーンは実写になっている・・・。
初めの部分はフィルムっぽかったのは気のせいか?
映画もある
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD19138/index.html
っつうか、琉神マブヤーすごい・・・。噂には聞いていたけど、そうか・・・。
集団行動
http://www.youtube.com/watch?v=Afpc_EcohcY
見てちょっと涙してしまうようなドラマもあったりして。
と思っていたら、バイクで集団行動みたいなものがあった。
「伏見デルタ」というバイク教習場でやっているようで、
http://www.fushimi-tc.co.jp/news2.html
飛行機の場合は「ブルーインパルス」が該当するんだろう。
http://www.mod.go.jp/asdf/blueimpulse/about/
額装
(2014追記:ファイルが滅茶苦茶になったのでリライトしているがこの真意は不明。写真展示には「額装」は重要事項であると言いたかったのか)。
アサヒカメラ2012年1月号に紹介のあったお店「フレームマン」
http://www.frameman.co.jp/
有名なのはモナリザもびっくりの「世界堂」。92年に写真展をやったときには、ここで額と額装フレームを調達した。世界堂は武蔵美にもお店が出ている。
http://www.sekaido.co.jp/
ボケ・ブレ・アレ
「ボケ」「ブレ」「アレ」
であることは間違いなくて、
とはいえ、
そんな中で撮影後にボケをコントロールできるんだとするとこれはすごいことだ。
http://www.lytro.com/
ブレということばには「ピントが合わない」ことと「ブレ」の両方の意味があるフランス語って聴いたことがあるんだけど、その意味は調べられていない。「ボケ」ってのは世界で通用する写真用語だというのも聞いたことがある。
(2015年補足)
Lytroはついに発売になった。
もっともその時点で私が気になったのは「ステレオカメラ」だった。
3Dテレビが流行ったのは2012年ころだろうか。
今なんでかというと「ゴダール」のせいである。
しあわせのパン
ロケ地となっているカフェ・パン屋さんがこちららしい
http://isrm.co.jp/gauche/
なんといってもその風景が最高みたいな・・・。
原田知世に惹かれたけど見ていない。
(2015補足)
検索キーワードではこの「しあわせのパン」でこのサイトに来た人が本当に多かったこと。
大したこと書いていなくて申し訳なかった(しかも見ていない)。
大泉洋はとくに関心のない俳優。
(探偵はバーにいるは好きである)
多摩川
川沿いというか、河原にあるお店。
検索してみたらいろいろ出ていたけど、これが秀逸な紹介ページだった。
稲田堤「川茶屋・たぬきや」
http://xn--f9j2b9904c.jp/photolog/2012/01/sakaba_tanukiya/
ネコ居酒屋ぜひ訪問してみたい。
異体字と誤字・誤用
数年前に問題提起されていたような気がする。
マイクロソフトなんかでは「障碍者」というような使い方をしている。本当は「障礙」が正しいという話もあるけど、日本語に限らず、ことばはどんどん変化するものなので、要するにどういう印象を持つのかが大事なんだとは思う。
礙・碍は異体字で「さまたげる」と言う意味らしい。
害は「そこなう」とか「きづつける」「ころす」みたいな意味らしい。「さまたげる」という意味もあると漢和辞典にある。
戦後の漢字大改革で「碍」「礙」を「害」に代替するって、そういうことを決めたってのはどっかに書いてあった。漢和辞典にも害は碍の代替文字として使われているという表記がある。
で、
なるほど、そういうことはちゃんと検討しているようで「内閣府」のワーキングで検討結果を出している。
こういうのは新聞では報道しないようで、というか、Webにはそこそこあるようである。
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_26/pdf/s2.pdf
分からない場合には「ひらがな」にするというのは正しい判断だと私も思う。
誤字脱字でも読める
カイダ文字
日本最西端の島。
季刊InterCommunicationで「オキナワ」特集をやったときに俄然気になった島である。
「オキナワは日本なのか?」という謎から始まった。
つまり、なぜ、中国にはならなかったのか、
なぜ、日本語圏に入ったのか(琉球王朝の始まり前あたりからの歴史話である)
その歴史はなかなかすさまじいものがある。
簡単にまとめてしまうと「石器時代」から「鉄器時代」になることでどうやら「征服する征服される」という現象が発生するようである。
また、「海の民」と「山の民」は基本的に交わることがないようであるということである。
で、この与那国島では「カイダ文字」という独自の文字を1900年頃まで使っていたという事実があること。
その文字を読める人は2000年くらいまで生きていたということ、そのほかいろいろなことが分かった。
与那国島自体には「ムー大陸」と思わせる謎の「海底遺跡」もあるのだが、なんとそこにその「カイダ文字」が描かれているという疑惑がある。スキューバダイビングができるのなら行きたいものだ。
「与那国方言会話集」
「カイダ文字はトンパ文字に似ている」
「カイダ文字」の写真
カイダ文字とは
沖縄県大阪事務所のQA
こんな文字である。
思い出
「思い出の定義」はこんな感じ。
「思い出が書き換えられてしまう」ってことも。
参考となる展覧会がいくつかある。
「今和次郎採集講義」
「梅棹忠夫展」
なるほどというサービスがNTTコミュニケーションズから。
「思い出あんしん保管forマイポケット」
租税回避
「僕がAmazonを使わなくなった理由」
で、どういう結末になったのか調べてみたところ、wikipediaに書いてあった。
法人税の追徴課税は退けられたということだった。
フランス、ドイツ、ルクセンブルク、イギリスなどで課税については査察が進行しているのか、完了したのか・・・。
と
「google、タックスヘイブンで31億ドルも租税回避」
アマゾンどころではない。
税金を納めるということはどういうことか、こういう会社を許していいのか。
と思ってみてみると、
「三大メガバンクは10年法人税を支払っていない」
もう、なにがなんだかわからないことになる。
こんな状態で、
財政破綻寸線、消費税増税という状況なわけである。
日本国債の国内消化率が高いことが日本の財政破綻を一線でとどまっている根拠である。
東日本大震災の影響でこれを保てるのかどうか、不安が募る。
酒場放浪記
http://w3.bs-tbs.co.jp/sakaba/
見るテレビがないとついつい見てしまう。
いや、みなくてもいいんだけど。
人形町「ナポリ」 ゆるいおでんや行って観たいこのお店は
新丸子「三ちゃん食堂」 学生時代に住んでいた街の有名なお店
みたいに色々教えてくれる。
BSーTBS 夜9時〜
池林坊
http://www.chirinbou.com/chirinbou/c_top/chirinbou_top.html
あまり混んでいる時に行ったことがない。
そんなに高いお店ではないはずだけど、今日も1時間半くらいいて、
4品とお酒を少々で7000円ほど。
大人の居酒屋という感じ。一度椎名誠が呑んでいるのを見かけた。
かなりうれしくなった。
アーサー王
http://ja.wikipedia.org/wiki/アーサー王
今日見た「モンティパイソンのスパマロット」は主役がアーサー王だった。というか、円卓の騎士は面白すぎた。
なるほど、昨夜テレビでやっていた「インディ・ジョーンズ」などはまさに「聖杯伝説」がベースであるわけで、「ダビンチ・コード」なんかもうつろな記憶をたどると聖杯伝説と関係あった気がする。それこそ、ワーグナーの楽劇の「トリスタンとイゾルデ」なんかもアーサー王伝説に組み込まれていたりするらしい(モトはちがったんだろうけど)。で、「モンティ・パイソンのスパマロット」があり・・・キリスト教とヨーロッパの歴史を知らないとこの話についていくのは本当に大変だ・・・。なもんで、スパマロットは本当に勉強になった。
しかし、年始の「ビートたけしの教科書に載らない日本人の謎」もそうだけど、ヨーロッパも謎が随分とあるもんだ。人類2000年の歴史ってのは本当にあやういところを綱渡りして今日までたどりついていることがよくわかってきた。ここ50年くらいも、世界大戦後の「冷戦」「オイルショック」「宗教戦争」「アメリカの軍事介入」「ソ連の軍事介入」「中国の肥大化」「インドパキスタン紛争」・・・色々な日種はあれども、要するに生きていくってのは大変なことなんだってことなんだろう。地震・原発・・・。日本の抱えている問題も随分と大きいとは思うけど、過去の歴史を一つ一つ振り返ってみると案外その中に答えがあるのかもしれない。
酒場放浪記
謎のテレビ番組である。
何で知ったのか・見るようになったのか、きっかけは覚えていない。2011年4月以降に気がついたような気がする。
月曜夜9時、気がつくとこの番組を見ていることがときどきある(月9ドラマを見ないってことになる)。
「角打ち」
辞書には載っていないことばのようだ。
酒屋で酒を飲むという行為はありなのか、なしなのか?
買った酒をその場で呑んで何が悪い?ということと、飲食物を提供する商売の違いは難しい。
http://kakubunken.jp/untiku/index.html
中銀ビル
中銀ビルはまだ健在。
中に入る度胸はない。
目的は
今和次郎の展覧会
車を駐めた地下駐車場にはなんと、中華料理店があった。
平日10:45〜14:15、17:00〜21:15
値段は安そうだ。一度入ってみたい。
そして、電通ビル・・・
やっぱりすごい。
こんなびるどんな悪いことしたら建てられるのだろうか(笑)
代官山
滅多に行く機会はなかったけど、
蔦屋書店ができたおかげで月1くらい行くコトになりそう。
もっとも、この書店で本を買うことはなさそうだ。
ロモキノ
ロモキノ・・・ロモというカメラ、あまり好きな商品ではなかった(堅牢生とか、長く使えるってものが実は好きだったりすると、写真は90%の光線条件より、撮れるか撮れないかの限界に近い光線条件が撮影意欲がわくから)。今となっては、写真文化を継承する大事なコミュニティであることは間違いない。コダックフィルム部門が消滅するこの時代に、フィルム写真文化を継承するために「購入」ということで支援する必要がある。
ここ数年、数々の惚れ込む新サービスを提供してくれている。
「クロスプロセス」「パノラマカメラ」「360度カメラ」・・・そして、ついに出た。
映画が撮れる・・・。
もっとも1秒4コマなわけではあるけど。
昔、味の素が売れ行きを伸ばすために考えた方法が、「瓶の穴を大きくする」。
これで売れ行きがアップしたということだそうが。
そう、フィルムの消費を増やすには、
1.モータードライブ(自動巻き上げ装置)を高速化する
2.自動露出補正装置で5コマとってもらう
3.いっそ動画にしてしまう。
そっか・・・秒4コマってのは一眼レフのモータードライブ並ってことで。普通に秒5コマで撮って、並べればいいだけなんだ。ついつい買ってしまった。
国債残高
http://q.hatena.ne.jp/1326297817
日本政府の「国債」が国内消化されていることが日本の低金利の主な理由であり、日本国内で消化できなくなると「高金利政策への転換」「信用不安による円安への転換」など、いいんだか悪いんだかわかないことが出てくる。もちろん、困るのはここ20年くらいの日本政府の国債償還額
http://www.bk.mufg.jp/report/ecorevi2010/review100428.pdf
ビートたけし
なんとなく毎年みてしまっている。
そう、日本語ってのは不思議なことばだ。
日本語のブレは少ないというけど、
言語学的にどうなんだとか、
日本語の「言文一致」が大革命だったってことの言説はちょっといい感じだった。
比叡山の意外なところも見ることができてちょっといい感じ。
散歩
富士塚がある
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157628793607319/
六本木ヒルズへ向かう、六本木ヒルズから麻布十番に
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157628793628251/
六本木ヒルズに行ったのは歌川国芳展に行きたかったから。正確には猫に会いたかったので、谷中でも、青山墓地でもどこでも良かった。七福神巡りもいいなと思ったけど、なんとなく、そんな気分になれず、猫の駄洒落で53疋描いた絵(版画)があるはずなので、それを観に行った。正直後悔も大きくて、ゴヤ展も行かなきゃいけない中・・・。
新江古田から自宅に帰る道
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157628793637935/
雑司ヶ谷のネコ
出会ったネコは
・お寺に紛れ込んだノラ
・お店の看板ネコ、箱入りネコ
・墓守ネコ、おねだりネコ
・お寺を庭にたむろするネコ
ちょうど、出かける前に見た「笑っていいとも増刊号」テレホンショッキングのゲストに北川景子が出ていて、飼っているネコの話をしていた。ネコは複数で飼っていると餌をやると全部食べてしまうそうだけど、1匹で飼っていると、餌は3日分分けてやると、3日分順番に食べるようになるそうだ。なるほど、ネコも環境に適合するものなのか?ネコの多さは人間の人口密度に比例するというのをきいたことがある。江古田・桜台近辺には案外ネコが多い。ヒトのように道を歩いているネコに遭遇することが結構よくある。で、雑司ヶ谷近辺も、沢山のネコに出会えた。ということは、この近辺、いい街なのかもしれない。
forkN
誰でも簡単に電子書籍を出版・閲覧・共有できるサービス
電子出版のブレイクポイントは「誰でも」「廉価に」「手軽である」ということであり、「質」は量に凌駕されることになるのだと思う。
http://forkn.jp/about.html?gclid=CIWZz8TPwK0CFYM3pAod-ztaBw
PHOちょ+
自分だけの写真集が作れる。
フジテレビの「御秒奈々」という知らないタレントを検索して見つけたサービス。
PHOちょ+(http://www.phocho.jp/)
[A4サイズ版/28ページタイプ] 販売価格:3,980円(税込・送料別)
[A4サイズ版/40ページタイプ] 販売価格:4,980円(税込・送料別)
みたいな値段。
安いのか高いのか。
雑司ヶ谷七福神
七福神巡りをする上で助けてもらったサイトはもっぱらここ
全国の七福神巡りサイト
http://www.asahi-net.or.jp/~uy7m-ssk/
今年は、平成22年から始まった雑司ヶ谷七福神巡りに出かけた。
七福神巡りの困ったことは、松の内で終わってしまうところが案外多いようなこと。
1月10日頃だとご開帳していないようなところもあったり、色紙、御朱印をいただけないところもあったりするようなので、ちょっと注意が必要。
もっとも、通年でやっているところもあるので、思い立ったが吉日と、探して出かけてみるといいかもしれない。初心者には「谷中七福神」(1月10日まで)「江ノ島・鎌倉七福神」なんかがお勧め。
話は戻って、
「雑司ヶ谷七福神」
思った以上に楽しい1時間を過ごせる。
開始はどこからでもいいのだけれど、色紙(500円)を売っているところは限られたところになっている。
そんなことも考えると「鬼子母神」から始めるのが良さそう。
このエリアは「ネコ」の多い街なようだ。
雑司ヶ谷霊園のネコは愛嬌たっぷりで嬉しくなってしまう。
撮った写真はこちら
ネットで使っているもの
flickrに写真を
twitterにflickrの写真をアップしたものを
tumblrにネコ写真を
mixiはかれこれ10年
facebookは気ままに
使っている
2012年の大和田龍夫
2011年までのあれこれ書いたものはhttp://www.owada.org/にまとめている。
写真についてはフリッカーにアップしている。