ミノルタとライカ
ライツとミノルタが提携してできたカメラがいくつかある
ツァイスはパートナーに選んだ会社は「ヤシカ」になったけど、元々は「ペンタックス」と交渉していたらしい。
その痕跡はsmc15ミリ、smc28ミリF2にあると言われてついうっかりかってしまった。
ライツとミノルタはライカとフジフィルム・ライカとパナソニックが提携するはるか昔にこんなカメラを作ったりしていた。
M-ROKKOR40mm M-ROKKOR90mm
90ミリはドイツ製というすごいことになっていた。
もっともこの2本はカムが斜めになっているので他のカメラでは距離計の連動があやしくなる。
leica-M5が不評だったためにミノルタと提携して作ったCL
コンパクトライカの略らしい。
40ミリと90ミリが使える。
レンズのカムが傾斜したものなので、他のライカでは使えない。
日本国内はライツミノルタCLとして販売。
それ以外の国ではライカCLとして販売したそうだ。
欲しいなと思ったけどやっぱり買うことはなかった。
90ミリはドイツ製ロッコールという異色だった。
そんなこんなで1984年にこのカメラを買った。
ミノルタCLE。なんと28ミリが使える。
M4−P、M-6なんてとても買えるわけはなくて、しかも絞り優先AETTLダイレクト測光。
買った当初は故障だらけだったけど、20年たっても現役で使えるカメラ。
使い始めたころは故障だらけで、仙台のサービスステーションで一晩で治してもらったこともある。
(保証書もなしに「無料」で治してくれた。どうやら徹夜だったみたいだけど、本当に助かった)
一番使い易いカメラだ。
買った当初は40ミリと90ミリを買ったけど、今ではM-ROKKOR28mmがついたままだ。
(たまにG−ROKKORを付けることもある)
M-ROKKOR28mmはすごいレンズで、M6、M4-Pより前のものだったから、M6ではファインダーが連動しない。
そんなミノルタがボディダイキャストをライツに供給したR−3
ミノルタXEのボディを使ったカメラ。
今では安いけど、買う気にはならない。cds平均測光とスポット測光がついている。
このカメラはミノルタXDの筐体を使ったものだけど、シャッターはメカニカルシャッター
(R4〜R7まで同じボディサイズが続いた)。
今では廉価に手に入るのでうっかり買ってしまった。
28ミリ、50ミリズミクロン、60ミリマクロプラナー、70−210ミリアンジェニューを揃えてしまった。
写真を楽しむにはとてもいいカメラセットだ。
ちなみに
ミノルタの
24ミリ
16ミリ
はライカRシリーズの一眼レフに供給されていたという噂がある。
実際使ってみるとライカっぽい写りのような気がする。