本屋

この3店舗は一体何が違うのだろうか?
(1)ロケーション
→→→ジュンク堂(新宿三越の上にあるやつ)
   蔦屋(代官山)
   紀伊國屋(新宿本店・自社ビルでしょうねきっと)

(2)本を買いに行くのか、本を探しに行くのか、本を彷徨いにいくのか、単に街に出かけるのか
→→→結局、これが一番大きそうだけど、
   本を買う=売っている店に行く。なさそうな本は、amazon、BK1で注文する。
   大きな本もBK1。
   彷徨うのなら、丸善OAZOか?、八重洲か?Libroか?、紀伊國屋にや多分行かない。
   案外、街を彷徨う途中にあるのは「紀伊國屋」。

(3)その書店に何分いるつもりなのか
→→→(4)と似ているけど、空いた時間をつぶすためなのか、わざわざ行くのかで意味が違ってくる。

(4)居心地はいいか
→→→いくらいても飽きない書店ってのはあるか?そういえばあまり書店に行かなくなった。
   理由はあきらかで本をあまり読まなくなったから(買う量はあまり変わらない)。

(5)買った後の都合はどうか
→→→買った本はすぐに読み始めるのか?
   本を買うことと読むことは別なのか?一緒なのか?

(6)おまけはどうか
→→→ブックカバーの好み。
   他に一緒に買いたいもの(案外文房具はありがち)、おいしい珈琲が飲める(八重洲三省堂書店)
   本屋で感動したってのはあまりない。駸々堂京宝店は感動したけどもうない(ブックファーストになった)。
   三越カードが使えるとか、そんな話もあったけど、あまり関係ない人も多かろう。

ゲゲゲの女房と本の文化

「ゲゲゲの女房」
という本が売れた、NHK朝の連続テレビ小説も大ヒットした。
さすがに、その2つは見る機会はなかった。
舞台があった。
http://www.tohostage.com/gegege/index.html
水野美紀が主演ということでついつい見てしまった。

いやはやすさまじい物語だった。
水木夫妻の苦労自慢とかそいういう話なのかと勝手に思っていたが、そんな簡単なことではなくて、
「紙芝居屋」→「貸本屋」→「出版」という変遷を奇跡的に切り抜けた人の話と、そこでのたれ死ぬ人の話で、当然ながら、その消えていく人の姿はあまりに「美しい」。この役を大和田獏、梅垣義明がやっていたが、迫力があった。気軽に見ているような芝居とは違った。
そこで気になったのが「貸本屋」なるものだった。

調べていたんだけど、やっと、そんなことを書いているページを見つけた。
http://kan-chan.stbbs.net/manga/kashihon/about.html

いわゆる書店に流通する仕組みと、
貸本屋として流通する仕組み、
その関係図がなんとなく描けそうなイメージがついた。

出版社が独占的な権利主張をどうして持つようになったのか、そこは調べ所だとにらんでいる。
現時点では、印刷会社が書店に進出したり、取り次ぎと連携したりというのは当たり前なわけだから、
新しい「出版文化」なるものをどのように作ったらいいのか、昔も今もそんなに変わらない筈である。

電子ブックの貸本、いまいちよくわからないけど
http://renta.papy.co.jp/

ソニーブックリーダーでも貸本だった記憶があるが
http://bookreader.jp/?p=293

電子ブック配信のためのプラットホーム
http://bp-ebook.jp/

貸本というビジネスについて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%B8%E6%9C%AC
1984年の貸与権の存在はそれなりに意味があったようである。

アマゾンの謎

amazonで気になることがある。

営業開始当初と、現在では多分、取次店が変わったんだと思う。
以前は「在庫あり」「3日以内」「一週間以上・・・」
みたいな段階になっていた記憶がある。
今(2012年2月)では
「即日配送(Amazonプレミアム対応)」「扱い店から直送」「在庫あり」「取り扱いなし」
みたいな段階になっているようだ。
昔は注文したのに「ごめんね」ってのがよくあった(2000年頃の話)。
BK1なんかではやっぱりそんなことが多々あって「Amazon」では「取り扱い不可」なのに、BK1では扱いありということで注文できることが何度かあった・・・。結果「ごめんね」って場合と、「Amazon」がその後「注文可」と変わっている場合があった。

つまり、「店頭在庫」「取り次ぎ在庫」「書店在庫」の管理方法の違いってことなんだと思う。
Amazonの在庫管理はBK1より優れているということか。

蔦屋書店

王様のブランチで
蔦屋書店が紹介されている。
http://tsite.jp/daikanyama/store-service/tsutaya.html

2回行ったが、なかなか課題が沢山ある。
世の中のことを考える上でとても勉強になる書店である。
通って・いや、経営の方に、お伺いしてみたい。

気になったその1
オープンしたのは12月、私はそのオープンを知らなかった。
そういえばTSUTAYAが代官山に土地を買ったったのはニュースになっていた気がする。
あれだけの「再開発」話題にならないのが不思議なんだけど。

気になったその2
この店は採算合うのだろうか。
どう見ても「買い取り」の本が沢山・・・。
本には盗難防止タグが全部についていた。これはすごい。

気になったその3
北村写真機店、カメラのキタムラか?
http://tsite.jp/daikanyama/store-service/
街区としての出来がまさに代官山。