「貼り紙」

「誰のためのデザイン?誰のための貼り紙?」
季刊インターコミュニケーション
第43号
野島久雄
https://www.evernote.com/shard/s118/sh/a6b3dc88-2fea-493e-a931-251029dffa88/b2ea870ecdc44c71d3451dd551c60f59

参考図書
誰のためのデザイン



この対極のアプローチが(結局ゴールは一緒なんだけど)
深澤直人


があると考える。
深澤氏がやるワークショップに「日常の行動の跡」を写真に撮るというものがあるそうで、それは「デザインへのヒント」として集めることになるわけだ。貼り紙はその反対側にあって、問題のあるオブジェクトにダイレクトに問題をどのように解決するかを「テキスト」として補足するということである。
この、深澤直人ワークショップの「行動の跡」を撮ることはとても難しい。
実際、数度ワークショップでやってみたが、納得いく成果は得ることができなかった。
一方、「貼り紙」の採取から問題領域を特定して、解決策を一つ上位から考えるということは比較的成句する事例があった。