おろしや国酔夢譚

あることを追いかけて旅をする。
こんなことに憧れている。
特に、人を訪ねていくなんてことを本当にできれば幸せなんだろう。

一番古くは


シベリア追跡(椎名誠)
椎名誠は絶対に本を読まないと心に誓ったのはこの「テレビ版」を観てからだった。
1988年の正月に下宿アパートで震えながら観た記憶がある。
原作は井上靖「おろしや国粋夢譚」


ロシアに漂流した大黒屋光太夫の壮絶なるシベリア横断の話である。
もちろん、これを真似することはないと思う。

続いて
「深夜特急」(澤木耕太郎)







特別編もあるようで、



表紙はあまりに衝撃的なので本の存在は知っていたが、推理小説かなにかか?とたかをくくっていた。
その存在を知ったのは「電波少年」だった。あまりに壮絶な「バラエティ番組」だった。ビデオがあるんだ・・・観てみたいような2度見の価値はなさそうな・・・。
で、ここまでのは「何かに取り憑かれた旅」なんだけど、
誰かを探す旅に出るというものがある。

「あんにょん由美香」


林由美香なるAV女優の魅力はよくわからない。けど、この女性をとりまく男たちの摩訶不思議さ・・・。興味が尽きぬ映画だった。

「古文書返却の旅—戦後史学史の一駒」(網野善彦)


なるほど、こんな旅はやってみたい。
やるチャンスが訪れそうな予感。

ちょっと似たところでは
1989年毎日放送
他人をつなぐ : 映像80 : ともだち : 宗谷岬発武庫川行(<特集>むすぶ)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003776958
なんてものがある。
そのペーパーは
こちらで読める。

その番組内容
http://melodyparty.blog.eonet.jp/melopa/2007/05/post-baf5.html
http://melodyparty.blog.eonet.jp/melopa/2006/07/post-3fb8.html