東京都立図書館

論理学入門

ビブリア堂の事件手帳
http://www.fujitv.co.jp/biblia/index.html

古書店に興味があるわけでもないし、剛力彩芽に興味があるワケでもないのだけど、
ついつい毎回みてしまっている。
その中で興味深く思ったのが
論理学入門 (1955年) (青木文庫)
kujimin

何が凄いかというと、本が見つからない。今まで私ごときが探しているような古本は「日本の古本屋」でたいていは手に入った。この本が手に入らない理由は「ソビエト」を知るための入門書として一時代を築いた本らしいということがその理由のようだ。なんと、amazonでは2万円で2冊出ていて、売り切れた。1冊16000円というものが2013年3月12日現在あるがこれもじきに売れるだろう。
東京都中央図書館に1冊蔵書がある(閉架図書なので見るには事前予約が必要)。これを見に3月初旬に出かけた。こんな本の対面をしたのは何年ぶりのことだろう。中扉・目次・第1章・あとがきをとりあえず複写してもらった。
1988年に渋谷東急プラザ裏手の古本屋で「筑豊の子どもたち」(土門拳)の写真集の現物を見て驚愕して・・・ただ、手元にあるのが5000円、本の値段が5000円で泣く泣く買うのを諦めた(わら半紙みたいな粗悪な、ヤケの入ったボロボロの状態なのに丁寧な包装だった。多分それ以来。