書記長とは

昔、聞いた「書記長」が最高権力者である理由。
国家というものは「前の時代の歴史を記録」することが最大の使命であり、存在意義である。
その歴史を記述することこそが権力である。
だから書記長が最高権力者である。
(そう言っていたのは「中学の社会科」の先生だった、35年ばかりそうだと思い込んでいた)

今、調べてみると・・・。
Wikipediaによると書記長とはちょっと意味が違う。
http://ja.wikipedia.org/wiki/書記長
そもそも、元のことばは英語だったはずで、
http://ejje.weblio.jp/content/secretary

かくも「訳語」というのは誤解を生むようだ。

そういえば、変なことばだなというものに、
「国」ということばもある。
日本の「国」と外国の「国」では意味が違うのは明らかだけど使い場所で意味が違う。
逆に、「戦争」「役」「乱」なんかは時代と細かい差異で使い分けている。
日本だと牛は牛だけど、欧米では牛は細かく分類されている。
アメリカでは「雪」は雪だけど、日本では随分沢山の種類があるらしい。
ことばとはかくも「区別する」ためにあるもので、どうでもいいところで「表現」はしないということなんだろう。