安部公房と砂の女と浜中砂丘

スクリーンショット 2015-03-22 17.27.02
「砂の女」
映画にもびっくりするんだけど、
原作はもっと驚く記述がある。
冒頭の一節だ。
海に向かう筈なのに、坂道を昇るという表現があった。
そんなばかな?と思ったんだけど、
実際この浜中部落から海に向かうときにはこの道を
つまり「坂を昇る」ことになる。
今もあるのか、
あの「砂の女」の描写のままの家が数軒。
写真にするにはあまりに難しい。
(特に書くのに支障のある地区ということではなく、個人宅を撮るのは失礼なので)
フと、自分の写真を見直して思い出した。

旅・巡礼

旅の映画と言えばいくつもあるけど
「サンジャックへの道」


これは秀逸だ。

2012年夏に公開予定の「
星の旅人たち
http://www.hoshino-tabibito.com/
これまた気になる。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ
までの800kmを旅する話。
なんと、この映画には「マーティン・シーン」が出ている。マーティン・シーンというと、地獄の黙示録・・・。あれもある意味ロードムービー。

追記:
「星の旅人たち」
素晴らしい映画だった。


でんでん

日本アカデミー賞
http://www.japan-academy-prize.jp/

アメリカアカデミー賞のパクリであるけど、こういうことをちゃんと続けるのはいいことだと思う。
34回の歴史を垣間見ることができないのは残念。

なんといっても嬉しいのは
助演男優賞 でんでん(冷たい熱帯魚)

主演男優賞 原田芳雄(大鹿村騒動記)

残念ながら八日目の蝉は見ていないので、その話題性はよくわからない。
受賞式でうれしかったのは、何回か登壇していた長澤まさみのエロい衣装。大根仁の演出ということで、ナイス演出だと感心。

麒麟の翼

麒麟
知っているのは
(1)ビール
(2)動物園のキリン
(3)漫才コンビ
くらいだったけど、
なんと、
日本橋に麒麟像があると・・・。
これを小説にしたのが「麒麟の翼」(東野圭吾)、映画版「
麒麟の翼




なるほど、
関心空間にも
http://www.kanshin.com/keyword/3649074
なんて出ている。
で、映画はヒットしているのか?どうなのか?話題なのは確かなようで、
見事なまでに「日本橋麒麟」の秘話はWebで探すのは困難になってしまった。
早めに詣しておきたい。

探偵はバーにいる

もうDVDになっている。



補筆:
「探偵はbarにいる2」もDVDになっている
正直「水曜どうでしょう」「大泉洋」は好きではないのだけど、
この映画はいい。愛がある。

粗忽長屋

粗忽長屋
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/6684/sokotsunagaya.html
なんとも無茶苦茶な落語である。

どうやら、これをフィーチャーしたのが
板尾創路の映画「月光ノ仮面」らしい。私はみちゃいないんだけど、ちょっと気になった次第である。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD18345/index.html
自己とは何なのか、もともと、自己という概念はアジアには希薄だとか、そういう話を聞いたことがある。それと、働き蜂はDNAが一緒で、そうなると、自分と他人がその同じDNAの集団においては区別がつかないのではないか?ということを言っているのを聴いたことがある。
そんなことをテーマにしていた映画がそういえばあった。


この映画はテスラーが登場したり、マジックの世界がいろいろ見られて、何でみたのか謎なんだけど楽しかった記憶がある。

失読症

人の顔が区別できないという事に対して、文字が文字として読めないということが気になる場合がある。自分自身でも「ゲシュタルト崩壊」を起こすことはままあるけど・・・「サンジャックへの道」という名画でこの話を知った。


映画のテーマは全然違うもので、とはいえ、この問題ってのはあまり日本では問題になっていないような気がする。
(大事なことは、いわゆる学習能力とか、知能とかそういうのとは別の問題として「文字を文字として読めない」という現象があるということである)


Dyslexia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A2

識字プロセスには、文字や単語を構成する音に結びつけて分析する「音韻的処理」(平仮名片仮名アルファベットなど主に表音文字)から、単語、文章そのものからダイレクトに意味を理解する「正字法的処理」(漢字のような表意文字も含む)までいくつかの段階がある。
対となるもので
ハイパーレクシアなるものもあるようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A2

識字というものは結構気になるもので、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%98%E5%AD%97

近世社会と識字の関係は、更に気になる。日本人は江戸時代にも寺子屋で文字を習ったっていうけど、「話し言葉」と「書き言葉」が違った戦前までの日本というのは、本当に全国民が文字を使えていたのかどうか・・・。失読症よりはるかに高いハードルがあったから気にならなかっただけなような気もする。
http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp:8080/dspace/bitstream/10191/8186/1/70(4)_524-535.pdf

読み書き困難疑似体験
http://rise.gr.jp/manaby/revolve_kyouzai
これはちょっと無理ある気がするけど、専門家がやっているサイトなので、それなりに疑似体験ができるのだろう。

「プルーストとイカ」なる本を見つけた。
読書は脳をどのように変えるかというなかなか興味深いテーマだ。とんでも本ではなさそうなので買ってみることにする。


琉神マブヤー

琉神マブヤー
http://www.mxtv.co.jp/mabuyer/
http://www.mxtv.co.jp/mabuyer2/ →絶賛放映中(MXテレビ土曜日18:30〜19:00)
前半は実写だけど、後半はアニメに、最後のシーンは実写になっている・・・。
初めの部分はフィルムっぽかったのは気のせいか?

映画もある
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD19138/index.html

っつうか、琉神マブヤーすごい・・・。噂には聞いていたけど、そうか・・・。

しあわせのパン

しあわせのパン
ロケ地となっているカフェ・パン屋さんがこちららしい
http://isrm.co.jp/gauche/
なんといってもその風景が最高みたいな・・・。
原田知世に惹かれたけど見ていない。

(2015補足)
検索キーワードではこの「しあわせのパン」でこのサイトに来た人が本当に多かったこと。
大したこと書いていなくて申し訳なかった(しかも見ていない)。
大泉洋はとくに関心のない俳優。
(探偵はバーにいるは好きである)