お金の話(1)
世界最古のお金とは
なるほど、麦・・・。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/120226.html
日本では江戸時代まで「米本位制度」をとっていたというのは日本経済史として習った。
かれこれ25年以上昔の話だったけど・・・。
交換という概念を持っているのは「人間」だけ。
信頼なくして交換はないということだそうだ。
なるほど、交換という概念が「職業」という制度を生んだ。
お金が人間を変える・・・。
原始共産社会から資本主義社会へ・・・。
確かに変わることは「経済史」の世界ではそれなりに分かっている。
マルキストでなくとも、原始共産社会のメリットはそれなりに知識を持っている。
もちろん、社会主義の弊害とか、パレート最適と資源の公平分配が一致しないことも分かっている。
それなりに経済学の基礎を学んだ人ならば。とはいえ、
テレビでこう伝えられてしまうと、ちょっとショッキングな話だ。
裏でテレビ東京がやっている「ニッポン最果て村 たった一人のスーパー仕事人」なんかと見比べると、なんともやるせない気持ちになる。
まさに、社会主義国家が破綻をし、資本主義がほころびを見せ始めている今。生き様に悩んでしまう。
「アマギ」という制度が古代メソポタミアにあったそうで、
日本語に訳すと「徳政令」とでもいうもの。
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/51377321.html
なるほど、そういう制度をちゃんと調べた人がいるのがすごい。
人間の脳には「儲かる」より「公平」にも充分に快楽を持つ機能がある?
(大事なことは相手が目の前にいることを認識すること)
分かち合うことが快楽を保てるのならば、人間の経済行為は全く別の目標に向かうことができるのではないか?
人
今年の流行は「人」とは何なのか?ということを多角的に問い直す機会なのかもしれない
NHKスペシャル
http://www.nhk.or.jp/special/onair/human.html
クロマニヨン人が人類として地球を征服している奇跡を改めて組み立てようとしている
第1回を見損ねたのが残念
しかし、NHKのネットにあがっている「スクープ」はすごいことになっている。
人類の進化≒脳の重量の増大という前提だったものが、
ジャワに1万5千年ほど昔の地層に脳400mlという「石器人」の存在が出現しているということ。
もともと「進化」=多様化であり、キリスト教的、人類が唯一の「神の作った生物」という仮説を覆す衝撃である。
ネアンデルタール人は人類とDNA的つながりは「ない」と思っていたものは今では「つながっている人もいる」ということも分かっている。
こんな話は下記の演劇とつながって興味が倍増しているここ数日である。
ヌード・マウス
http://www.nudemouse.jp/
人間が怖れという心を持たなくなったとしたら・・・記憶は忘れるのではなく、思い出せないのであって・・・
モーリー・スウィーニーは翻訳劇ではあったけど、谷賢一のこのテーマはシリーズ化されそうな予感。
この想像の先に人類の未来が描かれるような気がする。
青春漂流記
http://shika564.com/hyoryu/
夢をいつまで持ち続けるのか、夢をどのようにかなえるのか
寿歌
http://www.siscompany.com/03produce/36hogiuta/index.htm
いつかわからない未来、人類は核戦争であらかた滅びてしまったようで、そんな中、
旅する男・女のもとに姿を現したのは「神」なのか?キリストなのか?
その神は何も出来なかったのか?、いや、男を救ったのか?幻なのか?
終末の一歩前を描いた古典。私にとっては目新しい演劇。