王子小劇場

演劇

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当分みられないのかと思うと結構残念だ。
白鳥の湖と絶叫・・・熱海殺人事件
子どもが主役・・・プロペラ犬
円形舞台・・・円形劇場
エンディングの部屋・・・劇団本谷有希子の遭難
それがdull-colored-popとしてまとまっている。
初めはどうなることかと不安になったが、
後半に急に緊張してきた。
そして、
中田顕史郎の2役の豹変ぶりが流石。存在感ありすぎる。

エンディングの部屋は、まるで「12人の怒れる男」のような。
いや「優しい日本人」の方かもしれない。
そして、
大原研二の迫力は「お母さん」「ウィトゲンシュタイン」を凌いだ。

『DULL-COLORED POP名作短編集』

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本編『演劇』とは別に、かつてとっても高い評価を頂いたダルカラ短編2作品をスペシャル復刻上演! 2009年初演、バカバカしさに笑えて切なさに泣ける伝説の業界初・飲尿ミュージカル『エリクシールの味わい』(初演の際の上演時間:約40分)と、2015年に初演され、駆け抜ける無敵小学生ゆめあVSわるい大人たちの80年代演劇風・全力芝居が話題をさらった『全肯定少女ゆめあ』(初演の際の上演時間:約15分)1公演で2作品、同時にお楽しみ頂けます。


とあるが、確かにすごい・・・。
『エリクシールの味わい』
絶対に行くことのないバーだが、興味が俄然わいた。
思い出したのは「YMO」が「君に胸キュン」を全力で演奏していた時代。

くろねこちゃんとベージュねこちゃん

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二度目でも大満足

ココロに花を

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明日を落としても

ワンダーランドからのご招待で見ることとなった。
佐藤佐吉演劇祭3本目

京都の劇団、なんとなく雰囲気がダムタイプチックなのか?などと勝手に妄想を広げて出かけた。
感想はクロスレビューということでこちらに
ちょっと甘い評だけど(★一つ追加した感じ)
http://www.wonderlands.jp/archives/21338/

http://www.geocities.jp/pinkundergrounder/

父母姉僕弟君

この芝居のチケットを買ったのは
永野宗典不条理劇場で「望月綾乃」を見ていいと思ったから。
もっとも永野宗典不条理劇場II「劇野郎が来る」は「人形劇」だった。


王子小劇場「佐藤佐吉演劇祭」2つ目の作品を見ることとなった。
http://llo88oll.com/bio.html
舞台は、前回みた競泳水着(good night)配置の逆・・・どっちが普通なのかわからない。

なんとも不条理な展開で物語は進む。
言いたいこともわかるし、すごいシーンもある。
全体はちょっと残念な感じ(冗長というか、役者が場を支えきれないというか)。
とはいえ、2時間を堪能できることは間違いない。
これが小劇場の魅力なんだと思う。

goodnight

劇団競泳水着第16回公演
7月1日(日)夜公演に行った。

川村紗也は「スケベな話」で見た。
http://owada.sakura.ne.jp/play2012/files/6c4a1f46b3331909d29f8e28ebca110b-10.html
岡田あがさは「金閣寺」「確率論」「女体シェークスピア」(悩殺ハムレット・絶頂マクベス)で5本目
他の人は初対面だと思う。

で、こんな濃い芝居がこういう空間で描かれることにちょっと感動。
そして、肝心のシーンは「見せない」というのは「元禄忠臣蔵」を思わせる妙技だと思う。

過去のしがらみを活かしつつ、あかるい未来を予感させる秀作。

「タイミングが大事」
「その場にいる人には何か理由があってその場にいる。役に立たない人なんていない」
ということをあっさり、綺麗に伝えてくれた。

王子小劇場
佐藤佐吉演劇祭
に感謝。
次の佐藤佐吉演劇祭は劇団ロロに行くつもり。