ジャンヌ・ダルク

Lost Memory Theatre

記録がない

天日坊

コクーン歌舞伎
初めて見た。
歌舞伎そのものは3回くらい見にいった。
「元禄忠臣蔵」
「野田版鼠小僧」

「大江戸りびんぐでっど」
で、私にとっての最高傑作はやっぱり「大江戸りびんぐでっど」で、今回見たのは、そう、宮藤官九郎が脚本を担当しているから。

やっぱり歌舞伎。
2
週前には「TheBee」の75分芝居を見ただけに、3時間20分の長編はやっぱり疲れた。
「俺は誰だ」
これはまさに、私も自問自答している。よく、他人にも「あなたは何者なんですか?」みたいな質問をされることがある。一体、私をどう見ているのか、じっくりお伺いしたいけど、本気で話をしてくれることはないんだろうし、そこまで見てくれている人もいないだろうと思う。

で、井上歌舞伎と比べちゃ失礼なんだろうけど、
やっぱり比べてしまう。
歌舞伎役者は「タメ」が巧い。
トランペットの生音でないのは残念(PA使っているんですね。当たり前ではあるけど)

で、やっぱり、女優が出ている芝居がいいやという結論。
(もちろん、充分な満足はしている)
しかし、この演目は明治時代以来、上演されていなかった。なんでなんだろう。かなり良かった。どうやらオリジナルの脚本はかなり複雑怪奇になっていたようで、今回「いい」と思ったのは現代風アレンジによるものなんだろう。