三宅弘城

ちょっと待ってください

http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/nylon44th.html

ここのところ、ケラ作品にはあまり当たりに恵まれていないような気がする。
これをわかってくれとはおもっていないようなので、安心したけど、
不条理劇ってこんなことを言うのか、少し不安になってくる。
とはいえ、
水野美紀は美しく、気高く乞食役を見事なまでに演じきってくれた。

鎌塚氏、腹におさめる

第一弾・第三弾が「ともさかりえ」
第二弾が「満島ひかり」
二階堂ふみかぁと思ったが映画「SCOOP」でいいヒロイン役を演じていて、
満島ひかりは「少女A」、二階堂ふみは「リンゴ殺人事件」
そして、大堀こういちのギター・・・。
満足いく2時間5分だった。
キャスティングに外れはない。
お見事!!
腹におさめるものは「〇〇〇」のことなんだろう。

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http://mo-plays.com/kama4/

陥没

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「陥没」であることは何ら明示されなかった。
ケラワールド満開でありながら、
話の表層は明るいコミカルなもの。
元ネタは「夏の夜の夢」なのか、
「天国から来たチャンピオン」
「素敵な金縛り」



贅沢な役者陣に、贅沢な舞台、
贅沢な観客
3時間20分の長編演劇

「グッドバイ」(小池栄子だけですけど)
「奇っ怪遠野物語」(山内圭哉と瀬戸康史)
「タレントとマネージャー」は(虹とマーブル)
「ブロッケンの妖怪」(生瀬勝久と高橋恵子)
がぐちゃってなった感じだけど、
ケラ色が強くて。

いやおうなしに

visual
前半・ちょっと参ったと思ったが、後半良い感じになった。

高畑充希は「問題のあるレストラン」にも登場していたが、
なるほど、抜群な歌唱力だった。

グダグダな「歌謡ショー」なのかと思ったが、ちゃんとオチがあって安心した。
舞台作りは「the 河原雅彦」

そして、小泉今日子が私のすぐ横を走って劇場から出て行った。
そのときの「48歳元アイドルのちょっと恥ずかしそうにしている表情」にぐっときた。

この芝居の主役は「田口トモロヲ」だったかのかもしれない。

鎌塚氏振り下ろす

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鎌塚氏シリーズ第三弾
まるでインディ・ジョーンズシリーズのようだ。
ついに「親(ベンガル)」も出てくるし。
見事なコメディ
しかし、このコメディ示唆するものがあまりに重くて。
そろそろPPPP復活してほしいと思ったら、チラシに入っていた。
http://mo-plays.com/kama3/

鎌塚氏、すくいあげる

昨年、「鎌塚氏、放り投げる」があって、第二弾ということになるのか。
舞台は船上にとかわっていた。

三宅弘城はそのまま
タマキング、広岡由里子は前回同様の登場となっていて、
ちょっとしたシリーズ化を狙ったものなのかもしれない。

見ていて、タイタニックとローマの休日と・・・。
いや、それは悪い意味ではなくて、ちょっと心地いいまでの物語になっていた。

そして、六角精児の器用さというか、くせ者ブリも発揮されて楽しい130分だった。

昨年、「鎌塚氏放り投げる」というシリーズ第一弾があった。
なんといっても、見所は「ともさかりえ」のメイド服姿。
これだけメイド服の似合う女優もいないのではないか?
というか、メイド服の「絵」のイメージはなんとなくともさかりえっぽい感じである。

今回の「満島ひかり」
私はあまり興味のない女優だった。
去年の今頃やっていたテレビドラマでなんとも暗い訳をやっていて、そのイメージのまま本多劇場に出かけることとなってしまった。

途中で、
満島ひかりが豹変するシーンがいくつかある。
その変幻ぶりに魅惑されてしまった。
特に、ティアラをかぶったシーン、髪をくしゃくしゃにしてソファに座るシーン、ラウンジでマイクを前にするシーン、物置から出てくるシーン、ミコノス島に上陸するシーンに惚れた。

この分だと、この鎌塚氏のシリーズはあと5話くらいできるのでは・・・いや、三宅弘城は、メイド服の似合う女優とライフワークのようにこの芝居を続けてくれるのではないか?という期待感で一杯である。
と思うと、そんな質問が知恵袋にあった。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1120698261
第三弾が楽しみで仕方ない。
綾瀬はるか
夏帆
及川奈央
あたりでお願いしたい。

満島ひかりが「ローマの休日」のアン王女(では全然ないんだけど)だんだん、そんな風に見えてきてとても満足。舞台挨拶で「あ、満島ひかり」と再認識してちょっとがっかりするような。でも、とても綺麗に、そして、中森明菜の唄がよかった。思わず拍手をしてしまった。