前座さん、見事に早口言葉をこなした「金明竹」このネタフリは次に次ぐく。新春早々、この向上を披露するのは落語4本分くらい大変だとこぼしながら、「蟇の油」に続く。と・・・ひと呼吸おいえてのあれ?「初天神」とちょっと違う話になってきた・・・時代考証は滅茶苦茶と詫びている。なるほど、新作落語「団子屋政談」とな。中入り後「火事息子」大ネタだ。腕上げたなぁ。すごい。腕上げている。
池上本門寺「柳田格之進」のサゲはwikipediaのものとは違って、碁会所にまた行こうと誘って終わっている。「お見立て」は、何回か聞いた記憶がある。美声を誇るところがオリジナルだと思う。「芋俵」は多分、去年の前座さんと同じ人なんだろうけど、去年の方が面白かったような。結論としては、どの口が言っているかはおいておいて、一之輔が旨くなっている。そこだけは間違いない。たんなるドタバタ落語だけ得意なお笑い芸人ではなくて「話芸」の真打ちになっている。