第1回横浜のサヘイジ〜立川左平次落語会〜

何はともあれ第1回というのは楽しいものだ。
この落語会に行ったきっかけは、
なんとtwitterでご本人からお誘いいただいたからだ。
立川流の落語を初めて聴いたのは、
「ゾンビ指南」(志ら乃)をシブゲキでゾンビフェスの一つでうっかり。
一応、あくび指南くらいは知っているので、どうなるんだと思いながら、
談志が憑依したかのような喋りになっちゃうの?とちょっと立川流を敬遠していたのも事実。
実際、談志が憑依しているような感じもしたけど、フツウに面白い演目になっていた。
枕もギリギリなのが舞台である必然を高めてくれていた。

その後、twitterで談四楼さんから「是非」とお誘いのことばをいただいたところに、
この左平次さんからの「お誘い」
1日悩んでお返事をしたら、⒌分でチケットお取り置きしますと。
すごいなこれは・・・。
と「左談次」と「左平次」を間違えていることに気がついて、
・・・
そのまま当日になって、
「あれ?」
左談次の弟子で、元談奈?あれ?談奈って二人いる?
当たり前の混乱をした上で、高座へと

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感想はヤボなんだけど、
ま、是非第2回もやってほしいと思った。
それより、
左談次師匠の反対俥
こんなすごい高座をする人がいるとは・・・
枝雀がとか、雀々がとか、一之輔がとか言っている場合ではなかった。
TBSには「
落語研究会」なる番組があるが、なんか堅苦しい感じで、敷居が高い。
そのラジオ時代の番組に時代はワープして
「反対車」について「全く内容がない」「ものがたりも矛盾だらけ」「オチも尋常じゃない」
一工夫してくれるに違いない。
という高座中高座仕立ての「オチまで事前に解説した上で」
演じるというすご技を見せてくれた。
(人によっちゃ「わからないということを配慮した上での」「ウラのウラ」をいく妙手だと思う。

あれを見せられてしまうともう。
又来ます。としか言えない。

二回目、3人の立川流はやはり「一癖も二癖」もあった。