艶情☆夏の夜の夢
柿喰う客
女体シェークスピア
008
艶情☆夏の夜の夢
今回の美少女は「岡本あずさ」
頑張ってくれた。
相変わらず、岡田あがさはすごい役をやってくれている。
シリアス路線で決めて欲しい女優なのに。
深谷由梨香
七味まゆ美
葉丸あすか
はぶれない。
千葉雅子
まさかの、夏のふざけまくった人物は・・・。
夏フェスにいく女子(おばさん)だとは・・・。
こいつはすごい。アフタートークまで分からなかった。
あとひとつ、
「お祭り」というのを私はあまり興味がない。
その理由について、興味深い中屋敷が見解をしていた。
トークゲストの「松田涼」充分に売れっ子なんだろうけど、なんか伸びそうな予感。
ストレンジ・フルーツ
ストレンジ・フルーツ
http://www.strange-fruits.jp
本当の意味は違うみたいなんだけど、
かなり刺激的な芝居になっていた。
どこからが「谷賢一」演出のなせる技なのか。
前回は「ラブリー・ベイベー」河西裕介(国分寺大人俱楽部)によるもの
上田誠(ヨーロッパ企画)によるもの
着実にちゃんとした芝居をちゃんとやるグローブ座にびっくりである。
そして、
これは「てごます」と評判の増田君目当ての観客がすごかった・・・。
away感一杯である。
こういうすごい話にジャニーズファンがついてくるということを「仕掛けている」人にも感心。
谷賢一がまた一歩階段を上ったそんな感じである。
「かな」の南沢奈央はあんなに細い体だとは思わなかった。
テレビではもっとぽっちゃりした感じだった。
深谷由梨香はいつも通り熱い演技。脇役としてはよかったかも。主役を食わない演技ができるんだとちょっとした発見。
発情ジュリアスシーザー
女体シェークスピアシリーズ第三弾
「発情・ジュリアスシーザー」
うっかり、シャッフルまで見てしまった。
今までどうしても好きになれなかった七味まゆみのすごさが分かったり
相変わらずの岡田あがさの演技も感動だけど
やっぱり、深谷百梨香の捨て身の演技がいい。
初日にはどうやら、演出家が代演をしたようだ、それはそれで見てみたかった。
傷は浅いぞ
なんと、これを「岡山」でも上演するようだ。
この見事な主役っぷりにちょっと痺れた。
5年前の深谷友梨香を見てみたかった・・・。
・・と思っていたら「ワンダーランド」の劇評で
「谷賢一」が見事な文章をしたためていた
http://www.wonderlands.jp/archives/12333/trackback/
無差別
ここの芝居を見たのは初めて。
実は、中屋敷法仁がというか、「女体シェークスピア」シリーズは気になって見ている。
NODA MAPというか、「エッグ」で気がついたことがあった。大きいテーマを芝居にしないという今の日本の演劇事情に少々もどかしさを感じつつある今日、この頃。エッグと続けて無差別も「個人ではかかえきれないような大きなテーマ」を舞台上で展開してくれた。舞台の上では「何でもあり」ということをうまいこと表してくれた快心作だと思う。
テーマは「穢れ」に基づいた「差別」の話、障がいに対する差別の話、神となるモノの話、神への畏敬の念と神がヒトとなってしまった時代の話、信仰の対象が自然から概念へ、そして科学へと変遷する話。沢山のことを77分で表現してくれた。このネタで2時間やられるとやっぱり辛いだろうなと思った。
秀逸だったのは、1000年続いた「楠」の神が手のないモグラに倒され、モグラが神になり、
倒された楠は穢れた村人に切り取られ、天神により燃やされ、その楠の怨念はキノコの胞子となり、やがてキノコ雲、黒い雨となり・・・。
一方、モグラは望むべくして神になったのではなかったが、神として生き(続ける)のか、モグラとして一生を終えるのかを問いただされ、モグラとしての一生を選択する。
天神は1000年間恨み続けていることになった今の地位を悔やんでいる。
目の開かない踊り人は、祈るために踊ることを続ける。
これは物語の伏線で、
本編は、
狗殺しの兄と、殺生をしない・仏を掘る妹、その妹を母親と慕うメス犬の「3人」が展開する物語。