三三一之輔二人会

落語を聴くにはむいていないホールで

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下北のすけえん

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前座さん、見事に早口言葉をこなした「金明竹」このネタフリは次に次ぐく。
新春早々、この向上を披露するのは落語4本分くらい大変だとこぼしながら、「
蟇の油」に続く。
と・・・ひと呼吸おいえての
あれ?「初天神」とちょっと違う話になってきた・・・
時代考証は滅茶苦茶と詫びている。
なるほど、新作落語「
団子屋政談」とな。
中入り後
火事息子」大ネタだ。
腕上げたなぁ。すごい。
腕上げている。

春風亭一之輔独演会—2016冬の陣—

池上本門寺
春風亭一之輔独演会
「柳田格之進」のサゲは
wikipediaのものとは違って、碁会所にまた行こうと誘って終わっている。
お見立て」は、何回か聞いた記憶がある。美声を誇るところがオリジナルだと思う。
芋俵」は多分、去年の前座さんと同じ人なんだろうけど、去年の方が面白かったような。
結論としては、
どの口が言っているかはおいておいて、一之輔が旨くなっている。
そこだけは間違いない。
たんなるドタバタ落語だけ得意なお笑い芸人ではなくて「話芸」の真打ちになっている。
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柳家三三春風亭一之輔二人会

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春風亭一之輔独演会

生一之輔は2回目
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高座とはまさにこのことかというくらい高いところから落語を
寒い冬にお寺で聴く落語・・・なかなかいい感じ。
芝浜も生で聴いたの初めてで、
どちらかっていうと味噌蔵のような方が私も好きな噺だ。
だけど、年末には「芝浜」聴いて年越しってのがツウのようだ。

雀々の逸品vol.2

前回三鷹で「おい、君、失格!」を見た。
2014年のベストだと思っていた。
今回のもすごいんだけど、
なるほど、時間がこの人のテーマなんだということはわかった。
今回は「相楽樹」という若い女優がすごいことがわかった。
この子のために作ったのか(違うのはわかるけど)・・・。
みたいな。

しかし、結成15年で26回目の公演とはすごい。素晴らしい。
1500円の記念プログラム買いました。お布施です。
1995

できれば岡田あがさにはああいう役じゃなくて、ちゃんとした演技をしてもらって、たまにああいう演出を与えてあげて欲しいというのは私の密かなる希望である。山岸門人の予想以上の(というか、鹿殺しではああいういい役を貰えていないのが残念というより、ああいう演技をできるのが発見だったそんな気分)。パラレルワールドとパラレル舞台、そして、20年と100年後が交錯した、後半は作りが雑になって残念な、もっといい舞台になったんだろうにでも、面白かったというそんな舞台だった。ともあれ、相楽樹、まだ20歳ならこの先楽しみである。なんといっても、舞台女優に若い人が圧倒的に少ない(気がする)のは残念なので。