あうるスポット

生きている時間

01
見事だなと感心したのは、
1/30だけ命を搾取されているという話。
60年を人生とすると2年・・・。それは徴兵の年数なんだ。
とか
時間が多くなるということは「相手が遅く見えること」とか、相対性理論の話か?
とか。

そういえば、生物の心拍数はどれも実は一緒だって話をきいたことがあるのを思い出したり。

見ていてわかったのは、
落語の方が密度が濃くて、
演劇の方が密度が低い。
密度は別にその価値を語っているのではないことはこの舞台でも語っていた通りだ。

色々気がついたことが沢山あったんだけど、
家に着いたら忘れてしまった。

あ、そうそう、
エンディングで「アメリカンニューシネマ」みたいな終わり方にしなかったのは、
多分、続編を「倉持裕」か「上田誠」にということなんだろうと思うことにした。

TUSK TUSK

「TUSK」とは象などの牙を意味しているらしい。
http://www.owlspot.jp/performance/151210.html
ph_151210
今年見た芝居で一番衝撃をうけたものかもしれない。
子ども・子役は嫌いだが、これはそういう概念を吹っ飛ばす。
社会の問題をそのままのど元に突きつけられた。
舞台には笑いは一瞬たりともない。
これだけの絶望を見せつけられたのは、
・・・
「人情紙風船」
「子猫をお願い」
以来かもしれない。
・・・
「モーリー・スウィーニー」
「ヌードマウス」
「TOKYOスラムエンジェル」
「従軍中のヴィトゲンシュタインは・・・(以下略)」
に繋がるものか。
思えば、
「死と乙女」
「マクベス」(佐々木蔵之介)
Lost Memory Theatre」
「ストレンジ・フルーツ」
「国道58号戦線異状ナシ」
演出だけのもの、脚本提供も随分みた。

俺とあがさと彬と酒と『ふたりマクベス、ほか短編』の年末やら、
どうやら、ダルカラはこれだけ見ているみたいだ。

  • 第11回公演『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』作・演出(2012年3月~4月、東京・アトリエ春風舎/新潟・新潟りゅーとぴあ主劇場/仙台・せんだい演劇工房10-BOX box-4/京都・アトリエ劇研/大阪・in→dependent theatre 1st/広島・レイノホール/東京・アトリエ春風舎)
  • 第12回公演『完全版・人間失格』作・演出(2012年11月、こどもの城 青山円形劇場
  • 若手企画公演『プルーフ/証明』翻訳・演出(2013年5月~6月、シアター風姿花伝)
  • プロデュース公演『最後の精神分析 ─フロイトVSルイス─』翻訳・演出(2013年10月、日暮里d-倉庫)
  • 第13回本公演『アクアリウム』作・演出(2013年12月~2014年3月、東京・シアター風姿花伝/福岡・ぽんプラザホール/大阪・in→dependent theatre 2nd/仙台・せんだい演劇工房10-Box box-2/岡山・天神山文化プラザ)
  • 番外公演『プルーフ/証明』翻訳・演出(2014年5月~6月、サンモールスタジオ)
  • 第14回本公演『音楽劇・河童』作・演出(2014年7月、吉祥寺シアター
  • 第15回本公演『夏目漱石とねこ』作・演出(2015年2月、座・高円寺1)
  • Mrs.fictions『15 minutes made vol.13』参加作品『全肯定少女ゆめあ』作・演出(2015年8月、王子小劇場)
  • 第16回本公演『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』作・演出(2015年8月~9月、東京・王子スタジオ1/大阪・in→dependent theatre 2nd/岡山・天神山文化プラザ)

迷走クレオパトラ

ペンギンプルペイルパイルズ18回公演「靴」
http://www.penguinppp.com/next/18/
2年半ぶり・・・
柿喰う客の女体シェークスピアもそうだったけど「団員」は脇役に徹する。
この手法が流行るのか?


愛名ミラ
金澤美穂
山田真歩
大和田健介
がオーディションの4名なのか?
大和田伸也が観ていたので、大和田健介は息子なのかな?と思った。

愛名ミラの今後に期待。
日曜の昼に観るにはちょっとまったりした感じで私はあまり楽しくなかった。
もっとどっかんとはじけて欲しかった。
もと

暴走ジュリエット

丁度一年前に、仲代達矢(無名塾)による「ロミオとジュリエット」を「能登演劇堂」で観た。
変な話だけど、そのすごさを思い知った。
シェイクスピアの「内容の深さ」を思い知った。
http://kaki-kuu-kyaku.com/main/?p=3222
スクリーンショット 2014-10-23 19.55.24
今回は、なんと、2作同時上演で「クレオパトラ」も・・・。26日に観に行く。