海をゆく者

鈴木京香の芝居を初めて見た。
この芝居の初演が昭和年というのはおどろきだ。
そして、
日本の家がなんと暗いことか。
そしてたかだか100年とかを伝統とか呼ぶ、
先祖様の祟り、罰当たりなどという名の下に様々な可能性を縛り付けていたのか、
そして、人道とかそういうこと関係なく、
しかそ、お金というものを軸に人がここまで動いてしまう。
夏目漱石の本でも「人」を金の価値で計るみたいな描写があるが、

舞台を一杯一杯に使っている「がらんどう」な空間がいい。
照明は絶妙。
日本家屋の暗いところが見事に描写されている。
「家」という嫌らしいところを「江口のりこ」「鈴木京香」「高橋克実」と「白石加代子」
の関係を描くことで見事な2時間半の芝居となった。

闇の使い方が巧いのは「舞台」としては当然なのか。
柱を効果的に使っているのも印象的であの柱が動くと「イキウメ」になってしまう。
経済劇+家ということを描いた点では「トーキョー・スラム・エンジェルス」に通じるものがある。
物語の作りとか諸々見ると、
真船豊なる作家のすごさがひしひしと伝わってくる。

最高の山場は、鈴木京香と白石加代子の2人のシーン、鈴木京香のめまぐるしい表情の変化。素晴らしい。
高橋克実が「ダメな人」役で、「新感線でゴダイゴ天皇役」をやっていたあの迫力がないのが「見事」な裏切り。
裏切ってくれるというのも舞台の醍醐味だということを教えてもらった。

itachi
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2014/12/post_376.html

鈴木京香の芝居を初めて見た。
この芝居の初演が昭和年というのはおどろきだ。
そして、
日本の家がなんと暗いことか。
そしてたかだか100年とかを伝統とか呼ぶ、
先祖様の祟り、罰当たりなどという名の下に様々な可能性を縛り付けていたのか、
そして、人道とかそういうこと関係なく、
しかそ、お金というものを軸に人がここまで動いてしまう。
夏目漱石の本でも「人」を金の価値で計るみたいな描写があるが、

舞台を一杯一杯に使っている「がらんどう」な空間がいい。
照明は絶妙。
日本家屋の暗いところが見事に描写されている。
「家」という嫌らしいところを「江口のりこ」「鈴木京香」「高橋克実」と「白石加代子」
の関係を描くことで見事な2時間半の芝居となった。

闇の使い方が巧いのは「舞台」としては当然なのか。
柱を効果的に使っているのも印象的であの柱が動くと「イキウメ」になってしまう。
経済劇+家ということを描いた点では「トーキョー・スラム・エンジェルス」に通じるものがある。
物語の作りとか諸々見ると、
真船豊なる作家のすごさがひしひしと伝わってくる。

最高の山場は、鈴木京香と白石加代子の2人のシーン、鈴木京香のめまぐるしい表情の変化。素晴らしい。
高橋克実が「ダメな人」役で、「新感線でゴダイゴ天皇役」をやっていたあの迫力がないのが「見事」な裏切り。
裏切ってくれるというのも舞台の醍醐味だということを教えてもらった。

itachi
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2014/12/post_376.html

夕空ははれて〜よくかきくうきゃく〜

新作を見ることができなかったのは残念。
しかし、この人の不条理劇のすごさは感心した。
ここまで不条理だと時代を超えて不条理でありつづけられる。
いや、やっぱり現実の方が脚本を越えた感は強い。

しかし、仲村トオルはいつからこんないい役者になったんだろう。
(舞台で見る限り確実に「イケメン俳優」改め「怪優」の域に達している)

奥菜恵はやっぱりすごい。緒川たまきは私にとっては視野の外の人なのでノーコメント。
で、この芝居が私にとっての最後の「青山円形劇場」となる。
またこんな劇場が復活して欲しいと祈るのみだ。

yuzorahaharete

muro式8

はやいもので、muro式はもう8回目。
10回目まではやるって、プロペラ犬のような決意だが、プロペラ犬はなかなか10回にはならない。
今回はどうやら、
ヤッツケっぽいのか、それとも終盤になって芝居が荒れたのか、
今までとはちょっと違う残念な感じがした。

3つの短編からなる。
第一話は3つのパラレルワールドが一つに・・・。
という話で、アフタートークで途中アドリブが多いことが判明。
雑なというところはアドリブなことがわかってちょっと安心した。

第二話は

ふじきみつ彦によるものだろう。
昔あったトンカツ屋の話を思い出した。
いい作品だった。
3人の芝居も良い感じ。

第三話は
まさに、上田誠の得意とする世界。
というか、
3人が出逢った映画「サマータイムマシンブルース」を3人版にしたという感じで、
最後「暗転」で終わるのも流石。
暗転で・・・と終わるのは、「おいキミ、失格」でもあった気がするけど、それは置いておくことにして。


muroshiki8

新しい祝日

すごい芝居だった
atarasshiisyukujitsu
まさに今感じている課題そのもの

トーキョー・スラム・エンジェルス

tokyoslumengels
経済劇・・・大きなテーマと小さい話が入り交じったいい話。
舞台演出も「円形劇場」の最後を彩るいい感じ。
相変わらず「谷賢一」は外さない。

なんとも皮肉なことを落語で言っていた。

入江雅人グレート二人芝居「狼たち」



great2shibai
相変わらずぐっとくる話が。

清水宏の出ている芝居は見たことがある筈・・・。

夕鶴
与平がこわい・・・

高校邸のための脚本集
つまらない

別役実

難しくてわからない

つかこうへい
こえがかれる

井上ひさし

本が遅い

・・・
よかった。

終わってポテトチップが食べたくなった。

紫式部ダイアリー

入江雅人グレート一人芝居はもっぱら「シブゲキ」だったが、今回は中野。
不思議な場所に劇場が3つある。
私はMOMOとポケットしか入ったことない。
http://www.parco-play.com/web/program/murasaki/
murasakishikibudiary

長澤まさみの舞台は3回目
斉藤由貴の舞台は2回目
三谷幸喜の芝居は「当たりハズレ」というか「相性」があるみたいだ。
今回はさて・・・。

勘違いしていたことがいくつか・・・。
紫式部と清少納言、清少納言が歳上だった・・・。
(紫式部が歳上だとずっと思っていた)

ラガブーリンの最高傑作は10年だと思っていた。
16年がどうやら一番おいしいらしく、12年は未だ呑んだことない。
10年が57度だった気がしたんだけど、なんか違う・・・。

オールドフィッツジェラルドなるバーボンウィスキーも知らない。

ともあれ、巻紙を舞台の「位置」の問題だからとはいえ、左書きはないでしょう(^_^)。

というようなl細かいことはおいておいて、やっぱり「まさみ」はいい。
私がまさみを見た舞台は「3回」とも似たような「役周り」なのだけど。

迷走クレオパトラ

ペンギンプルペイルパイルズ18回公演「靴」
http://www.penguinppp.com/next/18/
2年半ぶり・・・
柿喰う客の女体シェークスピアもそうだったけど「団員」は脇役に徹する。
この手法が流行るのか?


愛名ミラ
金澤美穂
山田真歩
大和田健介
がオーディションの4名なのか?
大和田伸也が観ていたので、大和田健介は息子なのかな?と思った。

愛名ミラの今後に期待。
日曜の昼に観るにはちょっとまったりした感じで私はあまり楽しくなかった。
もっとどっかんとはじけて欲しかった。
もと

暴走ジュリエット

丁度一年前に、仲代達矢(無名塾)による「ロミオとジュリエット」を「能登演劇堂」で観た。
変な話だけど、そのすごさを思い知った。
シェイクスピアの「内容の深さ」を思い知った。
http://kaki-kuu-kyaku.com/main/?p=3222
スクリーンショット 2014-10-23 19.55.24
今回は、なんと、2作同時上演で「クレオパトラ」も・・・。26日に観に行く。

ペンギンプルペイルパイルズ18回公演「靴」
http://www.penguinppp.com/next/18/
2年半ぶり・・・
柿喰う客の女体シェークスピアもそうだったけど「団員」は脇役に徹する。
この手法が流行るのか?


愛名ミラ
金澤美穂
山田真歩
大和田健介
がオーディションの4名なのか?
大和田伸也が観ていたので、大和田健介は息子なのかな?と思った。

愛名ミラの今後に期待。
日曜の昼に観るにはちょっとまったりした感じで私はあまり楽しくなかった。
もっとどっかんとはじけて欲しかった。
もと

ジャンヌ・ダルク

吼えろ!ショーリューケン!

「吼えろ!ショーリューケン!」
江古田ユニバース2014参加作品
ターナーギャラリー

http://happol-shyutenull.simdif.com/%E6%AC%A1%E5%9B%9E%E5%85%AC%E6%BC%94.html

なんと1000円の入場料
もっとも「江古田ユニバース」では

社長吸血記

大きい芝居を作れる人は日本には「野田秀樹」「中屋敷法仁」しかいないのかと思っていたが(あ、前川知大もいた)、
ケラリーノ・サンドロヴィッチがナイロン100℃「2年ぶりの新作」
見事すぎた。
(欧米の翻訳劇がすごいなと思うのは、そういう「大きなこと」をテーマにできることで関心を持つようになった)
一人二役があったり、何人かで一役を演じたり、
事業者と創業者と管理職と経営者とケツ持ちと・・・。
男と女と、西と東。
被害者と分かっていて寄り添う人。闘う人。
ダマしているのか、何かを与えているのか、やるせない麻痺していく従業員。
今年の最高傑作になりそうな予感。
「おい、キミ失格!」「ビルのゲーツ」に並ぶ現代風刺激の大作。

妹役の鈴木杏と警備員さん喜安浩平が大事なところを持って行った。
山内圭哉も久しぶりに見た。頑張った。

syatyounokyuuketsuki

うちーなー妄想見聞録vol.25

背信

ビルのゲーツ

体力勝負の芝居
200階まで上りきる。
頭脳・体力・時の運・ときには力ずく・手段を選ばず
まさに「反復とズレ」の極地。
ヨーロッパ企画の最高傑作かもしれない。
相変わらず「エチュード方式」で仕上げてきたようだ。
が、そうは見えない「一体感あふれた」完成度の高い作品。
栗東公演バージョンと東京公演バージョンの違いは「BGM」
どうやら東京バージョンはかなり「向上」したようで、
栗東バージョンの音はちょっとゲームっぽさが全面に出て違うものになってしまっていたようだ。
この写真は全然作品とイメージが違う。

bilnogates
http://www.europe-kikaku.com/e33/
http:
//www.europe-kikaku.com/projects/e33/
エンディングは本当に見事で、
最後に全員が登場したところから、
スライドに、
そして、エンディング・・・。
見事だった。
終わってから「あ、終わったんだ」と気がつく。
それでいた十分に不条理感はない(ありありだけど)。
で、あれは「夕陽」なのか「朝日」なのか。
激闘の後であるなら、サラリーマンなら「朝日」であって欲しい。
いや、そうあるべきだ(オマケトークで夕陽って語っていた)

安部公房の冒険

90分といういい感じの芝居。
何で買ったのか覚えていないけど、10日くらい前にCorichで予約した。
チケットの席番号が「手書き」というチケットは初めての経験かもしれない。
安部公房の小説には大きな興味があったんだけど、
安部公房の人間を知ることで謎が20くらい解けた。
もっとも、この芝居が実話なのかフィクションなのかは知らない。
http://alotf.com/stage/abekoubou/
abekoubou

・エチュード方式はヨーロッパ企画の十八番だと勘違いをしていた。ダムタイプもVoyageはその方法で完成させたと聞いていたけど、なるほど。ルーツはこういうことなんだと知った。
・安部公房は「舞台」みたいに小説を書いていた。「空飛ぶ男」は「教科書」と「文庫本」では結末が違っていたのは「そういうもんだ」ということではなくて、演劇に魅せられていたからだということを実感した。
・なんであの無国籍な感じがあるのか不思議だった。コスモポリタンという意味が「満州」にあるということをなんとなく知った。もっと勉強しないと。
・芸術って何なのか。なんで「演劇」に興味を持ったのか3つくらいヒントをもらった。
・フォーレの「夢のあとに」の弦楽四重奏版はすごい・・・。ピアノを邪魔だと思ったのは初めての経験(CDを探してまわって、チェロ・ヴァイオリン版は見つかったのだけど、弦楽四重奏版は楽譜しか見つからなかった)。
・佐野史郎、初めていい役者だと思った。冬彦さんを連想させるシーンもあったけど、いい役やったなと。
・安部公房の本をあまり読んだことがない人にはグッとこないような感じらしい。あと劇評もあまりいい感じじゃないんだけど、私は絶賛したい。人生を変える名作と呼びたい気分。

サマー・オブ・ザ・デッド

昨年、シブゲキでやったものの再演(といっても、シブゲキは1回だけの公演だった)
始まったとたんに、涙が出た・・・「映研のゾンビ」。
桐島・・・のパクリだけど、ブラスバンドが「ローエングリン」じゃなくて「サウンド・オブ・ミュージック」になっている。
エンディングの「帰郷」もすごすぎる。
今回唯一の新作、ブルー&スカイの「ゆけむりとゾンビ」も最高に変態だった。
summerofthedead
ポスターを200枚刷ってしまったのはお勉強。最終日には全員配ったのかもしれない。

90分といういい感じの芝居。
何で買ったのか覚えていないけど、10日くらい前にCorichで予約した。
チケットの席番号が「手書き」というチケットは初めての経験かもしれない。
安部公房の小説には大きな興味があったんだけど、
安部公房の人間を知ることで謎が20くらい解けた。
もっとも、この芝居が実話なのかフィクションなのかは知らない。
http://alotf.com/stage/abekoubou/
abekoubou

・エチュード方式はヨーロッパ企画の十八番だと勘違いをしていた。ダムタイプもVoyageはその方法で完成させたと聞いていたけど、なるほど。ルーツはこういうことなんだと知った。
・安部公房は「舞台」みたいに小説を書いていた。「空飛ぶ男」は「教科書」と「文庫本」では結末が違っていたのは「そういうもんだ」ということではなくて、演劇に魅せられていたからだということを実感した。
・なんであの無国籍な感じがあるのか不思議だった。コスモポリタンという意味が「満州」にあるということをなんとなく知った。もっと勉強しないと。
・芸術って何なのか。なんで「演劇」に興味を持ったのか3つくらいヒントをもらった。
・フォーレの「夢のあとに」の弦楽四重奏版はすごい・・・。ピアノを邪魔だと思ったのは初めての経験(CDを探してまわって、チェロ・ヴァイオリン版は見つかったのだけど、弦楽四重奏版は楽譜しか見つからなかった)。
・佐野史郎、初めていい役者だと思った。冬彦さんを連想させるシーンもあったけど、いい役やったなと。
・安部公房の本をあまり読んだことがない人にはグッとこないような感じらしい。あと劇評もあまりいい感じじゃないんだけど、私は絶賛したい。人生を変える名作と呼びたい気分。

Lost Memory Theatre

記録がない

あっちこっち佐藤さん

札幌トリエンナーレ(札幌国際芸術祭2014)の勢いで当日券で見た。
期待を大幅に上回る「いい芝居」。
コメディ。深い話だった。
こういう芝居が日本中であると思うと日本文化も捨てたものではないと思ってしまう。
やってくれる劇団にも拍手を贈りたいけど、観に行く観客にも、自分を含めて拍手を贈りたい。
http://eleven9.jp/attikotti/
札幌演劇シーズン2014-夏 参加 イレブン☆ナイン『あっちこっち佐藤さん』attikotti

ラストフラワーズ


スクリーンショット 2014-08-02 23.08.41
スカパラの曲を松尾スズキ作詞・「星野源」歌・平岩紙タンバリンは痺れた。
他の全てを忘れてしまうほどの魅力がある。

河童

記録がない・・・

窓に映るエレジー

jj

https://www.youtube.com/watch?v=yiT6aNovR_0#t=12

意外なことに、オチが「河童」と同じような・・・。
ジョンソン&ジャクソンは、大倉孝二とブルー&スカイによる、演劇コンビネーションです。
一回目の今回は、村岡希美、池谷のぶえの盟友二人に加え、池田成志氏を迎える事に よっても拭いきれない、目新しさの無い布陣で臨む。
うるせえ!目新しさなんか知るか!さあやるぜ、毒にも薬にもならない芝居を!
見逃すな! 俺達が困るから! そうだろ!
ジョンソン&ジャクソン(大倉孝二 ブルー&スカイ)

ハッピーセット

スクリーンショット 2014-07-20 20.13.26
http://www.propeller-246oku.com

40歳を過ぎても水野美紀には華がある。
何かこの物語展開には記憶があるが、気のせいだろう。
見ていてフと思い出したのは「ガープの世界」だけど、それとはちと違う。
大堀こういちなしにはこの舞台は成り立たなかったろうし、
「たんぽぽ」河村エミコなかなかのコメディエンヌだ。

そろそろ、水野美紀にもう一度「開放弦」みたいな芝居をやって欲しい気もするが、
ま、こういう「コント」と「涙」が似合う女優のかもしれない。
最終日まで体と声がもつことを祈るのみ。

鎌塚氏振り下ろす

スクリーンショット 2014-07-13 17.57.30
鎌塚氏シリーズ第三弾
まるでインディ・ジョーンズシリーズのようだ。
ついに「親(ベンガル)」も出てくるし。
見事なコメディ
しかし、このコメディ示唆するものがあまりに重くて。
そろそろPPPP復活してほしいと思ったら、チラシに入っていた。
http://mo-plays.com/kama3/

廃墟の鯨

記録が消えてしまった

スクリーンショット 2014-07-13 17.26.35
平成の新国劇、「夕」が再び上演。
初めて見たのは2008年その時が再々演だったそうで、
とにかくエンディングがすごすぎた。
以来、色々な芝居を観るようになった「きかっけ」を作ってくれた恩人だと思う。
まだ「サタケミキオ」を「詫間孝行」が別人格でいた時代だと思う。
なんとなく、小劇場でも大劇場でも受け入れられない
(理由が)わかるようになったのは2010年くらいに
なってからかもしれない。

内山理名の絶叫た足りないところが前回と比べて「−」でも演技力は「◎」
上原多香子が良い娘すぎりのがいとうあいことの違いでそこは「±0」
やっぱ詫間孝行は歳とった(当たり前だけど)

芝居なんてって思う全ての「青春時代を忘れた」人に観て貰いたい「佳作」なんだけど、
堂々と奨めるにはちと恥ずかしい。
「歌姫」もすごいけど、やっぱり「夕顔」のあのシーンはたまらない。

http://takufes.jp/yuu/

  • m_tokyo
  • m_nigata
  • m_osaka
  • m_sendai
  • m_nagoya
  • m_sapporo
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  • m_nagoya
  • m_sapporo
  • 94日まで続く。お近くでありましたら、是非。

毒婦二景「定や、定」

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岡田あがさは今回は怪演ならず「見事な艶技」だった。

南の島に雪が降る

minaminoshimaflyerminaminoshima2
野外劇というのはなぜこのように舞台から飛び出すのか・・・。
椿組といい・・・。
幕末太陽傳を思い起こさせるが、なにかあるのだと思う。
むしろ大雨の中でみたかった気分である。

この話、小津映画「秋刀魚の味」に出てくる加東大介の原作の小説で、なんとも切ない話になっている。

毒婦二景「昭和十一年五月十八日の犯罪」

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岡田あがさは今回は怪演ならず「見事な艶技」だった。

赤鬼

「赤鬼」
akaoni
2014年に観た「再演」の芝居No1になる可能性が高い(そもそも再演はあまり見ないけど)。
http://www.aoyama.org/topics/2014/akaoni.html

ウミガメのスープの話を思い出した。
で、その話が載っているページを見つけた。
http://umigame.s17.xrea.com/log00/umigame01.html

おい、キミ失格!

oikimi
はやくも2014年最高傑作の登場か?

舞台を客席として使う暴挙
オムニバス形式のコント仕立て
失格を言い渡せる人はいるのかいないのか?
舞台を広く使う理由がこれか?!
川端康成はそっか、ノーベル文学賞をとっていたんだ。
第1回芥川賞候補に太宰治がなっていたとは・・・。
蕎麦屋のシーンのくどさにはちょっとうんざりしたけど、
他は◎すぎる。
これをみずして2014年の演劇は語れないと思ってしまった。
http://mitaka.jpn.org/ticket/1406060/
開場時間が20分遅れるという異常な状況で、会場に入るとなんとなく予感が・・・。

そういえば、2001年宇宙の旅
「ツァラストラはかく語りき」は印象的だけど、宇宙ステーションのドッキングシーンは「美しく青きドナウ」
だったことは覚えておきたい。

プルーフ/証明

proofproof2
同じ芝居を3回も見るのはこれがはじめてかもしれない。
と思ったら、髑髏城の七人が3回あった・・・。
「はる」さんから「天才っぽさがない」「数式のすごさが分からない」という指摘があったけど、
その部分は勝手に「素数」ってことで補ってしまっていたかもしれない。
前回よりもより洗練された気はする。
ハル・山本匠馬、クレア・遠野あすか、ロバート・大家仁志
が見事だった。
(百花亜希はもともとお気に入り女優なので☆☆☆☆☆この役は最後かな、年齢的にも)

関数ドミノ

kansu
イキウメの再演
流石・・・「ドミノ」ということばに芝居のような意味はないようだ。
安井順平、浜田信也、森下創・・・(伊勢佳世はお気に入りなので評価対象外)
すごかった。
「お前は『ドミノ』なのか?」と口癖のようになった。

殺風景

sappukei
シアターコクーンは25年・・・・。
初めてBunkamuraに行ったのは
バイロイト引っ越し公演「タンホイザー」だった。
で、
この赤堀雅秋
役者として何度となく見ていた気がする。
今回の芝居は
MIWAを思い出すやら、人生劇場を思い出すやら、シダの群れを思い出すやら。
江口のり子がいい女に見えてくるようではかなりのすご技ということなのか、
私が弱ってきたのか。
こんな(素晴らしい)劇場が25年存続していることに拍手。

わたしを離さないで

watashiwohanasanaide
世界のニナガワによるカズオ・イシグロの小説の舞台化
脚本は倉持裕という贅沢な
でも、
原作に勝った負けたはいいたくないけど、
原作に忠実に舞台化を試みてよかったのでは?
多部未華子はいい女優だ。農業少女以来だけど、ぐっときた。声がきれいだ。

酒と涙とジギルトハイド

saketonamida
優香のコメディエンヌぶりにぐっときた。
三谷幸喜の当たりの回。

蒼の乱

aonoran
天海祐希に惚れた
平将門・平安時代に俄然興味が沸いた。
中島かずきの脚本はやっぱりすごい。
平成の司馬遼太郎と呼びたい気分になってきた。

万獣こわい

Pasted Graphic 1manjyukowai
こわい・・・こわすぎる。
夏帆がどんどんすごい女優になっていく。
ねずみの三銃士楽しい。
けど、この芝居は怖すぎる。


現代能楽集VII「花子について」

hanakonitsuite
片桐はいり/西田尚美/近藤公園/小林高鹿/宮河愛一郎/黒田育世
[作・演出] 倉持裕
見事だった。
能と狂言ってこんな感じなのかと感心した。

世迷言

yomayoigoto
篠井英介流石と。
http://kaki-kuu-kyaku.com/yomaigoto/