100年の秘密
http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/nylon38th.html
こんな名作だったっけ。
初回も観た筈なんだけど、こんな名作を覚えていないなんて(^_^)
役者の腕が上がったんだろう、っていうことにしておく。
で、実は何気に100年を語る上で、廣川三憲、松永玲子はすごい役をこなしている。
ちょっと待ってください
http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/nylon44th.html
ここのところ、ケラ作品にはあまり当たりに恵まれていないような気がする。
これをわかってくれとはおもっていないようなので、安心したけど、
不条理劇ってこんなことを言うのか、少し不安になってくる。
とはいえ、
水野美紀は美しく、気高く乞食役を見事なまでに演じきってくれた。
夜にて
http://cubeinc.co.jp/stage/info/jj2016.html
とんでもないものを見てしまった感、満載だ。
もちろん、いい意味で。
心から見ている人を楽しませたいのだな、
そしてやっている人も楽しいだろうな、
と、
テレビドラマでよくある「ミステリーもの」
村の謎に入り込む「サスペンス」
女将と行きずりの者の淡い恋
陰謀と裏切り
衝撃の真実
そして・・・悲劇とハッピーエンド
そう、これを見たかったんですよ。
で、誰もがやりたい「ローマの休日ごっこ」
夢よありがとう。
どんなものでも全力で取り組めばこれだけ楽しめる。
珍渦虫と違って「小ネタ」は深く追わない。正しい。
実は、
デメタンのギターが思った以上に上手かった。
佐藤真弓も歌が上手い・・・。
消失
初演は10年ほど前だということに驚いた。
時代(現実)が脚本に近づいている。
もちろん、脚本は狂気の沙汰なワケで。
ちょっと立ち直れないほどの衝撃を受ける「名作」だ。
ただ、この芝居が「熱海殺人事件」みたいに10回も20回も上演されることはないのはわかる。
大逆走
豪華なメンバー
豪華な舞台
豪華な劇場
でもとても残念な・・・。
吉高由里子の初舞台であることがなければ怒っちゃったかもしれない。
台詞の戯れは「この世は意味がないこと」を象徴しているんだろうけど、そりゃそうだ。
そこをお金払って意味を求めて劇場に来ているので。
大駱駝艦
バレリーナ
バレエ曲
歌舞伎
色々つかっちゃみるけど板につかず、
大駱駝艦のお二人はやっぱり圧倒的な型を見せてくれてそれはそれで楽しかったが、
それは舞台というよりは「舞台装置」としてのもので、別途拝見させていただきたい気分だ。
ワイヤーアクションで吉高由里子を飛ばしてみたけれど、
ファンにはうれしかろうが、別にだからどうした。
満員の客席、10000円のチケット代金
3時間の舞台
大倉孝二・池田成志・北村一輝
峯村リエ・・・・
いい役者に支えられて、いや、役者目当てなら「大満足」だけど、脚本が・・・。
(役者・舞台演出がどんなによくても、脚本がこれだとどうにもならない)
昨年の「殺風景」がよかっただけに、なんともいえない怒りに近い残念感が強い。
駅前劇場でやったら大喝采なんだけど、
終わって思ったことは、「アルマイトの弁当箱」が欲しくなったこと。
午前中は「コーヒー」午後は炭酸
吉高由里子の初舞台を見られたことに満足(上手い下手とかそんなことどうでもよくて、「生」吉高であることに意味がある)
あとは気になることばかりで。
あと、隣の人の前のめりがとても残念な視界阻害行為(私は「カクタ」と呼んでいる)も。
窓に映るエレジー
ジョンソン&ジャクソンは、大倉孝二とブルー&スカイによる、演劇コンビネーションです。 一回目の今回は、村岡希美、池谷のぶえの盟友二人に加え、池田成志氏を迎える事に よっても拭いきれない、目新しさの無い布陣で臨む。 うるせえ!目新しさなんか知るか!さあやるぜ、毒にも薬にもならない芝居を! 見逃すな! 俺達が困るから! そうだろ! ジョンソン&ジャクソン(大倉孝二 ブルー&スカイ) |
わが闇
2007年に観た(はず)の芝居の再演
多分、出演者は全く同じ。
脚本もほぼ同じ。
セットもほぼ同じ。
出演者・演出者が6才、歳としとった。
そんなことなのか。
http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/nylon40th.html
なんといっても昔、坂井真紀目当てで行ったわけだけど、
この芝居を見て以来「演劇」にはまったのは間違いない。
つまり、女優目当てから芝居目当てに・・・。
今回やっぱり、三宅弘城、三好未完役が圧倒していたのは、
鎌塚氏シリーズのなせる技なんだと思う。
あんなにどなりまくる芝居だとは記憶していなかったけど、
前から2列目だと流石にすごい。
ゴドーは待たれながら
http://www.geigeki.jp/performance/theater019/
いとうせいこう作・きたろう
によるマボロシの作品がなんと大倉孝二・ケラリーノサンドロビッチによって実現。
悪くないんだけど、やっぱり「得るものが何も無い」と大倉孝二が言うだけけのことはある「不毛感」がある。
これをやったきたろうさんの映像って見てみたいと思った。
でも、それ以上でもそれ以下でもないような気がする。
持ち主、登場
作・演出・出演:大倉孝二、峯村リエ、村岡希美、KENTARO!!、ブルースカイ
声だけ:生瀬勝久
うっかり買って見てしまった。
思い出したのは、竹中直人の会とか、中島らもの「桃天紅」とか、プロペラ犬「ネガヒーロー」とか、役者がやりたいとこういうことになるのか・・・。というような苦々しい思いもありながら、無事1時間50分は終わった。
そりゃもう、大倉孝二と峯村リエと村岡希美を見たくて行っているわけだからそう、細かいところは文句言うことはない。
最後に出てきた娘がかわいいくてよかった。
最後の「ベンチ」のシーンはシュールでいいんだけど、その必然性が薄いのがちょっとご愛敬だったり、あそこまで「古典」を入り交じらせながら「大化の改新」となって、話がとっちらかってしまうのは残念。そりゃ、大倉君ではなくて、藤原君だったら「なるほどぉ」となるわけだけど、こうなると殆ど妄想が病んでいるのか?というような状態で。
始めに出てきた「tomorrow」のオチが見えてこないあたりに、ちょっと不満がある。
文句がつい出てきてしまったけど、そりゃ、普段はあの完成度の「ナイロン100℃」の芝居をやる人たちなわけだから。
峯村リエの「えげつないヘアヌード写真」是非見てみたい。
とはいえ、#11はすごい。次回に期待という思いも強い。
で、シブゲキは座席がなんか変である。開演後に入場されるのはやっぱり勘弁してほしい。
3名ほど周りでうろうろされたが、ちょっと迷惑を越えて腹立たしい。