近藤公園

陥没

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「陥没」であることは何ら明示されなかった。
ケラワールド満開でありながら、
話の表層は明るいコミカルなもの。
元ネタは「夏の夜の夢」なのか、
「天国から来たチャンピオン」
「素敵な金縛り」



贅沢な役者陣に、贅沢な舞台、
贅沢な観客
3時間20分の長編演劇

「グッドバイ」(小池栄子だけですけど)
「奇っ怪遠野物語」(山内圭哉と瀬戸康史)
「タレントとマネージャー」は(虹とマーブル)
「ブロッケンの妖怪」(生瀬勝久と高橋恵子)
がぐちゃってなった感じだけど、
ケラ色が強くて。

あたま山心中

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http://natalie.mu/stage/news/205055

繰り返しがあって、微妙に変わっていく芝居は難しいって誰かが言っていたが、そこは見事に演じていた。
「あたまやま」「青い鳥」「オリジナル」が混然一体となって、最後は「狂気」で終わるというのは、
ありがちなパターンなんだろうけれど、それなりに見応えはある。
ただ、ちょっとフツウの精神状態の人が見るに耐えられるモノなのだろうか?
(私はフツウな状態ではないから、辛かったということなのか?)
小道具が展開を予想させて、その予想を裏切り、裏切り、そして、最後には期待の結末。
そして、更に予想を超えた展開が・・・。でもそれは予想は超えていなかった。
わかったことは「平岩紙」の色の白さはすごい、素晴らしいということ。
(そこかよと言うなかれ、そんなところを観に来ているわけだ。観客なんて)