第2回横浜のサヘイジ
第2回となったサヘイジの会
昨年は、初、生、立川流の高座だった。
左談次師匠が出てきて「反対俥」
お見事だった。
ミッキーカーチスさんが大人の昼ドラとかそんな感じのものでブームだったので大喝采だった。確かに面白い話を聴けた。
で、左平次さんはなんだか、ぴんとこなかった。
今回
只四郎 「紙入れ」
(談四楼の経堂での高座で「元犬」をやった、元気な前座さんだと思ったが、腕あげていた)
白ら玉 「天失気」
(落語も楽しかったけど、かっぽれをなぜか踊ってくれた、別に稽古の成果を見せたいのでもなかろうに)
ねづっち 「漫談」
(漫談って難しいんだなと、しかし、マクラがなんやら、左平次とのいきさつ、兄さんやら、三件はしご酒みたいな、酒癖の悪い左平次を披露してくれる)
左平次 「藪入り」
(一本目、去年より上手くなった(失礼な言い方)、なんかすんなり入れた感じがある)
コント山口君と竹田君 「コント」
(安定した芸・見事なコントだ。私を見て笑うなら、木戸銭払って客席で見なさいと山口君が竹田君に・・・機転のきいた突っ込みだ)
左平次 「駱駝」
(なるほど、全ての伏線はこのネタをやるためのものだったんだ、皆さんの協力あっての「名作」が「名演」に大化けした瞬間だった)
来年も行きたい。
多分twitterのダイレクトメールで左平次さんが声かけてくれると思う。
名前が「左平次」だけ「引っ込めている」のは「左平次の会」だから「不要」ということなのか、
一之輔の落語会で前座が名前をめくり損なっていたことがあって、一之輔師匠の突っ込まれていたことが昔あったのを思い出した。
第1回横浜のサヘイジ〜立川左平次落語会〜
何はともあれ第1回というのは楽しいものだ。
この落語会に行ったきっかけは、
なんとtwitterでご本人からお誘いいただいたからだ。
立川流の落語を初めて聴いたのは、
「ゾンビ指南」(志ら乃)をシブゲキでゾンビフェスの一つでうっかり。
一応、あくび指南くらいは知っているので、どうなるんだと思いながら、
談志が憑依したかのような喋りになっちゃうの?とちょっと立川流を敬遠していたのも事実。
実際、談志が憑依しているような感じもしたけど、フツウに面白い演目になっていた。
枕もギリギリなのが舞台である必然を高めてくれていた。
その後、twitterで談四楼さんから「是非」とお誘いのことばをいただいたところに、
この左平次さんからの「お誘い」
1日悩んでお返事をしたら、⒌分でチケットお取り置きしますと。
すごいなこれは・・・。
と「左談次」と「左平次」を間違えていることに気がついて、
・・・
そのまま当日になって、
「あれ?」
左談次の弟子で、元談奈?あれ?談奈って二人いる?
当たり前の混乱をした上で、高座へと
感想はヤボなんだけど、
ま、是非第2回もやってほしいと思った。
それより、
左談次師匠の反対俥
こんなすごい高座をする人がいるとは・・・
枝雀がとか、雀々がとか、一之輔がとか言っている場合ではなかった。
TBSには「落語研究会」なる番組があるが、なんか堅苦しい感じで、敷居が高い。
そのラジオ時代の番組に時代はワープして
「反対車」について「全く内容がない」「ものがたりも矛盾だらけ」「オチも尋常じゃない」
一工夫してくれるに違いない。
という高座中高座仕立ての「オチまで事前に解説した上で」
演じるというすご技を見せてくれた。
(人によっちゃ「わからないということを配慮した上での」「ウラのウラ」をいく妙手だと思う。
あれを見せられてしまうともう。
又来ます。としか言えない。
二回目、3人の立川流はやはり「一癖も二癖」もあった。