田中哲司

浮標

葛河思潮社はこれで4回目。
実は「浮標」の再演は見ていない。
再々演で見にいくことにした。

これほどの名作が「1940年」
に作られていたとはすごい。
実は、前回みたときと印象はかなり変わっている。

田中哲司が喋りまくっていたような気がしたけど、実は思ったより喋っていない。
(充分喋っているけど)

主演女優が輝くのは第二幕からだった。
(藤谷美紀に惚れたのは2011年1月、松雪泰子は違うなと再演は見なかった)

長塚圭史がいい演技をしていた。
(前は、なんか、演出に徹したらと思った)

砂場の周り
(他の役者が一部、見ているのはなんでなのか、今回は、あまり不思議な気分にならなかった)

うるわしのソレント
(前回、水着姿の女優が出ていた記憶がないんだけど、あのシーンはエロかった)

で、また見たいそんな舞台。
そして、
万葉集を読みたくなった。
絶叫で終わる芝居というと「新国劇」「東京セレソン」
の十八番と思っていたのは勘違いだった。

背信

冒した者

スクリーンショット 2013-09-29 21.53.20
http://kuzukawa-shichosha.jp/

断色

スクリーンショット 2013-06-16 23.15.20
http://www.dan-jiki.jp/

おにぎり旗揚げ公演とは似て非なる作品に仕上がっている。
麻生久美子にあそこまで卑猥なことばを連呼させるのはさぞかし気持ちいいだろうし、
田中哲司もうらやましい・・・。
前日みた「おぼんろ」と重なってなんともやるせない気分に。

向かいに「成海璃子」がいたような気がした。