高橋一生

ライクドロシー

http://mo-plays.com/likedorothy/
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鎌塚氏なみに物語は続けられる。
是非、次回作も期待したい。

温室

最近は新国立劇場にも比較的通うようになった。
以前は、何か「国立」ということばに違和感を感じていたのか?
初めて感動した芝居は「新国立劇場中劇場」で見た「髑髏城の七人」だったというのに、不思議なものである。

なんでそんな感覚が変わってきたかというと、
翻訳モノの演劇というものは「想像以上に面白い」ということがある。
どうやら、イギリスの演劇ってのはかなりのレベルにあるみたいで、そりゃ、シェークスピア以来の伝統というと簡単だんだけど、いわゆる現代演劇において「前衛」とはかくあるべしみたいな何かがあるような気がしてならない。

簡単にいうと「テーマ」のおもしろさ、「物語展開」の単純さ、そして「舞台装置の抽象度の高さと」「演劇のリアリティ」のバランスの良さ。この辺になにやら日本と違う何かがあるような気がしてならない。
簡単にいうと、「書き割り」に頼らない演劇の妙技とでもいうのか。

照明プランも単調にならない何かがある気がする。

そのうち、誰かに教わりたい気分だけど。
(自分で調べりゃいいんでしょうね)

で、この温室。
なんとなく古くさい感じもしたんだけど、やっぱり原作は少々旧いようだ。
(カッコーの巣の上でとか、レナードの朝とか、モーリースウィーニーとか、ヌードマウスとか・・・。違うんだけど似ている何か、そうそう、去年のPPPPの「ベルが鳴る前に」もそんな感じ)

で、なんとも嫌な感じだけが残ったのと、
物語が今一つ理解出来ていない感があったのは、
もう少したってから整理することとしたい。

小島聖
すごい女優だ。
終演後のあの怒った感じがまたたまらなかった。