松本紀子
天守物語2018夜叉が池編
2018/07/14 /19:00
今までは「梅雨明け前」だったので耐えられたけど、
今回はちょっと限界の暑さ’・・・・。
作品としては
天守物語を、泉鏡花の時代と交錯するように、
今流行のタイムスリップも交錯しつつの展開、仕上げてげている。
天守物語というと、やっぱり謎の仙人のような爺さんがどこからかでてきて、
「デウス・エクス・マキナ」
が見所なんだけど、
それはその時代のズレをうまいこと表現していて、
「新国立劇場」で見た「白井晃」演出
とは違うカタルシスをちゃんと作っていた。
贋作四谷怪談
2016/07/24 /19:00
夏の到来を告げる花園神社の風物詩
椿組の公演がやってきた
そうそう、四谷怪談ってのは
こういう物語だった。
どうも、後ろの席の人は「歌舞伎」の話で
「お岩」を女がやるとこんなんなっちゃうんだ・・・
と感心している。
圧巻は「プール」の登場と
「討ち入り」のシーン
劇場が「歌舞伎座」っぽく花道を作っているのは、
かなり意識したんだと思う。
松本紀子よりも「妹」役の人が圧巻で、
山本亨も今までの迫力ある演技ではなくなっているような気がした。
ひょっとしたら、今までは初日あたりに行っていたが、今年は楽日になった。
そこらへんで何やら違う「演目」として見えてしまったのかもしれない。
なんと、2時間45分という大作になっていた