ゾンビフェス THE END OF SUMMER 2018
細かい説明がこちらにあった。
https://spice.eplus.jp/articles/205559
第一回と違って、完成度が抜群にあがった。
1夜だけのフェスだからできるものなのか、一夜だけでは勿体ないのではないか。
などなど思ってしまう。
「て」「夫婦」
第2回横浜のサヘイジ
第2回となったサヘイジの会
昨年は、初、生、立川流の高座だった。
左談次師匠が出てきて「反対俥」
お見事だった。
ミッキーカーチスさんが大人の昼ドラとかそんな感じのものでブームだったので大喝采だった。確かに面白い話を聴けた。
で、左平次さんはなんだか、ぴんとこなかった。
今回
只四郎 「紙入れ」
(談四楼の経堂での高座で「元犬」をやった、元気な前座さんだと思ったが、腕あげていた)
白ら玉 「天失気」
(落語も楽しかったけど、かっぽれをなぜか踊ってくれた、別に稽古の成果を見せたいのでもなかろうに)
ねづっち 「漫談」
(漫談って難しいんだなと、しかし、マクラがなんやら、左平次とのいきさつ、兄さんやら、三件はしご酒みたいな、酒癖の悪い左平次を披露してくれる)
左平次 「藪入り」
(一本目、去年より上手くなった(失礼な言い方)、なんかすんなり入れた感じがある)
コント山口君と竹田君 「コント」
(安定した芸・見事なコントだ。私を見て笑うなら、木戸銭払って客席で見なさいと山口君が竹田君に・・・機転のきいた突っ込みだ)
左平次 「駱駝」
(なるほど、全ての伏線はこのネタをやるためのものだったんだ、皆さんの協力あっての「名作」が「名演」に大化けした瞬間だった)
来年も行きたい。
多分twitterのダイレクトメールで左平次さんが声かけてくれると思う。
名前が「左平次」だけ「引っ込めている」のは「左平次の会」だから「不要」ということなのか、
一之輔の落語会で前座が名前をめくり損なっていたことがあって、一之輔師匠の突っ込まれていたことが昔あったのを思い出した。
MAKOTO
王将三部作を見られなかったから、
久しぶりの長塚作品ということになる。
いつの間にか、
阿佐ヶ谷スパイダースは「劇団」となって
劇団員には「中村まこと」「村岡希美」「富岡晃一郎」が入っている
どうやら、劇団、劇団員増殖計画というのが演劇業界でブームなんだろう
http://asagayaspiders.com/member.html
劇団が大きくなると
「プレトーク」
「バックステージツアー」
とかちょっとしたサービスができるようになるのは「◎」だ。
バックステージツアー本編を忘れるほどよかった。
で、本編は。
南部高速道路みたいな、赤堀雅明ワールドみたいな、
「散歩する侵略者」(イキウメ)「田園にくちづけ」(ブルドッキングヘッドロック)を思い出した。
でグルリとまわって「完」という感じ。
入江雅人グレート一人芝居「パンクスタイル2」
4月にあった
入江雅人グレート一人芝居パンクスタイル「オリジナルシング」
から
入江雅人グレート一人芝居「パンクスタイル2」
とスタイルが微妙に変わっている。
どうやら、マルセ太郎を目指す「原作があるものを一人芝居でやる」というのは路線変更して、
オリジナルの一人芝居の稽古場を見せるというスタイルに定着するようだ。
定着するかどうかは
4回ステージとしたことについて総括をして次回が決まるようだ。
新作「途中まで」
新作「 」
旧作「 」
やっぱり過去の名作をブラッシュアップするのは「なつかし嬉しい」
天守物語2018夜叉が池編
今までは「梅雨明け前」だったので耐えられたけど、
今回はちょっと限界の暑さ’・・・・。
作品としては
天守物語を、泉鏡花の時代と交錯するように、
今流行のタイムスリップも交錯しつつの展開、仕上げてげている。
天守物語というと、やっぱり謎の仙人のような爺さんがどこからかでてきて、
「デウス・エクス・マキナ」
が見所なんだけど、
それはその時代のズレをうまいこと表現していて、
「新国立劇場」で見た「白井晃」演出
とは違うカタルシスをちゃんと作っていた。
1961夜に昇る太陽
なんと、
第2部
第3部
が何かの予告があった。
スターウォーズ方式とでもいったらいいのか。
冒頭にエンディングがあってエンディングが実は第3部のどこかととながっている。
第2部・第3部が誰が主役なのかもわかった。
百花亜紀のお母さんがいなければ、辛いだけの芝居だったかもしれない。
人形劇がちょっとした救いを作ってくれたのかもしれない。
東谷英人のあの長台詞、よくぞ噛まずに・・・。見所だ。
そして、声だけの出演の「軍曹」も・・・コワイ事言っている。
大原町長も・・・なるのど。
気になったは「方言」
そりゃ、理解できないほどなまっていたら演劇にならない。
適度にゆるくしたわけだ。
終わってからの説明で納得した。
私にとっては、すっごく乱暴なことを言うと「全員が集まっているシーン」あの山場だけで構成してもいいのでは。
と思ったけど、それはマニアックすぎる。多くの人に見て見貰いたいという工夫がこの舞台の構成になっていることを
終わってひしひしと感じてきた。
睾丸
なかなかすごいタイトル
内容は案外フツウ
と思っていたら、
どんどんすごいことが出てきて、
お前「きんたまついてんのか」
っていうようなことから、
最後に廣川三憲が見事な「二面」を見せて・・・
そこで終わらないのが流石。
ここに喜安浩平が生きてくる。
と、
ナイロンらしい終わり方で、大満足。
ニンゲン御破算
なぜか買ってしまったチケット(だからということではないうけど)
珍しく遅刻した(どうやら本編には間に合ったみたいだ)。
阿部サダヲが勘三郎に見えて来た(単に声が枯れて歌舞伎役者っぽくなっただけかも)
多分、純粋な大人計画の演劇ははじめて。
で
初演にこれやっていたとすると、すごすぎる・・・。
そして、多部未華子はやっぱり「いい」
声に惚れる。
3階席でも輝いて見えた。
ニューレッスン
ジョンソン&ジャクソン4回目なのか・・・。今まで見たなかでの最高傑作かもしれない。
アフタートークでナンセンスコメディのナンセンスを説明しちゃうのは「反則」なんだろうけれど、
いとうせいこうの引き出す力はすごい・・・。
そして、多分、今回の作品を堪能したんだろうなと思う。
アフタートークで「池谷のぶえショー」でいい。
と、いとうせいこうが指摘したのは同感だ。
大倉孝二にあれだけいじられる演出家ってのもすごい。
宝物を見つけた気分。
確かに、明治の文豪みたいなそんなイメージのナンセンス演劇だった。
シティボーイズライブを継承するのは「ムロツヨシ」かと思ったが、こっちが一歩リードって感じがしてきた。
(競ってはいないだろうけれど)
図書館的人生Vol.4襲ってくるもの
ちょうど、この時代に「Alexa」が流行っていた。
殆ど使い物にならないスマートスピーカーと思ったが、
「誕生日ソング」を唄ってくれた。
しかも、
それなら「ドリカムのハッピーバースデー唄って」と言ったら
ドリカムの「HAPPY HAPPY Birthday」をかけてくれた。
シャッフルしてかけますと言いながら、
まっさきにかけてくれた。
そして、
「匂い」が記憶に直結すること。
「記憶の全てを計算機に移したとして自己とは」
・
年代があわないのだけど、大体つながっているってことで「短編集」なんだろう。
・
間に「刑務所仮釈放中」の彼の「たら・と・れば」
・
ストーカーからのCOLについてにつながる話。
どれも千葉雅子あっての名作だった。
そして、バッハって音楽は全く興味なかったんだけど、
ぐっときた。「ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056 第2楽章」。
バッハの時代はチェンバロだろうけれど、ピアノだった(そこはどうでもいい)。
で、この舞台・・・・。
タレルだ!!
ヘッダ・ガブラー
イプセンだから観た。
水野美紀だから観た。
10年ぶりくらいに「ユキノさん」っぽい水野美紀を観ることができた。
ランチキで池田成志と段田安則がテレコだったり、水野美紀と寺島しのぶがテレコだったら又楽しめそうな。
要するに内容というより、役者を楽しむ舞台なんだろう。
名前は全然覚えれない。
100年の秘密
http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/nylon38th.html
こんな名作だったっけ。
初回も観た筈なんだけど、こんな名作を覚えていないなんて(^_^)
役者の腕が上がったんだろう、っていうことにしておく。
で、実は何気に100年を語る上で、廣川三憲、松永玲子はすごい役をこなしている。
入江雅人グレート一人芝居パンクスタイル 『オリジナルシング』
http://apoc-theater.net/events/event/1693/
すごい。
暗転は観客自らまぶたを閉じる。
照明も、客が・・・。
舞台の台運びも客が・・。
入場料は自ら受け取る。
椅子は並べてくれていた。
片付けは各自。
走れメロスは〇
ゴドーを待ちながらも〇
最後のゾンビの話も◎
そう「マルセ太郎」化しているけど。多分、それでいいのだ。
火星の二人
https://kaseinofutari.amebaownd.com/
いい話になるはずなのに、何か不完全燃焼感が。
muro式.10
堪能した。
1は観ていないけど(チケットは買ったが、清原を観に大阪に行ってしまった)
能登演劇堂でやるなんて・・・。
そうそう。これは、お見事。
髑髏城の七人「極」
福士誠治、流星涼、清水くるみ
右近健一、河野まさと、吉田メタル、川原正嗣
三宅弘城、梶原善
たちへの感謝の回ということなんだろうか。
カーテンコールの不満が一気に吹っ飛んだ。
多分、このぁいは川原正嗣への感謝の回なんだろうな。
七人目だ誰なんだって前半どぎまぎしていた。
江戸は燃えているか
http://www.parco-play.com/web/program/edomoe/
実はそんなに期待していなかったけど、
面白かった。
かなり良かった。
破天荒だった。
筋書きとか、終わり方とかは見ていて「幕末太陽傳」を連想したんだけど、
まんまそうプログラムに書いていた。
新橋演舞場でやる意味ってのをよーく意識していたんだ。
「妃海風」なる宝塚OGの初登板
なるほどなぁと。
この見た2日後には、松岡茉優体調不良により「夜の部」の松岡茉優役を三谷幸喜が「台本片手に代演」という荒技が。
ある意味みてみたい回だったかもしれない。
「台本片手の代演」というと、ヒッキーオウチデテミターノの「松井週」を思い出した。
そう「おのれナポレオン」の「宮沢りえ」
「鋼鉄番長」の「三宅弘城」
なんかが記憶にあるけど、
「中屋敷法仁」というか「女体シェークスピア」でもそういえばあった。
演劇部のキャリー
http://www.clioneinc.com/event/carrie.html
2/28楽日は泣いたのかな。
野口かおる
ちょっと舐めているぞ。
初演を見たのか?
といいたいけど、
実は号泣していました。
最後列で。
「帰郷」が大好きなんだけど、
この作品も好きだ。
ST/LL
この公園はこの風景に尽きる。
DumbTypeということならまだ先に行ってほしい。
DumbTypeという名前を使った理由はよくわかる(共感する)。
高谷さんのフル演出を見てみたい。
という気分。
(圧倒的な作品なんだけど、このレベルではないでしょと言いたい気分)
ヒッキーオウチデテミターノ
またまたハイバイにやられた。
再演ということだけど、私は初めてなので、
しかも今これだけ活躍をしている「役者」「演出家」が昔ヒキコモリだった。
その話からできた話くらいに思っていたので、
冒頭のいつもの「お願い」から始まって、アメチャンのチリチリ話から始まって・・・。
え?古舘寛治出ないんだ?
そんな急に代役大丈夫なの?
と思いながら、意外な「台本を持ちながら」というすごい舞台になることを知った。
2時間の舞台は
・・・
前半は松井周の出番はほとんどない・・・。
後半、
なるほど、
そうなって、
こうなるのか。
「淵に立つ」
の続編か?!
いや、逆なのか。
何について語りたいかというと、
あれだけ滅茶苦茶な舞台で、簡単な舞台装置で、
あそこまでの表現をしつつ、
そして、
観客の創造力を200%かき立てる。
そして、なんとも絶望の淵に立たせられてしまった。
もし、松井周が台本手に持って演じてくれなかったら、私は耐えられなかったかもしれない。
耐えられたかな・・・。
近松心中物語
原作者は、三好十郎の弟子という言い方でいいのか?
1979年の初演のときにはどんなインパクトだったんだろうか。
やっぱり、私には「蜷川幸雄」は理解できないないのかもしれない。
井上節は随所にあった。
池田成志の怪演も健在
小池栄子も絶好調
宮沢りえのこの’使い方は何だ?
真様・・・。「もふもふ動画投稿お待ちしておりま〜す」と、聞こえてしまう。
いしかわさゆりの曲の使い方が雑なのが気になる。
で、
カーテンコールはカッコイイなぁ。流石だ。
初めてこの中劇場で見たのは「髑髏城の七人」
舞台最奥部から全役者が何度も走ってきた。
今回は逆に消えていった。
流石
それだけは感心。
あと、これは明らかに主役は「池田成志」でしょう。
というか、最後の坊さんが出てこなければこれはもう、時代錯誤も甚だしい。
今伝えるべきメッセージはそこだけだもんな。