望月綾乃

墓場、女子高生

seichix
イキウメの真骨頂
役者はこれ以上はないという適役をもらい、
ストーリーは前川知大ワールド全開!!
そして、
今流行の、
「時間」と「空間」と「情報」をテーマにした奇っ怪な話。
思ったものがそこに登場してしまう。それはまさに2001年宇宙の旅の最後のシーン。
ドッペルゲンガーか?というあたりも映画チックな。
タイムスリップはしないところが「デスペラード」との違い。
あっという間の2時間だった。
2時間分の「分身」をどう「処分」するのか。
開場には笑いが出ているのが、その観客は内容わかっているのかどうなのか・・・
イキウメを初めて見たのはいつなんだろう・・・「太陽」からなんだ。
原題
『プランクトンの踊り場』は、2010 年ということなので、ここ5年も見ていないということになる。

南の島に雪が降る

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野外劇というのはなぜこのように舞台から飛び出すのか・・・。
椿組といい・・・。
幕末太陽傳を思い起こさせるが、なにかあるのだと思う。
むしろ大雨の中でみたかった気分である。

この話、小津映画「秋刀魚の味」に出てくる加東大介の原作の小説で、なんとも切ない話になっている。

ロロvol.9『ミーツ』

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デカメロン21〜或いは、男性の好きなスポーツ外伝〜

結成20周年記念講演第一弾
ナイロン100℃ 39th session
「デカメロン21 〜或いは、男性の好きなスポーツ外伝〜」


最近私の中では「ソビエト」ブームなんだけど、ケラリーノ・サンドロビッチと名乗るだけあって、
ショスタコーヴィチのジャズ組曲第二番
プロムナード・オーケストラのための第6曲:第2ワルツ
が頻繁に使われていた。

エロいと片付けるわけにはいかない何かがここにある
望月綾乃がやっぱりいい。

月とスイートスポット

ヨーロッパ企画第31回公演
「月とスイートスポット」
ヨーロッパ企画テイストと北野武映画(アウトレイジII)が一緒になったような、
望月綾乃がとてもいい。
http://www.europe-kikaku.com/projects/e31/main.htm

父母姉僕弟君

この芝居のチケットを買ったのは
永野宗典不条理劇場で「望月綾乃」を見ていいと思ったから。
もっとも永野宗典不条理劇場II「劇野郎が来る」は「人形劇」だった。


王子小劇場「佐藤佐吉演劇祭」2つ目の作品を見ることとなった。
http://llo88oll.com/bio.html
舞台は、前回みた競泳水着(good night)配置の逆・・・どっちが普通なのかわからない。

なんとも不条理な展開で物語は進む。
言いたいこともわかるし、すごいシーンもある。
全体はちょっと残念な感じ(冗長というか、役者が場を支えきれないというか)。
とはいえ、2時間を堪能できることは間違いない。
これが小劇場の魅力なんだと思う。

永野宗典不条理劇場II劇野郎が来る!

すごいものを見てしまった。
永野宗典不条理劇場Iは今は亡きリトルモア地下だった。
観客の多くは「不条理じゃない」みたいな感触を持ったみたいで、
今回の不条理劇は・・・。
意表をつかれた。

土曜日に「唐十郎」の芝居を見たけど、
その不条理具合に比べるとまだまだ不条理感が薄い感じがしたけど、
・・・・なかなか。

舞台は漆黒の闇から始まる。
そして・・・。
人形劇が始まった。
いつ人形劇が終わるのかと思ったが・・・。
役者4名も姿は徐々に現しはじめるけど、全編人形劇。
感動のエンディングで、舞台挨拶となった。
第三幕で
「世界劇場問答が始まるか」と思った瞬間にはちょっと期待が高まった(笑)
ところが・・・。人形の反乱があった。
終わりは、つるされた糸を切って解放されることで終演となる。

終演の告知を劇場スタッフが言うまでが芝居なようだ。

望月綾乃
という女優、多分初めてなんだと思うけど、
充分に渡り合っていて良かった。

劇場には
本多・中川という仲間も見に来ていたようで。(本多君は私のすぐ後ろにいた)

日曜日に見た「入江雅人」一人芝居も、これくらい気楽に(言い方は失礼になるけど、いい意味で言っているので)やれば続けられるのに、勿体ないってそんな気がした。もちろん、どっちも良かった。ってことは間違いない。