睾丸
なかなかすごいタイトル
内容は案外フツウ
と思っていたら、
どんどんすごいことが出てきて、
お前「きんたまついてんのか」
っていうようなことから、
最後に廣川三憲が見事な「二面」を見せて・・・
そこで終わらないのが流石。
ここに喜安浩平が生きてくる。
と、
ナイロンらしい終わり方で、大満足。
図書館的人生Vol.4襲ってくるもの
ちょうど、この時代に「Alexa」が流行っていた。
殆ど使い物にならないスマートスピーカーと思ったが、
「誕生日ソング」を唄ってくれた。
しかも、
それなら「ドリカムのハッピーバースデー唄って」と言ったら
ドリカムの「HAPPY HAPPY Birthday」をかけてくれた。
シャッフルしてかけますと言いながら、
まっさきにかけてくれた。
そして、
「匂い」が記憶に直結すること。
「記憶の全てを計算機に移したとして自己とは」
・
年代があわないのだけど、大体つながっているってことで「短編集」なんだろう。
・
間に「刑務所仮釈放中」の彼の「たら・と・れば」
・
ストーカーからのCOLについてにつながる話。
どれも千葉雅子あっての名作だった。
そして、バッハって音楽は全く興味なかったんだけど、
ぐっときた。「ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056 第2楽章」。
バッハの時代はチェンバロだろうけれど、ピアノだった(そこはどうでもいい)。
で、この舞台・・・・。
タレルだ!!
プレイヤー
生きている時間
見事だなと感心したのは、
1/30だけ命を搾取されているという話。
60年を人生とすると2年・・・。それは徴兵の年数なんだ。
とか
時間が多くなるということは「相手が遅く見えること」とか、相対性理論の話か?
とか。
そういえば、生物の心拍数はどれも実は一緒だって話をきいたことがあるのを思い出したり。
見ていてわかったのは、
落語の方が密度が濃くて、
演劇の方が密度が低い。
密度は別にその価値を語っているのではないことはこの舞台でも語っていた通りだ。
色々気がついたことが沢山あったんだけど、
家に着いたら忘れてしまった。
あ、そうそう、
エンディングで「アメリカンニューシネマ」みたいな終わり方にしなかったのは、
多分、続編を「倉持裕」か「上田誠」にということなんだろうと思うことにした。
太陽
2度目
初演で見てびっくりした。
これが演劇なんだと・・・。
以来、どれを見ても「イキウメ」なんだと思うようになった。
そして、安井順平なる怪優を徐々に知ることとなった。
で、見直してみると、やっぱり安井順平はすごい。
もっとも「ドス君」と敬意を表して呼びたい。
獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)
の四国の村の話があったが、
あれは、ひょっとしたら、太陽の「キュリオ」のいる所であって欲しかったのかもしれないと今気がついて。
聖地X
入江雅人「五人芝居」
いつものごとき、イリポンワールド。
流石なオチだった。
映画好きな人にはいくつもの映画が脳裏をよぎり、
水野美紀ファンには「ハッピーセット」を思い出させるそんなおまけつき。
怪優も発見したし、オクイシュージがあそこまで全力で勝てない女優ってすごい。
私の中での結論は入江雅人は「一人舞台が一番似合う」ということになった。
けど、たまに他の舞台に出て貰うなり、
劇団作ってみるなり、
してみてほしい。
2014年末くらいから、夏目漱石というか「挫折」とか「屈折」とかそいういうことがマイブームだったのだけど、その元祖が実は「入江雅人」なのかもしれない。劇団シャララというその存在はよくわかっていないんだけど、ウッチャンナンチャン、出川哲朗、放送作家・・・いや、ケラ・バカリズムなどを考えると「横浜放送映画専門学院」の存在はやっぱりすごい。人の出会いってのがすごいということなんだろう。
muro式のタイムマシンの話
おいキミ失格のタイムマシンの話
ハッピーセット・やわらかいパン
殺風景
なんかを思い出してしまったけど、
終わりはなんといっても「天国から来たチャンピオン」
で、「輪廻」はまるで「豊穣の海」のような。
(しかし、その仕組みは全然違う流石)
でも、繰り返すあたりは流石「ヨーロッパ企画」みたいな。
そして、それを大きく上回る「入江ワールド」
帰り道には「号泣しちゃいそう」だった。