本谷有希子

ぬるい毒

nuruidoku
http://www.motoyayukiko.com/next_performance/

本谷ワールド大炸裂。
夏菜も好演。
池松壮亮はあれを23歳で演じられるとは恐ろしや。
目的というか、期待は河村紗也だったんだけど、夏菜の好演に◎。


さらに、本谷有希子の原点はこれなのか?、これは本谷有希子の話なのか?と錯覚するほどすごい迫力があった。
脚本・演出は
2007年の映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」以来のタッグ、「桐島・・・」の監督の初舞台演出。
大体、映画監督が舞台やるとだらだらしちゃうけど、そんなこともなかった。





原作:本谷有希子  『ぬるい毒』(新潮社) ※野間文芸新人賞受賞作
脚本・演出:吉田大八
<出演> 夏菜 池松壮亮   板橋駿谷 札内幸太 新倉健太 高橋周平 石井 舞 一瀬麻衣子 井端珠里 川村紗也

遭難

主役が急遽交代となった。
どうなるのかと思ったら、男優が女優役をこなしていた。
確かに、あの役を女優が演じるのはかなり酷なことだとは思う。
初演とはかなり姿が変わっていたようだ。
http://etheatrix01.eplus2.jp/article/283024779.html

精神的にかなり参った状態で見るには「酷」な芝居だった。
本谷有希子の才能にはやっぱり驚きだ。

2012年の観劇計画

2011年には演劇を54本みたことになっている。
2011年の芝居の記録はこちら

2012年にやる芝居はよくわかっていないけど、
こんな芝居は見に行きたい。

劇団☆新感線
 シレンとラギ
 
http://www.shiren-to-ragi.com/index.html
 久々の中島かずき+いのうえひでのりによるいのうえ歌舞伎

劇団鹿殺し
ヨーロッパ企画
劇団本谷有希子
PPPP
ナイロン100℃
あたりははずさないでおきたい。

女体シェークスピアシリーズ
入江雅人
ムロツヨシ
シティボーイズ
も外せない。

葛河思潮社のシリーズがあるのならこれも見ておかねばならない。
猫のホテル(千葉雅子)もあるなら見てみたい気分。
谷賢一は天才だと思うので、彼の作・演出ががあるなら見てみたい。
劇団「国分寺大人倶楽部」なんかも見てみたい。
イキウメ
前川知大)も気になる。
青年団はどうしたものか。アゴラという空間は魅力的なんだけど。あまりその劇団を観に行ったことはない。
野田秀樹というか、NODA MAPもどうしたものか。

動物電気は時間があえば観に行きたいか?どうする?という感じだけど、ああいうのはやっぱり見続けることが大事そうだ。

今年の観劇ライフは「プロペラ犬」から始まる。
さてどんなことになるやら・・・。