山岸門人

田園にくちづけ

omote_w320ura_w320
ホームドラマみたいな小さい芝居は好きではない
けれど、
これはまたまたなんと巧い、
こんな名作に補助席が出ていないなんて勿体ない。
http://www.bull-japan.com/stage/kiss/


ついに、葛堂里奈が1番目に名前が・・・
そして、山岸門人が、鹿殺し退団後初見。◎、こんないい役者だったとは。

そして、この芝居で謎の「うぃー」は、「出てこようとしてるトロンブルイユ」につながり、味の記憶を盗むなぞの生命体は「散歩する侵略者」へとつづく。

1995

前回三鷹で「おい、君、失格!」を見た。
2014年のベストだと思っていた。
今回のもすごいんだけど、
なるほど、時間がこの人のテーマなんだということはわかった。
今回は「相楽樹」という若い女優がすごいことがわかった。
この子のために作ったのか(違うのはわかるけど)・・・。
みたいな。

しかし、結成15年で26回目の公演とはすごい。素晴らしい。
1500円の記念プログラム買いました。お布施です。
1995

できれば岡田あがさにはああいう役じゃなくて、ちゃんとした演技をしてもらって、たまにああいう演出を与えてあげて欲しいというのは私の密かなる希望である。山岸門人の予想以上の(というか、鹿殺しではああいういい役を貰えていないのが残念というより、ああいう演技をできるのが発見だったそんな気分)。パラレルワールドとパラレル舞台、そして、20年と100年後が交錯した、後半は作りが雑になって残念な、もっといい舞台になったんだろうにでも、面白かったというそんな舞台だった。ともあれ、相楽樹、まだ20歳ならこの先楽しみである。なんといっても、舞台女優に若い人が圧倒的に少ない(気がする)のは残念なので。