[入江雅人グレート一人芝居]マイクレイジー サンダーロード

入江雅人一人芝居に行くのは2回目。

2011年10月29日に観に行っている。
http://www.owada.org/play2011.html

「プロローグ(人形との漫才) 」
完璧な登場シーンから
茂木健一郎のブログはうざい・・・というネタへ。
「100 」
ラーメン100杯を「ボレロ」に合わせて食べる闘い。
「デストロイヤー(作:古田新太) 」
ラーメン屋の主人の言うことが次々と現実になっていく。初めは「占い」のようなものだったのがやがて「預言」に・・・。そして。
「富士そばの友人(作:赤堀雅秋) 」
バイト仲間が誕生日祝いに来てくれた。初めて開く誕生日会。テレながらも喜ぶ中年の喜劇。
「スーパーカーナビ 」
こんなカーナビ欲しくない?!
「一人朗読劇「いつか見た青い空」 」
書簡小説の究極の姿がここにある?
「さらば 劇団 松田優作 」
松田優作といえば「なんじゃこりゃ」か?
「Run For The Dream(作:ブルースカイ) 」
独身看護師女子寮管理人になるのが夢だった男がユニコーンに導かれたその道は。
「ブロークバックマウンテン 」
地球に隕石が落ちてくる、そのときに思い出した高校時代の出来事。そして、思い出の山に登山をする。
人に与えられた使命とは?甘い缶コーヒーを山頂で呑む至福のひととき。

2時間半に渡る大一人舞台。
前回のゾンビネタの予告は本編は見ることなく終わった。
とはいえ、前作以上に力の入った作品が次々と登場した。

作・演出・主演と一人でやっているから迷っているようだけど、
これだけの「クオリティ」そうそう見られるものではない。
もっと気楽にやっていいんじゃないか?と思うけど、
そのこだわりが49歳ってことなんだと思う。
同世代ってこともあって、一つ一つが身に染みる。

となりのライブハウスの音漏れとかあまりきにならない。
一人で全部やるのはやっぱり大変だから、新作は一つは自分で、あとは他の人にもらうとか、一人芝居は最後だけにして、あとは2人芝居にするとか、もう少し気楽にやって年2本を目指してほしいって思ったのは他の人も一緒なのではないかと・・・。

ユニコーンが私の背中を押してくれたそんな気がした。