珍渦虫
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4回くらい「このやろー」と怒りたくなった。
が、舞台挨拶を見て「ちょっと涙が溢れてしまった」
水野美紀は本気で、全力で取り組んでいたんだ。
物語は
主人公の「作家」の話
作家が書く物語の中の話
作家についている「編集(水野美紀)」の話そして、
編集の後輩の話
・・・・
物語の基本は「主役」以外の背景は語らない(新井一:シナリオの基礎技術)
というお約束を破って、物語はどれも深く潜り込んで入り交じる。
・・・・・
今時の鑑賞者ならそれくらいついてこられるでしょう?
ということなんだろうけど、
いやいや、110分の演劇でそれは酷ですよ。
とはいえ、
プロペラ犬は第7回公演までやってきた。
黒い十人の女(バカリズム版)を放映している裏でこれだ・・・。
なんかカブってしまっているけど、
スーツ姿、ピンクの服着た水野美紀、そこだけで、
会場のオッサンたちも満足だろう。