都響+小曽根真+サンドヴァル
なんとも変な音楽会 |
いざ、鎌倉への道「ブルックナー9番」
井上道義の演奏は2013年の年末の第九以来。
井上道義は6月から9月まで病気療養のためステージを休養していた。
15:30開演なのだけど、15:00〜トークがあった(チケット販売当初からその予定はあった)
目当てはブルックナー9番
(ノヴァーク版とあって??と思った。Wikipediaで見たら、いくつかの版が存在しているという事を知った)
ショーソン:詩曲作品25
マスネ:タイスの瞑想曲
ヴァイオリンの前橋汀子は頑張っていたあの大きいホールでヴァイオリン1本で勝負するってのは大変だと思う。
終演後は井上道義は病気を克服して演奏しきれたことに感無量だったようだ。
私も一杯になってしまった。
この演奏回の翌日、10月12日には「上田」で同様のプログラムがあるようだ。
ちなみに、10月11日はブルックナーの命日なのだ。
運悪く、足でリズムをとってしまう方が席の後ろに・・・。隣のおばさまはブルックナーをご存じでなく来てしまったようで・・・。そうなると気が散って仕方ない。ブル9は特に難しいから。これは厄介で仕方ない。
鎌倉芸術館は残念なことに演奏者がよく見えない感じで、ワーグナーチューバとかホルンが見えなかったり、チェロの藤森主席が見えたりしなかったり、見ることが目的ではないんだけど。残念だった。
マーラー10番乃至は第9の呪い
初めて都響に行ったのは1985年頃だったと思う。
小林研一郎で行ったのか、若杉弘になってからなのか。
いずれにしても都響≒マーラーという人生だった。
若杉弘がマーラーシリーズは見事だった。
でも、その後都響にはあまり行かなくなってしまった。
(若杉弘・ワーグナーシリーズ以来、多分行かなくなってしまった)
そんなわけで随分久しぶりの都響のコンサートだった。
しかも、インバル×マーラー10番
第九の呪いというジンクスはあるが、やっぱりご多分に漏れず。
この10番のクック版としてライブで聴くことはなかなか機会はない。
とにかくホルンが頑張った。
あいかわらずビビりのところはあったけど、
トロンボーンもいい音出していた。
弦が負けている感じがあったのはRBブロックだからだろいうということで。
第二楽章が終わってから音の合わせ直し、インバルが舞台から引っ込んだのは何なのかは???
いずれにしてもよかった。そして、コンマスがコンミスになっているのはびっくりした。
マーラー9番
こんなに明るいマーラーの9番は初めて。
でもいい感じだった。
思った以上に上手い東響。
管楽器が頑張った。
ラインの黄金
東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.5
『ニーベルングの指環』
序夜《ラインの黄金》(演奏会形式・字幕映像付)
まあ、こうやって演奏会形式で観るとなんとひどい物語だこと。
でも惹きつけられるのがワーグナーのすごさ。
来年も行かねば。
東京文化会館大ホールに入ったのは10年ぶりかもしれない。いや、20年ぶりかもしれない。
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_1830.html
2015年
ワルキューレを見た
「ひどいモノガタリ」は反省し、訂正します。
素晴らしいモノガタリだ。
奥深い人間と神の世界を彷徨する様を見事に描写している。
本物みたら泣いちゃうのは間違いない。
内容は1/2も理解できていない。
色々なことに関係する「ことば」「関係性」「進行」そして、それを支える音楽。
そして「歌い手」がまた・・・・。
これに舞台がつくわけだからすごい。
序夜は序夜として軽くつくって、ネタふりの回だということがよくわかった。
人生かけてこの謎を解明してやりたいそんな決意を持った2015年4月9日。
解説はこれ
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_1917.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_1941.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_2039.html
早わかりのマンガはこれ
「宿命」
http://billboard-cc.com/classics/2014/03/billboardclassics-40.html
佐村河内守なるひとが騒ぎになっているときに、フと思い出したのが「砂の器」の「宿命」。
あの曲は誰が作ったんだろう?と思ったら、書いてあった。
芥川也寸志は音楽監督で、あの名曲は菅野光亮作曲「ピアノと管弦楽のための組曲『宿命』だったのを今更だけど知ったのはその事件の騒動の日
で、このコンサートのチケットを買った。
http://billboard-cc.com/classics/2014/04/billboardlassics-40.html
前半には:
ラフマニノフのピアノ曲が3曲「外山啓介」
「ヴォカリーズ」
「前奏曲 作品23-4」
「前奏曲 作品3-2『鐘』