東京文化会館

ローエングリン

wagner1wagner2

http://www.tokyo-harusai.com/news/news_4317.html

神々の黄昏

4年目にしての完結
スクリーンショット 2017-04-04 22.56.37
日経新聞にこんな記事が
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14874480U7A400C1NZ1P00/

http://www.tokyo-harusai.com/program/pdf/flyer_page_3995.pdf

http://www.tokyo-harusai.com/program/page_3995.html

解説が見事だ
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_4251.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_4262.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_4284.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_4336.html

フィラデルフィア管弦楽団来日公演

536609f1d7fe04d461021bb4c717fd46
5/31
ベートーヴェン/マーラー編曲:弦楽四重奏曲 第11番「セリオーソ」(弦楽合奏版)
ブルックナー: 交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(ノーヴァク版)
バッハ/ストコフスキー編:羊たちは安らかに草を食む

こいつは驚いた。
フィラデルフィアは唯一破産したオケだと記憶している。
オーマンディ・ムーティで聞いた。
その後20年以上は聴いていない。

マーラー「巨人」
ベートーヴェン「英雄」
ラヴェル「ボレロ」
を聴いた記憶がある。
そして、フィラデルフィアサウンドといえば、
圧倒的な金管楽器と、素晴らしく綺麗な弦楽器。
それは
ストコフスキーの時代から今尚、健在なようだ。

おどろいたことに、
ホルンは5人中3人が女性だった。
チューバも女性だった。
で、
やっぱり、トランペットは譜面台にベルを隠している(なのに圧倒的音量、というか、他の楽器は消えてしまう)。
多分、ブルックナー4番「ロマンティック」は生で聴くのは3回目くらい。
(あまり積極的に聴きたい曲ではなくなっていた)
が、発見が随分あって、
「ホルン」の1stが忙しいことこの上ない。
「第3楽章」でトランペットとホルンの見事な掛け合いが面白い。
そして、5番を上回る「金管楽器(特にホルンの1st)」の酷使・・・。
で、
ついつい良かったので、
金曜日のサントリーホールのチケット(6/3日)も買ってしまった。
(週に3回コンサートに行くってのも初めての経験)
B席2万円
RDブロックで、ホルンは遠かったけど、すごかった・・・・。
1曲目「フィンランディア」とメインの「ブル4」ではホルンの並びもメンバーも違った。
そして、トランペットが圧巻だった・・・。
どうやら、音の響きは譜面台で調節しているみたいだ(^_^)
東京文化よりもいいバランスで、来て良かったと思った。
8万円が飛んでいったわけだが、悔いは無い。

なんといっても、指揮者「
ヤニック・ネゼ=セガン」
メトロポリタン歌劇場の音楽監督就任が来日中に発表された。
フィラデルフィアとニューヨークを行ったり来たり。
いやはや、いいもの見せてもらった。

ジークフリート

http://www.tokyo-harusai.com/program/page_3013.html

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.7
『ニーベルングの指環』第2日《ジークフリート》

スクリーンショット 2016-04-10 22.34.54
堪能した1日。
よくよく聴いてみると、案外オーケストラというか、曲は単純な曲。
オーケストラの厚みとか、そういう楽しさはないんだけど、
一幕毎に拍手喝采してしまう。
いよいよ、「神々の黄昏」を残すのみとなった。
色々な謎の種明かしをしてくれる回としては、見逃せない「第二夜」である。

解説があるのを知った
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_3285.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_3296.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_3371.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_3421.html

もっともこのマンガの方がストーリーを知るのは早い

田村宏メモリアル

45bfe0eb3f58c47774f1b9e4ee6f2c45-212x300c8b0630ce85df2deb7b2b367830b6949-212x300

モーツァルト: 4手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 KV381
シューベルト: ピアノ五重奏曲 イ長調「鱒」 op.114 D.667
富山民謡/間宮芳生編曲:「さんさい踊り」 (2台ピアノ、3人のピアニストによる6手のための編曲)
 ベートーヴェン/間宮芳生編曲: 交響曲第5番 ハ短調 op.67 (2台ピアノ、3人のピアニストによる6手のための編曲)


東京文化会館というのは音楽を聴くのに本当にいいホールで
特に、小ホールというのはどうだ!!というほど、
音が綺麗に聞こえる。
(オーケストラは無理だけど)
http://www.sankei.com/entertainments/news/160311/ent1603110009-n1.html

で、田村宏メモリアル
という不思議なコンサートを見つけた。

なんと、ベートーヴェンの第⒌ピアノ版である。
しかも6手(3人)2台のピアノによるという。

リスト編曲はなんとなく記憶があった。


すごいのは、
オーケストラ版と比較してしまうほどの「ダイナミック」さを保持したままの曲だということ。
もちろん、オーケストラの弦楽器・管楽器は「打楽器」にない魅力がある。
ベートーヴェンはその魅力を使いこなして作曲したということを改めて関心させられてしまうわけだが、
間宮芳生のご苦労が偲ばれる。素晴らしい編曲(作曲)だと感心した。
(ちなみに、これが初演である)


シカゴ交響楽団来日公演

ムーティの指揮は
フィラデルフィア管弦楽団「マーラー交響教1番巨人」「ベートーベン交響曲3番英雄」
ミラノスカラ座「レクイエム」
ミラノスカラ座「椿姫」
ミラノスカラ座「運命の力」
を見た。

シカゴ交響楽団は
ショルティ「マーラー5番」(だったと思う。東京文化会館だった)
バレンボイム(何の曲か記憶にない、多分サントリーホール)
を見て以来。

今回、それがミックスしたような・・・。
ベートーベンの運命を生で聴いたことがあるのかどうか記憶にない。
(大フィル朝比奈隆、ベートーベン演奏会で聴いたかもしれない)
IMG_1798IMG_1795


マーラー巨人は、
多分、
都響・若杉のマーラーシリーズ
他、何回かあるはずだけど、
ムーティ・フィラデルフィア以来のような気がする。

で、R3階席3列目、
ざっぱくな感想は
「さすがなテクニック」
「情感豊かな演奏」
「アジア人の演奏者が多いな」
「金管楽器が思ったより大人しい」
「木管楽器けっこう大きな音が出ている」
でも、何か足りないような・・・
そう、シカゴの演奏会はいつもそうだったような気がする。
1991年だったか、ブルックナー8番の演奏会に行けなかったのが悔やまれる。

カーテンコールは3回、アンコールなし。
理由は「サイン会」があったからだとは。

シカゴショルティの「耳がつぶれるかと思った」
とか
朝比奈が客演したときに「トランペット」と「ホルン」を倍管しようとしたら「思いっきり吹けばいいんでしょ」とそのまま演奏してあのDVDがある。
ってのを思うと、なんか、期待とは違う・・・・。
やっぱりブルックナーを聴きたかった。でも、ムーティは無理か・・・(6番はあったと思うけど)。

ワルキューレ

http://www.tokyo-harusai.com/program/page_2407.html

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.6
『ニーベルングの指環』第1日《ワルキューレ》

harusaiwagner2015

いやはやすごいものを見ることができた。
日本の神話と似ているなというのは、人類がそういうものなのだろう。
そこで気になるのは、ドイツ人はどの程度この話を知っているのかということ。
こんな狂気の沙汰をやっているのは1873年からたかだか150年もたっていないわけだから、大したことではないけど、「芸術の総合化」ということではやっぱりすごいことをやっていると感嘆してしまう。

開場前のファンファーレもすごかったが、演奏はもっとすごい。
そして、その100人のオーケストラに負けない歌手ってのは何者なんだろう。


そして、なんか、とんでもない話だよなと思っていた「ニーベルングの指輪」のモノガタリをちゃんと知りたいと思うようになってきた。あまりにも「名前」に意味ありげで(神話だけに、なんか語感とか、起源とかわかると全然意味が違うって事を知った)。さらに、ラインの黄金からの繋がりもなるほどそういうことかと・・・。

実は「ローエングリン」を見て「ウルトラセブン」のルーツがそこにあることを知ってびっくりしたのだけど(そんなこと書いている人も言っているひともいどうかどうかは確認していないけど、音楽が冬木透で、最終回の終わり方とか見るとどうみてもそうとしか思えない)。

なるほどな、劇団新感線と扱い方が違うけど、同じ方向なんだということも分かった。

メディア論としてこの話は形にしたい。でも、するとなると4回は使うことになる。全体の1/4を「オペラ」という伝承技術に費やしていいのか。いいのかもしれない。
今晩一晩考えて、明日授業で反応を見てみようと思う。

簡単にすると「宮崎アニメ」ってことなんだけど。もう少しレベルを上げると(失礼)、手塚治虫になって、更に「インディジョーンズ」「スターウォーズ」なんかにつながって、派生したところで「黒澤映画」、衰退したところで「小津安二郎」「カウリスマキ」なんかがあって、突き抜けてしまったところに「風と共に去りぬ」とか「地獄の黙示録」とか「天国の門」とかが入ってくるのかもしれない。
そんな中に「神々のたそがれ」が出てくるのかな。

解説はこれ
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_2510.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_2513.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_2520.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_2538.html

早わかりはこれ

ラインの黄金

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.5
『ニーベルングの指環』 序夜《ラインの黄金》(演奏会形式・字幕映像付)
line1
まあ、こうやって演奏会形式で観るとなんとひどい物語だこと。
でも惹きつけられるのがワーグナーのすごさ。
来年も行かねば。
東京文化会館大ホールに入ったのは10年ぶりかもしれない。いや、20年ぶりかもしれない。
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_1830.html

2015年
ワルキューレを見た
「ひどいモノガタリ」は反省し、訂正します。
素晴らしいモノガタリだ。
奥深い人間と神の世界を彷徨する様を見事に描写している。
本物みたら泣いちゃうのは間違いない。
内容は1/2も理解できていない。
色々なことに関係する「ことば」「関係性」「進行」そして、それを支える音楽。
そして「歌い手」がまた・・・・。
これに舞台がつくわけだからすごい。

序夜は序夜として軽くつくって、ネタふりの回だということがよくわかった。
人生かけてこの謎を解明してやりたいそんな決意を持った2015年4月9日。

解説はこれ
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_1917.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_1941.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_2039.html

早わかりのマンガはこれ