ワインガルトナー


シューベルトを世に広めたと(交響曲第6番の2楽章はシューベルトの『未完成』の第3楽章のスケッチを下敷きにしたもの)
マーラーの後任でウィーン宮廷歌劇場の音楽監督となったり、
NHK交響楽団(当時は新響)を夫婦で指揮したり
で、CD全集は「買い」だ。
いい曲だ。
もっと演奏の機会があってもいいんだろうけど、独創性がないってことなのか。一巡したのか?

ベートーヴェン交響曲のピアノ用編曲

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲・ピアノソナタは名曲だけど、
交響曲はやっぱり素晴らしい。
そして、驚くべきことに、
「リスト」はピアノ用に編曲しちゃっている。
それがまた、うまいことできている。
いいピアノ曲に仕上がっている。



ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂


これは歴史的偉業だ。
9番と15番は再録音をしていたのを後になって知った。
でもどれも日比谷公会堂
意外とといっては失礼なんだけど、「いい音」なのだ。

シカゴ交響楽団来日公演

ムーティの指揮は
フィラデルフィア管弦楽団「マーラー交響教1番巨人」「ベートーベン交響曲3番英雄」
ミラノスカラ座「レクイエム」
ミラノスカラ座「椿姫」
ミラノスカラ座「運命の力」
を見た。

シカゴ交響楽団は
ショルティ「マーラー5番」(だったと思う。東京文化会館だった)
バレンボイム(何の曲か記憶にない、多分サントリーホール)
を見て以来。

今回、それがミックスしたような・・・。
ベートーベンの運命を生で聴いたことがあるのかどうか記憶にない。
(大フィル朝比奈隆、ベートーベン演奏会で聴いたかもしれない)
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マーラー巨人は、
多分、
都響・若杉のマーラーシリーズ
他、何回かあるはずだけど、
ムーティ・フィラデルフィア以来のような気がする。

で、R3階席3列目、
ざっぱくな感想は
「さすがなテクニック」
「情感豊かな演奏」
「アジア人の演奏者が多いな」
「金管楽器が思ったより大人しい」
「木管楽器けっこう大きな音が出ている」
でも、何か足りないような・・・
そう、シカゴの演奏会はいつもそうだったような気がする。
1991年だったか、ブルックナー8番の演奏会に行けなかったのが悔やまれる。

カーテンコールは3回、アンコールなし。
理由は「サイン会」があったからだとは。

シカゴショルティの「耳がつぶれるかと思った」
とか
朝比奈が客演したときに「トランペット」と「ホルン」を倍管しようとしたら「思いっきり吹けばいいんでしょ」とそのまま演奏してあのDVDがある。
ってのを思うと、なんか、期待とは違う・・・・。
やっぱりブルックナーを聴きたかった。でも、ムーティは無理か・・・(6番はあったと思うけど)。

クラシック音楽への道(オケ編2)ブラームス

ブラームスの名曲というと
ピアノの名手だけに「間奏曲」
「ピアノ協奏曲」
などもあるけど、
「クラリネット五重奏曲」
なども捨てがたい。

交響曲は
圧巻の「1番」
熟成は「4番」
絢爛は「3番」
自信の「2番」
この順で私は好きだ。
シンフォニー1番でこれだけの代表作になるのは珍しい。

交響曲1番のびっくりする演奏は
ベイヌム・コンセルトヘボウ
第4楽章のフィナーレがすごい・・・。超特急だ。爆笑ものの終わり方。チェリビダッケの真反対の構成。

定番はやっぱり
ミュンシュ・パリ官

なんでフランスなんだ。といわれてもいいものはいい。
迷いに迷って作った曲だけにためらいない演奏がいいんだろうと思う。
4番になると、生で聴いたこともあって、チェリビダッケのあのノロリノロリ演奏が魅力的だ。


ベートーヴェンほど落ち込みもせず、音楽の作りも普通で気持ちいい。
ここまでで抵抗がなくなったら、ようやくオーケストラの王道への道へ進むこととなる。
と、まった、その前にこれがあったか・・・。