山本亨

廃墟の鯨

「廃墟の鯨」椿組2014年夏・花園神社野外劇
東憲司(劇団桟敷童子)・作・演出

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要するにこの2人による芝居なんだけど、
椿組の花園神社の芝居を観ると夏の到来を意識するようになるのはここ5年くらいのことかもしれない。
この手の芝居は本当にたまらない。
初日12日に行った。
やっぱり暑い・熱い。
ここ4回ほどかならず占領した席が指定席になっていた。
誰が来るのかと思ったら「松本幸四郎」が来た。
長女が主演なんだなということにその時に気がついた。
目の前の席にはなんか女優みたいな娘がマネージャーみたいな人と座っていた。
老若何女が楽しめる夏のひとときの「夜の夢」を堪能させてもらった。

細かいことをいうと色々突っ込みどころ多いけど、
大殺陣で巴投げして池に人をぶち込んだり
背景(かきわり)ぶちこわしてのエンディング
野外劇を堪能するにはここに限る。

あと、やっぱりまだ戦後は終わっていないなとつくづく。
こういう芝居は花園神社であと50年は続けて欲しい。
本当は続いて欲しくないけど、続けることが平和の象徴であり、続けられることが平和の象徴であり。




かなぬかち

http://www.eriishida.com/archives/777
kananukati
夏の風物詩。