ベートーヴェンの第九(ピアノ版)

ベートーヴェンの第9
ワーグナー編曲、ピアノ版があるとは・・・。



1台のピアノで第九を表現するってのはやっぱり難しいようだ。
第一楽章ちょっと意外。
演奏はヒステリックという言い方は悪いけど、そんな感じ。
音一つ一つは鮮明なんだけど、
全ての音楽を経験した終着点で味わう第九というものとはちょっと違う雰囲気。
と思いながら第一楽章の9分あたりからちょっと違う様相になってきた。
なんか、バッハを聴いているようなそんな気分になってきた。
(基本的に、私は(まだ)バッハは理解できない。50歳過ぎたら聴こうと決めた曲なので。例外は「シャコンヌ」なんだけど、理解できない曲ということではなく、何か理解を超えたところに感動を誘うというか、そういう不思議な魔力を感じている)
第二楽章は普通にいい。
第三楽章もかなりいい。
第四楽章・・・見事だ。やっぱりベートーヴェンだった。
こいつは必聴の名曲だと思う。