ギターとオケ

スクリーンショット 2017-11-26 15.20.14

ロドリーゴ 小麦畑で

アランフェス協奏曲
アルハンブラの思い出(アンコール)

チャイコフスキー交響曲5

村治佳織が綺麗だった。
久しぶりの都響サウンドを堪能した。
井上道義は元気だった。

チャイコフスキーを生で聴くなんて何年ぶりだろうか。
曲のイメージが全然違った。
都響・井上・ホール
何のせいなんだろう。
まるでショスタコーヴィチみたいな曲になっている。

「今そ生きる」
ことを二人から教わった

意地悪なCD

久しぶりにCDショップに行ってしまった。
しかも東武百貨店池袋店なわけで、大したものがあるわけではない。
目的は「シューベルトの『ザ・グレート』」が欲しかったから。
できれば、ムーティ指揮のものが欲しかった。

行ってみたら。

今聴いている曲がこれ
若杉弘指揮・ワーグナー管弦楽曲集

若杉弘には本当に色々な曲を教えてもらった。
オペラシティの蕎麦屋でとなりに来たときには思わず声かけたくなったけど、遠慮した。
初めて観に行ったコンサートは
若杉弘+ケルン放送響で「ブラームスの一番」
姉が連れて行ってくれた。NHKホールだった。

1988年3月に東京文化会館で東京都交響楽団のブルックナー8番を聴いた。
第三楽章で大きな地震があったが、演奏は止まることがなかった。
都響・N響のマーラーシリーズ・ブルックナーシリーズ・ワーグナーシリーズは行った。
若杉弘のオペラは唯一「ローエングリン」
最後に聴いたのはびわ湖ホールのヴェルディの「レクイエム」
だと記憶している。

とても意地悪なことに、
隣には都響+朝比奈隆のCDが並んでいた。
きりがないんで「ブルックナー五番」を買った。
ブラームスの1番も買った。


本当に買いたかったムーティ版は見つからず
ジョージ・セル×クリーブランド管弦楽団


Fontecの
シューベルト交響曲第九番「グレイト」
シューベルト交響曲第8番「未完成」+ワーグナー「前奏曲と聖金曜日の音楽」
を買った。
と思ったら、
大植英次+大フィルの
ショスタコーヴィチ交響曲第七番「レニングラード」
が・・・・。
ということで、
そう。Amazonへのリンクがないのは「Amazon」では売っていない。
見つからない。
CDショップに行かないと気がつかないってことだ。

こんなことがあるのが世の中の奇跡なんだろう。


マーラーの「復活」

今日のNHK交響楽団Aプログラム定期演奏会


マーラー交響曲第二番「復活」
人生で生演奏の「復活」は(多分)4回目。

1
回目、読売日響×マゼール(東京文化)大満足。2回目都響+若杉弘マーラーシリーズ(サントリーホール)、圧巻だった。3回目、大フィル+朝比奈隆(誕生日記念コンサート)これは人生のコンサートベスト3の一つ。4回目が今回・・・。

やっぱり「復活」はいい。すごい。外れがない。
(って、そりゃ「あれだけの大仕掛け」なら感動するのは当然なんだろうけど)

後ろの席の親子(母娘?)はどうやら定期会員のような、その二人、開演直前までお喋りをするのは仕方ないとして、お母さんは始まると同時に爆睡。この曲で寝られるのはある意味羨ましい豪傑だ。
第五楽章になって「バンダ」が・・・私は2階席だったんだけど、L側客席とロビーを分ける扉がそっと開いた。R側は空いたのかと思って身を乗り出したけど、開いているようには見えなかった。流れて来た・・・。舞台裏でもなく、2Fロビー左右からの「天の声」が届いた。バンダが登場するたびに「扉」がそっと開くその「霊気」はちょっとすごかった。確かに開演前に、ロビーにパーカッションが置かれていたのが「???」と記憶していた。
(終わってから会員席を案内しているスタッフに「すいません。バンダはどこで吹いていたんですか」と尋ねたところ「2Fロビーの左右でした」とのことでした。ついでに「いつもそうなんですか?」と訊いたら「指揮者によって変わります。舞台裏、3F席後ろ、色々あります」とのことで、そりゃ、東京文化会館の5F席から吹いた小澤征爾の伝説は・・・とは言えなかった)

話をもどして、そして、合唱・・・。そーっと入ってくる。
3回ほど「嗚咽」の声を出しそうになっていたのは妻にバレたようだった。

カーテンコールは少なめ(3回かな?)だったんだけど、団員(マロさんが挨拶をして団員は解散となった)がはけてから、合唱団が退場するところで拍手は再び始まり、合唱団員が全員退場するまで、そして、退場しても拍手は続いた。
合唱団が退場しても拍手がやまないんで、
パーヴォ・ヤルヴィももう
1回出てきてくれた。
(今回は東京音大の皆さん、いや、確かに・・・合唱良かった)

なんだかんだいって、ソプラノが全部もっていってしまう名曲。
一生にそんな何度も聴けない曲だろう。
(多分、ブルックナーの方が多いな・・・。当然なんだろうけど)

都響+小曽根真+サンドヴァル

Pasted Graphic 1olympushall

ピアノ:小曽根真
スペシャル・ゲスト:アルトゥーロ・サンドヴァル(トランペット)
指揮:ジョシュア・タン*
管弦楽:東京都交響楽団*
*
1部のみ出演

《第
1部》
バーンスタイン:「キャンディード」序曲
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1 ハ短調 op.35(ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲)
ラヴェル:ボレロ(小曽根スペシャル)
《第2部》
ジャズ・セッション 小曽根真×アルトゥーロ・サンドヴァル

指揮者のジョシュア・タンはモテそうないい感じの指揮者。指揮も丁寧だった。
なにより、前か4列目下手側だったんだけど、ハープとコントラバスの音がとてもよく聞こえたのが意外というか、収穫というか。

キャンディード序曲は生で聴くのは・・・もう100回はレコードでは聴いているけど、生演奏は記憶にない・・・スラトキンで聴いたかもしれない。

ショスタコのP協は面白い・・・。やっぱり聞き手をからかっているようにしか思えない。どうやら、タンはサンドヴァルのためにカウントをしてキュー出ししていたようで、なんともイキな計らいだ。

ボレロはいつ聴いても緊張する。
しかし、都響は旨くなった。
ホールとの相性もいいみたいで、
音が会場全体に綺麗に響き渡っていた。
トランペットとピアノは即興があったようだけど、やっぱりこの曲に限っては統率された演奏が好感持てる。

第二部には・・・・
なんと「サンドヴァル」さん、「Smile」を唄ってしまった。
もちろん「Smile」歌われて泣かないひとはおるまい。
http://www.t-bunka.jp/sponsership/spo_141025.html

どうやら、東京オリンピック記念事業というようなことらしい。
http://www.t-bunka.jp/sponsership/pdf141024.pdf

なんとも変な音楽会

マーラー10番乃至は第9の呪い

スクリーンショット 2014-07-20 19.59.02
スクリーンショット 2014-07-20 20.00.30
初めて都響に行ったのは1985年頃だったと思う。
小林研一郎で行ったのか、若杉弘になってからなのか。
いずれにしても都響≒マーラーという人生だった。
若杉弘がマーラーシリーズは見事だった。
でも、その後都響にはあまり行かなくなってしまった。
(若杉弘・ワーグナーシリーズ以来、多分行かなくなってしまった)
そんなわけで随分久しぶりの都響のコンサートだった。

しかも、インバル×マーラー10番
第九の呪いというジンクスはあるが、やっぱりご多分に漏れず。
この10番のクック版としてライブで聴くことはなかなか機会はない。

とにかくホルンが頑張った。
あいかわらずビビりのところはあったけど、
トロンボーンもいい音出していた。

弦が負けている感じがあったのはRBブロックだからだろいうということで。

第二楽章が終わってから音の合わせ直し、インバルが舞台から引っ込んだのは何なのかは???
いずれにしてもよかった。そして、コンマスがコンミスになっているのはびっくりした。