ワーグナー

作曲家の系譜II

メンデルスゾーンがバッハを・・・っていう話もあるんだ。
で、気になったのはむしろ
メンデルスゾーンそのもの
そういえば聴いたことがない
理由はわかった。
ワーグナー著の論文「音楽におけるユダヤ性」で芸術性を否定される
ことにあったんだ。
そもそも、ドイツの音楽って段階でバロック音楽の時代には「田舎の音楽」だったようだ。
2時間でわかる音楽の歴史みたいなものを作ってみたい。


Pasted Graphic

神々の黄昏

4年目にしての完結
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日経新聞にこんな記事が
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14874480U7A400C1NZ1P00/

http://www.tokyo-harusai.com/program/pdf/flyer_page_3995.pdf

http://www.tokyo-harusai.com/program/page_3995.html

解説が見事だ
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_4251.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_4262.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_4284.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_4336.html

作曲家の年譜

ふと思うことがあって、作曲家の生年・没年を表にしてみた。
WIkipediaで作曲家名を調べて、エクセルに入力していった・・・。
ハイドン
サリエリ
モーツァルト
ベートーヴェン
ってのは特別な存在なのが見えてきた

シューベルトが思った以上に古い人だ
パガニーニってこんな昔の人だったんだ。
ベルリオーズも古い・・・。


あと、フォスターが・・・すごいな。この時代なんだ。

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ワーグナー×ホルン

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ウェーバー(ヴァレンドルフ編):《魔弾の射手》 より 序奏、狩人と村人の合唱
ワーグナー
(シュティーグラー編):《ローエングリン》 幻想曲
ワーグナー
(クリアー編):《ラインの黄金》 幻想曲
ベートーヴェン
(テルツァー編):《フィデリオ》 序曲
フンパーディンク
(キルシェン編):《ヘンゼルとグレーテル》 より 前奏曲とコラール
ワーグナー
(ユーリセン編):《トリスタンとイゾルデ》 幻想曲
ワーグナー
(シュティーグラー編):《ジークフリート》 幻想曲

アンコール

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演奏者はこの8人
今井仁志 福川伸陽 石山直城 勝俣 泰 木川博史 野見山和子 山本 真 久永重明


http://www.t-bunka.jp/calendar/calview.html?ym=20173&d=24&m=small

ジークフリート

http://www.tokyo-harusai.com/program/page_3013.html

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.7
『ニーベルングの指環』第2日《ジークフリート》

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堪能した1日。
よくよく聴いてみると、案外オーケストラというか、曲は単純な曲。
オーケストラの厚みとか、そういう楽しさはないんだけど、
一幕毎に拍手喝采してしまう。
いよいよ、「神々の黄昏」を残すのみとなった。
色々な謎の種明かしをしてくれる回としては、見逃せない「第二夜」である。

解説があるのを知った
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_3285.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_3296.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_3371.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_3421.html

もっともこのマンガの方がストーリーを知るのは早い

意地悪なCD

久しぶりにCDショップに行ってしまった。
しかも東武百貨店池袋店なわけで、大したものがあるわけではない。
目的は「シューベルトの『ザ・グレート』」が欲しかったから。
できれば、ムーティ指揮のものが欲しかった。

行ってみたら。

今聴いている曲がこれ
若杉弘指揮・ワーグナー管弦楽曲集

若杉弘には本当に色々な曲を教えてもらった。
オペラシティの蕎麦屋でとなりに来たときには思わず声かけたくなったけど、遠慮した。
初めて観に行ったコンサートは
若杉弘+ケルン放送響で「ブラームスの一番」
姉が連れて行ってくれた。NHKホールだった。

1988年3月に東京文化会館で東京都交響楽団のブルックナー8番を聴いた。
第三楽章で大きな地震があったが、演奏は止まることがなかった。
都響・N響のマーラーシリーズ・ブルックナーシリーズ・ワーグナーシリーズは行った。
若杉弘のオペラは唯一「ローエングリン」
最後に聴いたのはびわ湖ホールのヴェルディの「レクイエム」
だと記憶している。

とても意地悪なことに、
隣には都響+朝比奈隆のCDが並んでいた。
きりがないんで「ブルックナー五番」を買った。
ブラームスの1番も買った。


本当に買いたかったムーティ版は見つからず
ジョージ・セル×クリーブランド管弦楽団


Fontecの
シューベルト交響曲第九番「グレイト」
シューベルト交響曲第8番「未完成」+ワーグナー「前奏曲と聖金曜日の音楽」
を買った。
と思ったら、
大植英次+大フィルの
ショスタコーヴィチ交響曲第七番「レニングラード」
が・・・・。
ということで、
そう。Amazonへのリンクがないのは「Amazon」では売っていない。
見つからない。
CDショップに行かないと気がつかないってことだ。

こんなことがあるのが世の中の奇跡なんだろう。


ワルキューレ

http://www.tokyo-harusai.com/program/page_2407.html

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.6
『ニーベルングの指環』第1日《ワルキューレ》

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いやはやすごいものを見ることができた。
日本の神話と似ているなというのは、人類がそういうものなのだろう。
そこで気になるのは、ドイツ人はどの程度この話を知っているのかということ。
こんな狂気の沙汰をやっているのは1873年からたかだか150年もたっていないわけだから、大したことではないけど、「芸術の総合化」ということではやっぱりすごいことをやっていると感嘆してしまう。

開場前のファンファーレもすごかったが、演奏はもっとすごい。
そして、その100人のオーケストラに負けない歌手ってのは何者なんだろう。


そして、なんか、とんでもない話だよなと思っていた「ニーベルングの指輪」のモノガタリをちゃんと知りたいと思うようになってきた。あまりにも「名前」に意味ありげで(神話だけに、なんか語感とか、起源とかわかると全然意味が違うって事を知った)。さらに、ラインの黄金からの繋がりもなるほどそういうことかと・・・。

実は「ローエングリン」を見て「ウルトラセブン」のルーツがそこにあることを知ってびっくりしたのだけど(そんなこと書いている人も言っているひともいどうかどうかは確認していないけど、音楽が冬木透で、最終回の終わり方とか見るとどうみてもそうとしか思えない)。

なるほどな、劇団新感線と扱い方が違うけど、同じ方向なんだということも分かった。

メディア論としてこの話は形にしたい。でも、するとなると4回は使うことになる。全体の1/4を「オペラ」という伝承技術に費やしていいのか。いいのかもしれない。
今晩一晩考えて、明日授業で反応を見てみようと思う。

簡単にすると「宮崎アニメ」ってことなんだけど。もう少しレベルを上げると(失礼)、手塚治虫になって、更に「インディジョーンズ」「スターウォーズ」なんかにつながって、派生したところで「黒澤映画」、衰退したところで「小津安二郎」「カウリスマキ」なんかがあって、突き抜けてしまったところに「風と共に去りぬ」とか「地獄の黙示録」とか「天国の門」とかが入ってくるのかもしれない。
そんな中に「神々のたそがれ」が出てくるのかな。

解説はこれ
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_2510.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_2513.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_2520.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_2538.html

早わかりはこれ

ハンス・ロット

すごい作曲家がいたものだ。
というよりはこのような作曲家は沢山いるんだろう。
ハンス・ロット
その才能を認めていたのは「ブルックナー」と「マーラー」
というのがなんとも。
「交響曲」が出ている

こんな(SACD)CDも出ている

仕方ない。買って聴いてみるしかない。

オルガン版「ニーベルングの指輪」


なんと、オルガン版「ニーベルングの指輪」がある
もっとも全編を64分にまとめてしまっている。
壮大なのか、コンパクトなのか、
もともとの話も壮大なような、大したことない物語なような。
ヨーロッパってのはそういうところ(大きいのかどうかわからないところ)なんだろうとは思う。
この演奏者「
ハンスイェルク・アルブレヒト」は「惑星」とか他にもオルガンで演奏して評判の高い人だと知った。
とりあえず「惑星」を注文してみた。

ラインの黄金

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.5
『ニーベルングの指環』 序夜《ラインの黄金》(演奏会形式・字幕映像付)
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まあ、こうやって演奏会形式で観るとなんとひどい物語だこと。
でも惹きつけられるのがワーグナーのすごさ。
来年も行かねば。
東京文化会館大ホールに入ったのは10年ぶりかもしれない。いや、20年ぶりかもしれない。
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_1830.html

2015年
ワルキューレを見た
「ひどいモノガタリ」は反省し、訂正します。
素晴らしいモノガタリだ。
奥深い人間と神の世界を彷徨する様を見事に描写している。
本物みたら泣いちゃうのは間違いない。
内容は1/2も理解できていない。
色々なことに関係する「ことば」「関係性」「進行」そして、それを支える音楽。
そして「歌い手」がまた・・・・。
これに舞台がつくわけだからすごい。

序夜は序夜として軽くつくって、ネタふりの回だということがよくわかった。
人生かけてこの謎を解明してやりたいそんな決意を持った2015年4月9日。

解説はこれ
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_1917.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_1941.html
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_2039.html

早わかりのマンガはこれ


リスト編曲のワーグナー

リストってのは本当にすごい人だったんだろうな、というのは、色々な「編曲」をしていることでなんとなく想像がつく。確かにリストのピアノ曲はかっこよく、難しい。超絶技巧ということばがまさに代名詞となっている。


ローエングリン
トリスタンとイゾルデ
パルシファル
これが案外、ピアノでも歌い込まれた感じになる。
なるほど、トリスタンとイゾルデ「イゾルデの愛の死」がホロビッツのラストレコーディングにある。
これもいつか聴いてみたい。


グールド編曲のワーグナー

色々な曲を「ピアノ版」として編曲している例がある。
もっとも、そんなanother versionとして一番馴染みのあるのは、
ムソルグスキーの「展覧会の絵」だろう。あの場合にはあの難曲をラベルがオーケストラ版にしたのだけど。これはこれで感動的だ。


バッハのシャコンヌもピアノで演奏するってのは本当はなしなんだろうけど、
バッハのすごさはシャコンヌで語ってはいけないんだろうけど、
でも、すごいなと思った。まだ、他の曲はあまりぐっとこない。



そんなことに触れているうちに、すごいものに出会ってしまった。
グールド編曲による
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲
「神々のたそがら」より「夜明けとジークフリートのらラインへの旅」
「ジークフリート牧歌」
ぴあの曲
トロント交響楽団メンバーをプライベートに雇って自身による指揮もやっている。


あまりのすごさにちょっと涙が出る。
これはワーグナーの威力なのか、グールドの才覚なのか?
ライナーノーツによると
グールドは
1982年にその指揮をやった後に、脳卒中で亡くなっているようである。
グールドが50歳で亡くなったってのはこのCDを聴いて改めて驚愕・・・。
(もっとも、グールドは自身の鼻歌がレコードに入っているってこと以上に関心はない・・・今のところ)

ベートーヴェンの第九(ピアノ版)

ベートーヴェンの第9
ワーグナー編曲、ピアノ版があるとは・・・。



1台のピアノで第九を表現するってのはやっぱり難しいようだ。
第一楽章ちょっと意外。
演奏はヒステリックという言い方は悪いけど、そんな感じ。
音一つ一つは鮮明なんだけど、
全ての音楽を経験した終着点で味わう第九というものとはちょっと違う雰囲気。
と思いながら第一楽章の9分あたりからちょっと違う様相になってきた。
なんか、バッハを聴いているようなそんな気分になってきた。
(基本的に、私は(まだ)バッハは理解できない。50歳過ぎたら聴こうと決めた曲なので。例外は「シャコンヌ」なんだけど、理解できない曲ということではなく、何か理解を超えたところに感動を誘うというか、そういう不思議な魔力を感じている)
第二楽章は普通にいい。
第三楽章もかなりいい。
第四楽章・・・見事だ。やっぱりベートーヴェンだった。
こいつは必聴の名曲だと思う。

リスト編曲のワーグナー

新年のNHK教育で昨年1年間のピアノのハイライトを放映していた。
その中で気になったことは、やたらリストが多かったこと。
そして驚いたことには、ピアノリサイタルで「ワーグナー」が流れたこと。
リスト編曲による「トリスタンとイゾルデ」があることを知った。
全曲ってのはま、まず無理なんだろうけど、いや、CDならあるのか?


てことで買ったCDがこれ。
トラック1〜10はリストのP協1番・2番
トラック
11から14がそのワーグナーをピアノで弾いてしまうというすごい芸当。

私にとっては全くなじみの無い
ゾルタン・コチシュ(p)
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団

で、やっぱり、ワーグナーはピアノで演奏してもワーグナーだった。すごいもんだ。