フィラデルフィア

あったのか「7番」


すごいレコードがあったものだ。
チャイコフスキーは6番の初演9日後に亡くなったハズ。
まだ聴いていない。

びっくりしたことに
P協3番という未完の曲もあって、それもレコード化されている。
これも買ったのに聴いていない。
勿体ない。

そう。どちらも「こう作ったのではないか?」という創作状態なんだろう。
どう見ても本人以上の曲になっちゃいないと思う。

クラシック音楽への道(オケ編1)ホルスト

クラシック音楽のゴールは「ワーグナー『ニーベルングの指輪』をバイロイト音楽祭で見ること」とした場合に、
どこから始まるのかを考えてみた。

まず、オーケストラのすごさを知るにはどこからなのか。
ホルストの「惑星」
ショルティ・ロンドンフィル

あたりだろう。
私は初めて聴いたのは
オーマンディ・フィラデルフィア管弦楽団

フィラデルフィアサウンドはシカゴサウンドの対極を行くものだけど。
ショルティ・シカゴでこのレコードがないのが残念だ。
実際には、これがクラシックで一番売れた

シンセサイザーはあまり興味ないんだけど「◎」
そして、今(2015年時点で)一番イケテイルのは
ラトル・ベルリンフィルだろう

これには「冥王星」がついている。

惑星は英国の作曲家として有名な人というと
このホルストとエルガーくらいなもので、もっと有名なのは「ヘンデル」
ヘンデルに名曲はあるそうだけど、私は縁が無い。

このホルストの惑星は「地球」から近い惑星から順番に曲が流れる
火星・金星・水星・木星・土星・天王星・海王星
ホルストが作曲した頃に海王星が発見されたばかりで、なんとも幻想的な終わり方だ。
ただ、ここで女性合唱が出てくるので、コンサートでは演奏しずらい「迷曲」なわけで、レコードでは何百回と聴いたこの曲、
生演奏は未体験だ。

ラトルは「冥王星」「小惑星」・・・大変な曲だ。

クラシックって格好いいなと思うのは「木星」からが王道だろう。