ビエンナーレ

さいたまトリエンナーレ《岩槻会場 2回目》

《11月27日》
さいたまトリエンナーレ《岩槻 II》
全作品を見た筈

瀬戸内国際芸術祭2016

今年は瀬戸内国際芸術祭には正確には行かなかった。
直島
豊島
は毎回行っていたが、今年はパスした。
そして、目的地は
「ネコの島」
男木島&佐柳島
ということになった。
高松に夜着いて、
翌日、佐柳島へ・・・
と、行く港を間違えた。
観音寺港に行ったところ・・・・「???」
多度津港に行かなければいかなかった。
船は既に出航しているので「男木島」に目的地を変更。
男木島・女木島と巡って「一鶴」高松店に。

翌日、無事、多度津港に。
多度津港では「芸術祭」の伊吹島へ行く人で一杯。
佐柳島の人は「一般人として優先乗船」をさせてくれる。
佐柳島は
他に6人ほどの「乗客」がいた。
うち、島観光は4名ほど・・・。

さいたまトリエンナーレ2016《桜・浦和・与野本町》

さいたまトリエンナーレ《桜・浦和・与野本町》

さいたまトリエンナーレ2016《中浦和》

さいたまトリエンナーレ《中浦和》

さいたまトリエンナーレ2016《大宮会場》

さいたまトリエンナーレ《市民会館おおみや》
さいたまトリエンナーレ《大宮エリア》
そして、東武野田線での「演劇」
さいたまトリエンナーレ《東武野田線の舞台》

さいたまトリエンナーレ2016《岩槻地区》

さいたまトリエンナーレ2016
岩槻地区(10月2日)
さいたまトリエンナーレ《いわつき会場》
11月27日に再び
さいたまトリエンナーレ《岩槻 II》
これにてコンプリート。

あいちトリエンナーレ2016《名古屋会場》

あいちトリエンナーレ2016

愛知で味噌煮込みうどんというのはあまりにベタ。行くとかならず食べる。今回、謎の108円が加算されているのをみて、多分、もう行くことはないと思う。モーニングももちろん体験した。愛知トリエンナーレのメイン会場はもちろん名古屋市。
「名古屋市美術館」「愛知芸術文化センター」「栄町」「長者町」のエリア順に会場がオープン開場される。

実は、一番嬉しかったのは「アーティストの虹」、この一角は流石、港さんが芸術監督なだけある。と感心した。
9:30
に名古屋市美術館をスタートして、愛知芸術文化センター、長者町を経て、栄会場を見終わったのが午後3時。もっともこんな(早い)ペースで見るアホはそうそういないだろうけど、そんなもんでも充分だ。じっくり鑑賞する方は倍の時間を考えられた方がいい。

あいちトリエンナーレ2016《岡崎会場》

あいちトリエンナーレ2016

あいちトリエンナーレ2016
「岡崎会場」前回、2013に続いて2回目の会場。前回より少し規模が小さくなっている。
大体
3時間くらいで見て回れる大きさだろうか。
時間がない人は東岡崎駅3Fだけでもいいかもしれない(エッセンスが凝縮されている)。
岡崎初めての人は、名鉄電車で東岡崎下車、康生町近辺を3時間かけて街巡りをすることを強くお奨め。

あいちトリエンナーレ2016《豊橋会場》

あいちトリエンナーレ2016
あいちトリエンナーレ

豊橋会場は「初会場だけに」一番興味深いかもしれない。
水上ビルの存在そのものが脅威だが、開発ビルは一通りみてる価値がある(作品の質については、まさにピンキリ)。そして、今回の最高作品はウダム・チャン・グエン《機械騎兵隊のワルツ》・・・「ショスタコーヴィチのジャズ組曲」はどうつかっても作品を引き立てることは間違いない。音楽と作品の関わりがあるかどうかは敢えて書かないことに。この作品は岡崎会場、豊橋会場・あいち芸術文化センター3箇所にて展示(写真は豊橋会場)
水道ビルには「家そのものを鳥小屋」とする暴挙があったが、手入れが大変な作品は正直好感持てない。

中之条ビエンナーレ2015

スゴイ作品に出合った
伊参スタジオは何かがある

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1日目は都内から沢渡温泉に行くだけとなった
中之条ビエンナーレ2015(0)

2日目は六合地区・暮坂峠・中之条市街地
中之条ビエンナーレ2015(1)

3日目は四万温泉・伊参地区
中之条ビエンナーレ2015(2)

実は、じわってなったのは
「伊参スタジオ」

伊勢佳世の色紙
篠原哲雄の色紙
そして、
教室のカーテンと本だった・・・。
本を最後のページまでめくると奇跡が起きる。
篠原哲雄監督の色紙
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伊勢佳世の色紙
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奇跡が起きる本と教室
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引込線2015

引込線2015
何回目だろう。
そもそもの引込線というタイトルだった「所沢駅前車庫跡」は第0回、第1回、第2回あたり。
その後、給食センター等に会場を移して4回くらい。
世代交代の苦しみがるのか、
給食センターという「濃い場所」が作品に勝ってしまうのか、
単なる「展覧会」に収束してしまったのか。
日曜日であれだけガラガラというのも「希有」な体験で。
東京郊外でない地方都市ならもっと見に来てもらえそうな気はするが。
いずれにしても次回あるとすると「大きな変革」を遂げなければいけないことは関係者が気づいている筈。
図録が届くのは11月頃かな。

第5回福岡アジア美術トリエンナーレ

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http://fukuokatriennale.ajibi.jp/img/pdf/map_pdf.pdf

札幌国際芸術祭2014

http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/
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坂本龍一ゲストディレクターが開催直前に病気による療養など、ハプニングに見舞われながら無事開催。
このトリエンナーレは他のビエンナーレ・トリエンナーレとはちょっとテイストが違う。
はっきりいうと私好み。というか、アルス的なというか、洒落ている。
ローカル色は極力廃しながらも、いわゆる「アート」ということでもないし。
https://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157646043090860/

地元の作家は腹立っているのかなとか思いながら、ポイントは「中谷宇吉郎」
いわゆるビエンナーレチックなものは「トクイの銀行」くらいだろうか。
そんななかで圧巻なのは
「モエレ沼公園」
https://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157646042677039/


もちろん、いつでもアル公園だけど、よくぞ会場に選んでくれた。
丘珠空港が選から漏れたのは残念。

ついでに言うならば
「夕張」
https://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157646400899096/


「小樽」
https://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157646043207410/


も会場に入れて欲しかった。

2014年のビエンナーレ

2014年これからまだ間に合う見に行けるアートフェスティバル(2014年8月からで間に合う)一覧
「札幌国際芸術祭」以外は、1日かければ見るとこができるのかなと想像している。

2014年9月13日〜11月9日
びわ湖ビエンナーレ
http://www.energyfield.org/biwakobiennale/

2014年10月1日〜10月26日
福島現代美術ビエンナーレ
http://wa-art.com/bien/bien2014/index.html

2014年9月20日〜10月19日
みちのおく芸術祭山形ビエンナーレ
http://biennale.tuad.ac.jp/

2014410 1231
道後オンセナート2014
http://www.dogoonsenart.com/artist/wang-jun-jieh/

2014年7月19日〜9月28日
札幌国際芸術祭
http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/

2014年8月1日〜11月30日
横浜トリエンナーレ
http://www.yokohamatriennale.jp/2014/

2014年9月6日〜11月3日
第5回福岡アジア美術トリエンナーレ
http://fukuokatriennale.ajibi.jp/

2014年10月19日〜11月23日
西宮船坂ビエンナーレ
http://funasaka-art.com/

神戸ビエンナーレ(4)モトコータウン

モトコー商店街で思い出すのは「劇団鹿殺し」
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2011年に初めて泊まったときの写真はこちら
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157628073792220/
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神戸ビエンナーレ(3)

ビエンナーレで船に乗るというと、瀬戸内を思い出すようになったけど、
元祖は神戸ビエンナーレだったかもしれない。
神戸港の灯台は日本で唯一「文字」の書いてある東大があるということで、びっくり。
(文字をかいてはいけないということは驚いた)
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潜水艦のドックとか
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船の上からの作品鑑賞とは贅沢なのか、フラストレーションたまるのか。
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神戸ビエンナーレ(2)

神戸ビエンナーレは色々な展示があって、
メディアアートから生け花まで。
もはや生け花ではない花まで。
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神戸ビエンナーレ(1)

神戸ビエンナーレ2013
今年はコンテナ+元町高架下商店街となった。
いいとこどりか?
と思ったが、最終日に行って観ると思った以上に寒かった。
(寒いというのは12/1で風が強くて、海辺は辛かった)
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瀬戸内国際藝術祭2013

また3年後に会いたい(多くの見に来てくれる人は「ビエンナーレ」と勘違いしているようだけど)「トリエンナーレ」ということで、次回は3年後。

高見島のネコ
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157637219650546/
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157637413211613/
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本島・高見島の作品はこちら
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157637343007126/
粟島・高見島の作品はこちら
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157637413668133/
粟島のネコはこちら
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157637458214946/
展示はなかったけどどうして行きたかった佐柳島
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157637505800306/
佐柳島のネコたちはこちら
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157637304559106/
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157637505986565/
香川県の名物料理といえばこれ一鶴の「骨付き鶏」
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157637254177615/

あいちトリエンナーレ

あいちトリエンナーレ2013
今回は
東岡崎会場でも開催
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名古屋の会場構成は第1回と変わらず
第1回に比べてコンパクトになったけど、丁度いいかもしれない。
あいち芸術センター
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納谷橋会場
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名古屋市美術館
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繊維問屋街
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中之条ビエンナーレ

中之条ビエンナーレ
http://nakanojo-biennale.com/
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引込線2013

第3回所沢ビエンナーレ(引込線)
給食工場跡地では2回目
http://www.hikikomisen.com/2013/index.html
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豊島(瀬戸内国際芸術祭2013)

豊島での宿泊は2回目 豊島リゾート 絶景だ
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島内の巡回には前回はバス(無料)を使ったけど今回は「電気自動車」を借りた。
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自由に回れるようになったけど、電動補助付自転車・人力自転車で回る人の多いこと・・・。
巡回で電動自転車に負けたのがショックだった・・・。

ハイライトは「豊島美術館」
日本一の美術館であろう。
観る人を選ぶこと、感性を問われることにおいては一番難しい美術館かもしれない。
館内撮影禁止なので行って感じるしかない。
撮影禁止の理由は入れば分かる。
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豊島美術館から山を下って
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ボルタンスキーの心音のアーカイブへ
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なんと「あいちトリエンナーレ」の分館が
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「のり」の養殖場跡を使ったインスタレーションが3年前には「大阪芸術大学」によって展開されていた。
地元の方には「絶賛」な理由はわかった。
今回、東日本大震災と、あいちトリエンナーレとのコラボとなって維持展示に至ったそうだ。
話をきいてちょっと涙がこみ上げてくる。
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これがあいちトリエンナーレで観られるそうだ。
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会場にある被災地の写真展示。

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甲生地区
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塩田千春作品も健在だった
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びっくりしたのはこの「竹」の作品
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下からみるとこんな感じ。
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横尾忠則美術館
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豊島の写真はこちら(全562枚)

女木島(瀬戸内国際芸術祭2013)

女木島、又の名を鬼ヶ島というそうな。
島について早々、バスで山頂に登ると。こんな観光施設がある。
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中はこんな感じ。
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古と今が混在一体となって「鬼穴」を表現している。
物語をしくじるとこういうこともあるが、なにはともあれ涼しくて気持ちいい。
入水鍾乳洞・あぶくま洞・鬼穴これが父の実家の近くにある洞窟で3つともそれぞれの魅力がある。
今でも洞窟ってちょっと惹かれる何かがあるのはこの影響なのは確か。
実際はこの洞窟、人工のものであろうということは分かっているようだけでど仔細は不明なようだ。

ピアノを使った作品がいくつか今回あって、
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これはちょっと秀逸な茶室が粋だった。
ネタバレ禁止ってことで撮影禁止なのだろう。
なぜか、茶室に鏡が2枚はってあるように見える。
その鏡はなにか立て付けが悪いような、斜めなような。
よく見ると自分が写っていないことに気がつく。
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女木島の写真集はこちら271枚

伊吹島(瀬戸内国際芸術祭2013)

観音寺フェリーに乗る前には、イサムノグチの明かり展
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この暑い中でもこの明かりには優しさを感じる。

島に上陸するなり「ネコ」に歓迎された。
というか、逃げない。というよりも暑くて動けない。
まさに「ノビテイル」
ネコは暑くなると長くなる生き物のようだ。
コネコがおっぱい飲んでいるシーンを初めて生で見た。
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めずらしい「二宮尊徳」像
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「伊吹島写真集」はこちら(261枚)

瀬戸内国際芸術祭2013


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瀬戸内国際芸術祭2013
Setouchi Triennale 2013
色々名前があるようだけど、
2回目の開催ということでいいのだろう。

今回訪問したところは
観音寺市にある伊吹島(初参加)
女木島
豊島
男木島
前回は豊島にとまって移動したけど、
丸亀
豊島
小豆島
と3泊をした。

なにはともあれ暑い・作品は一言でいうと準備が行き届いている。
展示空間に負けないだけの作品が揃っている。
とはいえ、最大の魅力は「島そのもの」であって、作品は5分の引き分けに持ち込めたかどうか、
そんなところだろう。

今回一番驚いたのは豊島での「電気自動車」による島内見物。
事前予約で9000円弱。
ほとんどシトロエン2cvと同じようなミニマム自動車。
豊島クラスの島では島内に配備して観光に役立てて貰うのは「アリ」だろう。
(主旨に理解できるかどうか、運転マナーがどうかという難問は大きい)

今回は「大島」に行きたかったが、訪問期間中は「閉園中」ということで渡航不可能だった。
直島は他の期間に行けばいいでしょう。
犬島は前回行ったので。
小豆島は行くつもりだった(だから泊まった)けど、やっぱり広い・大きい。
自動車ないと無理だな。効率悪そうということで今回もパスした。

丸亀に寄った理由は「一鶴」骨付き鳥のがぶりつきだ。
うどん以外にも名物あるじゃんと感心したのだった。
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ヨコハマにも支店があるのを知ったので食べに行きたい。
鳥だけにそんな高い値段ではないような気がする。
(焼き鳥と比べると高いけど)

びわ湖ビエンナーレ

http://www.energyfield.org/biwakobiennale/index.html

2010年に訪問して以来、2回目のビエンナーレ
実はこのビエンナーレは今回まで「3年に1回」のペースで開催されていた。
前回、初めて訪問して「感動」した。そのときの写真はこんな感じ。


ビエンナーレで一番「イケテイル」ビエンナーレだと思った。
奇跡のネコがまた感動を高めてくれた。



今回は
「五個荘」がもう一つの会場になっていた。
「近江八幡」の旧市街地も展示会場になっている。
展示数は前回と同様70作品規模になっているようなんだけど、なんとなく今回は小規模になっているような気がした。

お恥ずかしながら「近江商人」なるものが何なのかよくわかっていない私にとって、五個荘という名前は聞いたことはあるけど、近江商人発祥の地とか、外村家とか、色々勉強になった。また涼しい季節に訪問してみたいそんな気分になった。で、作品についてあれこれ思うことは・・・・。やはり、ビエンナーレは「継続」が力であり、支えるボランティアの質は大事であり、近江の人柄はやはり群を抜いている良さがある(一面、そうでないところも今回は散見した。五個荘で作家と少し話をしたところ「そこまでポジティブに誤解してくれると嬉しい」と言われ、なるほど・・・。とその実態を垣間見ることとなった)。
いずれにしても、「
びわ湖ビエンナーレ」は、作品をその地に展示する「必然性」は比較的、他のビエンナーレと比べていい感じではあると思う。

今年もこのネコにあえると期待していたのだけど、
既に亡くなったという話を聞いた。

五個荘会場



近江八幡会場

越後妻有トリエンナーレ2012(後編)

前回同様「津南・伴茶夢」に泊まる。
津南は新潟県としてなかなかいいエリア。



なかなか興味深い作品群

















越後妻有トリエンナーレ2012(前編)

8月25日、26日と越後妻有トリエンナーレを見に行った。
初訪問は直江津から越後湯沢までレンタカーを借りた(大阪から急行きたぐにに乗って出かけた)
過去2回は2泊3日とか、3泊4日とかで、自分の車で訪問した。暑さで気を失いそうになりながらも、楽しめた。

今回は、体力的にも、時間的にもやむを得ず、新幹線+レンタカーということになった。
借りた車は「AQUA」というハイブリッド車だった。
ハイブリッド車に乗るのは3回目(レンタカーだけど)案外、快適。
もっとも、マニュアル変速のクルマでないと今ひとつ乗った感が薄い。

で、初日に行ったところは、
十日町「キナーレ」。


現代美術館に豹変していた。
2006年に、IMIの学生と来た時には、雪深い中でちょっといい感じの中庭に好感を持った。
2009年に来た時には、確か、道の駅で昼飯を食ったような記憶がある。
いずれにしてもあまり十日町市街は見る機会がない。
このキナーレの現代美術館は「ボルタンスキー」の圧勝ということになると思う。
美術に勝敗はないとか、どれがどれより優れている・劣っているという議論は意味ないのはおいていおいて、やはり、ボルタンスキーのこの作品には圧倒された。そして、クワクボリョウタの作品が出口間際にあったが、やはり、彼のこの作品は圧倒的な綺麗さがある。万国共通に感動を引き出せるレベルのものだと思う。

キナーレを後にして、今回も十日町市街地は見ることなく「下条」へと出かける。
下条でみた作品は、
「小さな家」
「石の魚たち」
「もぐらの館」


「うぶすなの家」T120
昼食時間だったこともあって、建物内で食事をする方もいるので、早々に辞退した。

「胞衣−みしゃぐち」T136


2011年に大きく崩壊して姿を変えて再登場したようだ。
なんとも、スケールのでかいその存在力に圧倒された。

「戦後のラブレター」T186


フィリピンの風俗を移築したということになっているが、こんなに親近感のあるものは意外。見ていて、ちょっと違う感じがしたので、その手紙を読んで理解した。インドネシアのアーティストが日本の文化に親近感を感じるのと同様に、フィリピンというところも日本と同様のルーツがあるのだろうということを知った。未来を強く感じる作品だった。2009年の作品だけど、今みたことで、色々な意味を強く知った感じがする。

で、このすごさを知って、十日町エリアをうろつくことにした。
どうやら、「土地」とか「土」とかそんな感じの何かを十日町エリアに感じた。
いままであまり見ていなくてごめんなさい。そんな感じである。

旧赤倉小学校、「もし明日がなかったら」


音楽の力にちょっと圧倒された。
「over the rainbow」が流れる学校跡と、外国の花火大会写真(白黒)と・・・。
どこも思いは一緒なのか?ということに好感を持つ。

「風の音」
神社の上まで昇っていく。
昇った報酬がその目の前に現れた。
風がないとその感動は得られないのが残念。
でもこの「風の音」はかなりいい。「土の音」は2003年の作品だそうで、土に帰りそうなそんな感じもまたいい。



小川次郎+日本工業大学
「モミガラパーク」T076
「マッドメン」T154
「はさベット」T279


学生とということでちょっとなめていたが3つともいい作品だと思う。

「おもちゃの実」T278


食べ物で遊ぶな!?って妻がつぶやいてしまったが、観賞用のかぼちゃだそうで。
なかなか爽快な作品。

「かかしコンクール」D272


案山子の展示もちょっと笑えた。東京都現代美術館に行くとめにつく謎の案山子がここにも登場した。


福島ビエンナーレ

福島ビエンナーレに行った。
3会場を巡った。

東京→新白河→空港(滞在5時間)→白河(ラーメン食べた)→新白河→東京
(白河市内でやってもいいんだろうに・・・。というほどディープな街という印象を持った)

圧巻は空港公園エリアであろう
いきなりこれを写真で予め見てしまうと感動は薄れると思うが。
まず、ここまでたどりついた人は何人いて、気がついた人は何人いるのだろうか。
ビエンナーレにおける現代美術が人々の幸せにどのように貢献できるか。
それは実は神社というか、神道というか、日々の生活と「神々」とのつながりを祈念する儀式と同じことなのか?
と最近おもいを巡らしている私としては、まさに、
七福神巡り、八十八カ所巡り(これは仏教ですが)、初詣、お祭り・・・。
各種日本の宗教儀式は同様のことなのではないかと感じるようになった。

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空港エリアにもなかなかの作品もあって

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残念なことにこのようなものと並んで「陳列」されてしまうと
ちょっと厳しいものを感じる。

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が、秀作もあって

空港滑走路を借景にしてみたり

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震災関係の作品としてはなるほど、港さんの作品は久しぶりに見た。

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いわゆる現代美術の展示もあるんだけど、会議室で展示されるとちょっと苦しい。

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そんな中でヤノベ作品の存在感、オレオレ感はさすが。

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で、空港公園のパブリックアートとしての作品は気持ちいい。
この作品は、奇跡なのか、狙いなのかわからないが、階段を降りるときに、素晴らしい「音」を提供してくれる。
このカラーの板に靴が蹴り出す小石が当たって、とてもいい感じになる。
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ほか、なんといっても景色がいい、

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空港では「ロビー」に商品と混同するように並んでいたり、結構残念な状況だったりする。
ここでは「自然」と「作品」の結界を見事に作ったり、

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絶妙に調和していたりする

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もっとも自然のなせる芸術が勝ってしまう場合も多い。

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ともすると、ゴミと区別がつかなくなる危険もある。

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公園そのものがいい感じだったりする。
滅多に使われることないんだろうと想像するけど、かなり「整備」されているのはなんとも言いようがない。

空港の倉庫でパフォーマンスがあった。
気がついたらやっていて、真の客は私たちだけだったみたい。
すっごい暑いけど、いい感じだった。

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都市開発、都市生活、街作り、まちおこし
そういうことからアートと手を握った「ビエンナーレ」「トリエンナーレ」が花ざかりであるが、福島は少し様相が異なるようだ。
作家で呼ぶことが難しいとしても、工夫しだいでどうにでもなるだろうし、
もう少し東京からの集客も考えてもらって・・・。
応援したい思いで一杯なんだけど。

撮りまくった写真はこちら↓

富山ポスタートリエンナーレ2012

富山ポスタートリエンナーレ2012

前回は、2009年にあった。
実は、前回までその存在を知らなかった。
金沢21世紀美術館に行くという名目で出かけたのだった。
丁度、民主党と自民党の政権が代わろうかという「選挙」の投票日前日に出かけた。
知人が「岐阜選挙区」で立候補していて、日本酒でも差し入れしたいと思っていたが、公職選挙法によると過度の「差し入れ」は選挙違反になるそうで、そっと選挙区を通過することにしたのを思い出した。

ポスタートリエンナーレは今回10回目。
富山県立近代美術館は開館30周年、美術館の歴史と共にこのトリエンナーレがあるようだ。
こういう伝統はナニモノにも代えがたい財産である。

ポスターは
A部門
B部門
という2種類のエントリーがある。
A部門は実際のポスターとして使われたもの。
B部門はポスターとして使われなかったもの。
当然のことながら、ポスターとして使われたものに「力」がある(ハズであるが、実際そうとは限らないのが面白いところでもある)。

いずれにしてもポスターをこんなに見るチャンスは滅多にない。
http://www.pref.toyama.jp/branches/3042/ipt/ipt2012.htm

意外なことにここの常設展にはすごい作品もある。
http://www.pref.toyama.jp/branches/3042/permanent/list120702.pdf
パブロ・ピカソ 闘牛場の入口 絵画
パブロ・ピカソ 肘かけ椅子の女 絵画
パブロ・ピカソ 静物 絵画
パブロ・ピカソ 座る女 版画
マルセル・デュシャン トランクの箱(特装版) 立体
なんかがあったりする。

2012年のビエンナーレ・トリエンナーレ(2)

2012年は今わかっているもので下記5つがある。

福島現代美術ビエンナーレ
2012年8月11日(土)〜9月23日(日)
於:福島空港
http://wa-art.com/bien/bien2012/index.html

越後妻有アートトリエンナーレ
大地の芸術祭
2012年7月29日(日)〜9月17日(月)
http://www.echigo-tsumari.jp/

第10回世界富山ポスタートリエンナーレトヤマ2012
http://www.pref.toyama.jp/branches/3042/ipt/ipt2012.htm
2012年6月9日(土)〜9月3日(月)
於:富山県立美術館

BIAKOビエンナーレ
http://www.energyfield.org/
2012年9月15日(土)〜11月4日(日)
於:滋賀県近江八幡市・東近江市

西宮船坂ビエンナーレ
http://funasaka-art.com/
10 月21日(日)〜11月24日(日)
庫県西宮市山口町船坂 集落内各所
(総合案内所:〒651-1423 兵庫県西宮市山口町船坂2103-2 旧西宮市立船坂小学校ランチルーム内)


福島は一昨年に行き損ねた。
既に会期は始まっている。
早めに行って大々的に告知をしかけたい。
東北のビエンナーレ。支援したいもののトップであることは間違いない。

ハギエンナーレ

ハギエンナーレ
http://megei.jp/works/1/2?locale=ja
2月25日〜3月18日
(月曜日休み)

写真は
こちら
下をクリックするとスライドショーが始まる


ちなみに、これはビエンナーレではなくて、
ビエンナーレでよくやる街おこしとか、廃屋を借りてインスタレーションを行う。
というようなところに類似点があるということ。

谷根千もしくは萩荘

ハギエンナーレ
http://www.hagiennale.blogspot.com/
しまった、これは見ておかねば。
2/17〜2/26(延長予定)
(2/18現在、2/25〜3/18に会期が変更になっている)
フランス大使館(旧館)で解体前に展覧会(No man's land)をやっていたのは2009年の話。
形なくなるものの記憶を刻むのにいい方法だと思う。
http://www.owada.org/art2009.html
写真はflickerに

SDIM5764

http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157623102709627/

2012年のビエンナーレ・トリエンナーレ

2012年に開催される展覧会・ビエンナーレ・トリエンナーレ

西宮船坂ビエンナーレ(会期不明)
http://funasaka-art.com/


2010年はこんな感じ→2010年の西宮船坂ビエンナーレ
ビエンナーレのブログは
こちら
SDIM8079

越後妻有トリエンナーレ(7/29〜9/17)
http://www.echigo-tsumari.jp/

ビエンナーレ・トリエンナーレといえば、日本では「ヨコハマ」「越後妻有」が群を抜いている。「BIWAKO」も群を抜いているけど、BIWAKOは来年、ヨコハマは再来年ということで、いい感じに時期はずれている。日本のトリエンナーレの代表格はこれ。
と思ったら、BIWAKOビエンナーレは2012年に開催することとなっているようだ。

2009年はこんな感じ→
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157622018522380/
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157621884531275/
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157622009053802/
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157621998132466/
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157621873596183/
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157621868803787/
最高に気に入ったのはこれ
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157622139910540/
P1010604

2006年はこんな感じ→
http://www.flickr.com/photos/owada/sets/72157594222781285/
329

BIWAKOビエンナーレ2012(9/15〜11/4)
http://www.biwako-visitors.jp/search/event_11457.html
http://www.energyfield.org/index.php

びわ湖ビエンナーレの2012年サイトがオープンしたようだ(1/4追記)

ちなみに
2010年はこんな感じ→
2010年のBIWAKOビエンナーレへ(それまでは3年に1回だった今回初めて本当のビエンナーレ[隔年開催]に)
SDIM7590

水と土の芸術祭
http://www.mizu-tsuchi.jp/about.html
2 0 1 2 年 ( 平 成 2 4 年 ) 7 月 1 4 日 ( 土 ) ~ 1 2 月 2 4 日 ( 月 ・ 休 日 )
こちらもほぼ同時期に開催なようである。
前回には行き損ねた。

京都美術・工芸ビエンナーレ(1/4〜19)
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_biennale2012.html


世界文化遺産 姫路城 現代美術ビエンナーレ(会期不明)
http://himeji-art.net/
 (こちらは第2回のページ)

どうやら2012年はビエンナーレ・トリエンナーレの外れ年っぽい。といいながら、越後妻有、びわ湖があればある意味充分であるかもしれない。今年こそ、水と土の芸術祭も観に行きたいと思う。
ある意味、イヴェントやるチャンスの年なのかもしれない。
2013年には瀬戸内芸術祭がある。登米トリエンナーレは開催する年となっているがどうであろうか。