アニミタス-さざめく亡霊たち
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/160922-1225_boltanski.html
展示空間を「活かした」作品
案外あるようで少ない。
メッセージが強すぎたり
空間に作品が負けていたり
ま、見事な作家だ。
いいバランス感覚がある。すごいなと感心することしきりだ。
もちろんその空間を活かしたインスタレーションとなるとまた別の話だけど、
インテリアデザイナーと作家の区別がつかなくなったりしてしまう。
会場で見ることができるビデオは
事前に見ることもできる
というか、見てから行った方がいいんだろう
https://youtu.be/mbRB5TmWC5k
作品は
庭園美術館というよりは、
旧朝香宮邸を使ったインスタレーション
影の劇場
まなざし
アニミタス
などが展示されている。
まなざしの中央には「異物?」というようなものがあるが、
なるほどビデオを聞いてそういうことかと・・・。
ボルタンスキーを初めてみたのは
「越後妻有トリエンナーレ」の最後の教室だった。
圧巻だった・・・。
「心音のアーカイブ」も豊島に行ったが、今一つ惹かれなかった。
が、この話を聞いて、なるほど。
感動が蘇った。
木津川アート2016
岡山芸術交流《開発》
岡山というのは意外とスルーされがちなところだけれど、
実はすごい力を持っているところということがわかった。
岡山県庁舎は今まで見た県庁としては一番カッコウイイ。
イベントそのものは「映像作品」が多いのが気になるが、
ちょっとした「力作」がそろっている。
私にとっての「No.1」「No.2」が映像作品だったというのも珍しい。
(普通はインスタレーションの方がいい)
http://www.okayamaartsummit.jp
一番の作品は
《鼠とパンダ?の不条理短編映画》
あと、この
《フェイクドキュメンタリー》
も魅力的だった
そんな中にまじめな
《境界線を集めたこの作品》群はなかなか秀逸だった
瀬戸内国際芸術祭2016
今年は瀬戸内国際芸術祭には正確には行かなかった。
直島
豊島
は毎回行っていたが、今年はパスした。
そして、目的地は
「ネコの島」
男木島&佐柳島
ということになった。
高松に夜着いて、
翌日、佐柳島へ・・・
と、行く港を間違えた。
観音寺港に行ったところ・・・・「???」
多度津港に行かなければいかなかった。
船は既に出航しているので「男木島」に目的地を変更。
男木島・女木島と巡って「一鶴」高松店に。
翌日、無事、多度津港に。
多度津港では「芸術祭」の伊吹島へ行く人で一杯。
佐柳島の人は「一般人として優先乗船」をさせてくれる。
佐柳島は
他に6人ほどの「乗客」がいた。
うち、島観光は4名ほど・・・。
あいちトリエンナーレ2016《名古屋会場》
愛知で味噌煮込みうどんというのはあまりにベタ。行くとかならず食べる。今回、謎の108円が加算されているのをみて、多分、もう行くことはないと思う。モーニングももちろん体験した。愛知トリエンナーレのメイン会場はもちろん名古屋市。
「名古屋市美術館」「愛知芸術文化センター」「栄町」「長者町」のエリア順に会場がオープン開場される。
実は、一番嬉しかったのは「アーティストの虹」、この一角は流石、港さんが芸術監督なだけある。と感心した。
9:30に名古屋市美術館をスタートして、愛知芸術文化センター、長者町を経て、栄会場を見終わったのが午後3時。もっともこんな(早い)ペースで見るアホはそうそういないだろうけど、そんなもんでも充分だ。じっくり鑑賞する方は倍の時間を考えられた方がいい。