猪熊弦一郎現代美術館

塩田千春 —わたしたちの行方—

塩田千春の作品をよく見かけるようになったのはいつ頃からであろうか。
愛知トリエンナーレの名古屋市美術館の大規模な展示にはびっくりした。

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http://d.hatena.ne.jp/higuchi1967/20100821/1282354819

確か、この会場は撮影禁止となっていた記憶があるけど、撮影する方法はあるわけで、美術評論家樋口ヒロユキ氏のブログにある。
こうやって残してくれているものはありがたい。

金沢21世紀美術館でも見た記憶があるけど、
やっぱり、せとうち芸術祭の「甲生ま地区」の展示(遠い記憶)も圧巻だった。

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今回の展覧会は残念なことに巡回展とはなっていないようで、丸亀市まで行かないとみるチャンスがないというなかなか痺れる展連会である。無茶して観に行ったのだが、無茶しただけの甲斐はある発見があった。

ここでの発見は3つ
その1
建築家の
谷口吉生いやはや、よくまぁ、作りに作った。
・土門拳記念館
・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
・豊田市美術館
・東京国立博物館法隆寺宝物館
・香川県立東山魁夷せとうち美術館
・MoMA新館
MoMA以外はコンペではないというのが驚異である(知らなかった・・・)。この猪熊弦一郎現代美術館が91年に竣工したというのを知ってなるほど、当時ここまでやれたのは凄いかもしれない。群馬県立美術館の磯崎新をある意味凌駕した感じがある・・・。あ、でも磯崎新の場合には「奈義MoCA」があるから、やっぱり磯崎新の方がすごいか・・・。ともあれ、日本の現代美術館の礎を作った一人であることは間違いなかろう。香川県が案外「名建築」が多く残っている県なのかもしれない。
http://www.my-kagawa.jp/special/artandtravel/kagawa/

その2
名物料理にうまいものはなし?
ケンミンショーを嫌う妻も納得の料理
「骨付鶏」
http://www.ikkaku.co.jp/
うっかり「親鳥」を注文してしまったが、初心者には「ひな鳥」がいいようだ。
(親鳥はかみ応え満点。肉の味はあきらかに親鳥が上だけど、あごが疲れる)
どうやら、これは流行るみたいだ。街おこしを始めている模様。
(半世紀程度の名物料理らしいけど)

その3
香川への東京からのルートは悩ましい。
①飛行機
②新幹線+マリンライナー
③サンライズ瀬戸
④三宮まで新幹線そこからバス
⑤三宮まで新幹線そこからフェリー
 なんと、大阪ー高松1700円〜なのだ。
 
http://www.ferry.co.jp/index2.htm
次回は多分、せとうち芸術祭だと思うけど、⑤ルートで行きたい。
ちなみに、高松に行ったのは3回目だが、往路は3回ともサンライズである。
まだ、2人個室、A個室は乗ったことがない。