越後妻有トリエンナーレ2012(前編)

8月25日、26日と越後妻有トリエンナーレを見に行った。
初訪問は直江津から越後湯沢までレンタカーを借りた(大阪から急行きたぐにに乗って出かけた)
過去2回は2泊3日とか、3泊4日とかで、自分の車で訪問した。暑さで気を失いそうになりながらも、楽しめた。

今回は、体力的にも、時間的にもやむを得ず、新幹線+レンタカーということになった。
借りた車は「AQUA」というハイブリッド車だった。
ハイブリッド車に乗るのは3回目(レンタカーだけど)案外、快適。
もっとも、マニュアル変速のクルマでないと今ひとつ乗った感が薄い。

で、初日に行ったところは、
十日町「キナーレ」。


現代美術館に豹変していた。
2006年に、IMIの学生と来た時には、雪深い中でちょっといい感じの中庭に好感を持った。
2009年に来た時には、確か、道の駅で昼飯を食ったような記憶がある。
いずれにしてもあまり十日町市街は見る機会がない。
このキナーレの現代美術館は「ボルタンスキー」の圧勝ということになると思う。
美術に勝敗はないとか、どれがどれより優れている・劣っているという議論は意味ないのはおいていおいて、やはり、ボルタンスキーのこの作品には圧倒された。そして、クワクボリョウタの作品が出口間際にあったが、やはり、彼のこの作品は圧倒的な綺麗さがある。万国共通に感動を引き出せるレベルのものだと思う。

キナーレを後にして、今回も十日町市街地は見ることなく「下条」へと出かける。
下条でみた作品は、
「小さな家」
「石の魚たち」
「もぐらの館」


「うぶすなの家」T120
昼食時間だったこともあって、建物内で食事をする方もいるので、早々に辞退した。

「胞衣−みしゃぐち」T136


2011年に大きく崩壊して姿を変えて再登場したようだ。
なんとも、スケールのでかいその存在力に圧倒された。

「戦後のラブレター」T186


フィリピンの風俗を移築したということになっているが、こんなに親近感のあるものは意外。見ていて、ちょっと違う感じがしたので、その手紙を読んで理解した。インドネシアのアーティストが日本の文化に親近感を感じるのと同様に、フィリピンというところも日本と同様のルーツがあるのだろうということを知った。未来を強く感じる作品だった。2009年の作品だけど、今みたことで、色々な意味を強く知った感じがする。

で、このすごさを知って、十日町エリアをうろつくことにした。
どうやら、「土地」とか「土」とかそんな感じの何かを十日町エリアに感じた。
いままであまり見ていなくてごめんなさい。そんな感じである。

旧赤倉小学校、「もし明日がなかったら」


音楽の力にちょっと圧倒された。
「over the rainbow」が流れる学校跡と、外国の花火大会写真(白黒)と・・・。
どこも思いは一緒なのか?ということに好感を持つ。

「風の音」
神社の上まで昇っていく。
昇った報酬がその目の前に現れた。
風がないとその感動は得られないのが残念。
でもこの「風の音」はかなりいい。「土の音」は2003年の作品だそうで、土に帰りそうなそんな感じもまたいい。



小川次郎+日本工業大学
「モミガラパーク」T076
「マッドメン」T154
「はさベット」T279


学生とということでちょっとなめていたが3つともいい作品だと思う。

「おもちゃの実」T278


食べ物で遊ぶな!?って妻がつぶやいてしまったが、観賞用のかぼちゃだそうで。
なかなか爽快な作品。

「かかしコンクール」D272


案山子の展示もちょっと笑えた。東京都現代美術館に行くとめにつく謎の案山子がここにも登場した。