JIS is it
JIS is it ―みえない規格―
2015年12月5日(土) ~ 12月20日(日)
「第4回 都美セレクション グループ展公募」にて選出されたグループによる展覧会です。
[グループによる展覧会紹介]
この企画は、JIS 規格(日本工業規格)を入り口に、毎日ふれている環境の中の「規格」を改めて(あるいは、初めて)意識し、表現へとつなげるというものです。工業製品や規格の上に生活は成立しており、このことは我々の表現や活動に深く影響しているはずです。一生活者であることに立ち返り表現の土台を見つめることで、作品-作家-鑑賞者の間に通気孔をあけ、展示の地下を掘るように、表現という活動を再発見していきたいと思います。
[グループ名・出品作家]
芸術コンプレックス
繪畑彩子、折戸朗子、町田沙弥香*、弓削真由子
みちのくの仏像
http://michinoku2015.jp/
仏像展は相変わらず盛況だ。
本館で企画展というのは随分久しぶりな気がする。
しかも、地下の物販店舗は1Fに移動していた。
しかし、これでもかという書籍(図録)の充実ぶりに感服。
肝心の展示については、
相変わらず「照明」「展示」は見事なんだけど、ちょっとやっつけ企画なのか?
仏像が弱いのか、そのものが弱いのか、展示空間の問題か、
見所は
17 | 地蔵菩薩立像 円空作 | 1 | 軀江戸時代・ | 17世紀青森・西福寺 | |
18 | 釈迦如来立像 円空作 | 1 | 軀江戸時代・ | 17世紀青森・常楽寺 | |
19 | 十一面観音菩薩立像 円空作 | 1 | 軀江戸時代・ | 17世紀秋田・龍泉寺 |
この3作は、ピカソの初期作品を見たときと同じオドロキがあった。
今一つ満足がいかない。
そんな中、ようやく「法隆寺館」に行く。
さすが・・・・。
みちのくの仏像とは別格の「オーラ」がある。
これは何の差なのか。
高松次郎ミステリーズ 高松次郎ミステリーズ
講演会の日に行った。
講演会には「ゲスト」がいることを当日知った。
そりゃ、300人を前に森山大道が熱弁ふるうというのはイメージ沸かない。
しかし、圧倒的時間をゲスト清水穣氏(写真評論家/同志社大学)
が「解説」をするという不思議な構成になってしまった。
確かに、森山大道の写真を知る上で重要なことを簡単に解き明かしてくれたのは間違いないが、
終盤の30分の会場との「丁々発止」こそ森山大道である。
勿体ない。
途中10名ほどが「清水穣講演会か?」と席を立ったのはやむを得ない。
canonの段取りの悪さが引き立ってしまった。
使用機材はテーブル上に置いておいてもらわないと。
そして、会場で投影された映像がプリントとあまりに味が違うのがやっぱり残念。
あの「黒のぬめり」
加納典明さんが客席からアジテーションしていたが、
「二人展」やろうよと必至に加納典明さんが森山大道さんに呼びかけていた。
森山大道さんはそれに明確な回答なしないでいた。
そもそも部屋の中にまで入って写真を撮るなんてあり得ない。
人と関わるのなんて嫌だというなんともいい本音(言葉)がそこで初めて出てきた。
せっかくなら二人で2時間「喧嘩」していたらよかったのに。
ということで、写真はやっぱりすごい。
やっぱり森山大道は「プリント」の神なんだ・・・。
森山 大道 写真展:遠野 2014
講演会の日に行った。
講演会には「ゲスト」がいることを当日知った。
そりゃ、300人を前に森山大道が熱弁ふるうというのはイメージ沸かない。
しかし、圧倒的時間をゲスト清水穣氏(写真評論家/同志社大学)
が「解説」をするという不思議な構成になってしまった。
確かに、森山大道の写真を知る上で重要なことを簡単に解き明かしてくれたのは間違いないが、
終盤の30分の会場との「丁々発止」こそ森山大道である。
勿体ない。
途中10名ほどが「清水穣講演会か?」と席を立ったのはやむを得ない。
canonの段取りの悪さが引き立ってしまった。
使用機材はテーブル上に置いておいてもらわないと。
そして、会場で投影された映像がプリントとあまりに味が違うのがやっぱり残念。
あの「黒のぬめり」
加納典明さんが客席からアジテーションしていたが、
「二人展」やろうよと必至に加納典明さんが森山大道さんに呼びかけていた。
森山大道さんはそれに明確な回答なしないでいた。
そもそも部屋の中にまで入って写真を撮るなんてあり得ない。
人と関わるのなんて嫌だというなんともいい本音(言葉)がそこで初めて出てきた。
せっかくなら二人で2時間「喧嘩」していたらよかったのに。
ということで、写真はやっぱりすごい。
やっぱり森山大道は「プリント」の神なんだ・・・。