第三十三夜「地平線がぎらぎらっ」
解説には:
恐れを知らないビート族と欲望の虜になった男たちの対決を描くアクションドラマ。刑務所から脱走し、盗んで埋めていたダイヤを探す5人の男の駆け引きを、ジェリー藤尾、多々良純、天知茂、沖竜次、大辻三郎が好演している。
とある。この映画を見たのは「川崎市民ミュージアム」この頃の日本映画の「ヌーベルバーグ」ぶりといったら半端ではない。不条理を理解してなのか、鑑賞者は理解しているのか、狙ってなのか、どういう作りだったのか・・・。当時見た人に感想を聞いてみたいという思いで一杯だ。「人情紙風船」もそうなんだけど、「ローマの休日」とか「天国から来たチャンピオン」みたいな映画がいいと寝ぼけたことを言っていると(私だけど)こういう映画を評価できなくなってしまう。
現代の若者がこういう映画を見てどう思うのか・・・。実験してみたくなる。
7000円で買うというほどの価値はないのがごめんなさい。
しかし、googleで検索すると20000件もある。そんなに見ているのか?本当なのか?
別ものが混ざっているのか?
第十五夜「幕末太陽傳」
「幕末太陽傳」
この映画の結末はすごい
よく、野外劇でこのエンディングの手法は使われる。
(ルーツがこれなのかどうかはわからない)
どんどん遠くに逃げていきたい、
http://www.nikkatsu.com/bakumatsu/
第十四夜「欲望」
「欲望」
篠原哲雄のすごいなぁと感心した映画2つ目
ちょうどこの映画が公開された頃に「春の雪」が公開された。
しかし、どう考えてもそちらは見る気が起きなくて、
こちらのこの映画にはその豊穣の海に通じる何かを強く感じた。
やっぱり「写真」の使い方が超一流である。
出ている人全員が「すごい」演技をしていた。
渋谷に観に行った記憶があるけれど、かなりエロい映画にも拘わらず女性が沢山見に来ていた。
(そりゃ、みるまで分からないだろうし)
でも、板谷由夏をいいなと思ったのはこの映画が最初で最後になった。
そういうこともあるものなのかと思った。
2015年にDVDで見直しをしてみたら、映像・音楽が随分と古くさい。が、その肝心のシーンはやっぱりすごい。
「天人五衰」を思わせるエンディングはすごい勢いがある。
原作がいいんだということがわかった。
第三夜「東京物語」
「東京物語」
日本一の映画監督が誰なのか?
と問われると答えに窮するが、
世界で最も有名な日本の映画監督というと、
「小津安二郎」
と言っても過言ではなかろう。
その中でも最も有名な映画は「東京物語」ということで依存もなかろう。
私が好きなのは「東京物語」よりは「秋刀魚の味」だったり他の映画だったりするが、
1本みて小津を知るとなると東京物語になってしまうのは間違いない。
「尾道」が今もあまり変わらぬ風景な気がするのというのは間違いだと思うけど、そう思いたい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%89%A9%E8%AA%9E
序夜
果たして今まで見た映画が千本あるかどうか、記憶は確かではないが、1日1本今までに見た映画の記憶を
書き留めることにする。
★
★★
★★★
★★★★
★★★★★
制作年又は日本公開年(日本公開年を主に書くことにする)
制作国
amazonへのリンクかwikipediaへのリンク(ある場合)
2014年7月現在で記憶にある「映画制作国」はとりあえずカテゴリに入れておく。
以上を付けることにする。
★の多いものから順番に記すことになる筈だ。