1952年
第十三夜「陽の当たる場所」
どういう映画かはWikipediaにゆずるとして
http://ja.wikipedia.org/wiki/陽のあたる場所_(映画)
なんでこの映画を見たのかがなかなか重要なことがある。
確認しようとするとなかなか難儀なことがわかってきた。
なんとも犯罪の歴史というのは複雑かつ興味深いモノが多いことに気がついた。
古くは乙巳の変(応仁の乱)、白村江の戦い、壬申の乱。
備中高松城の水攻め、本能寺の変、神風連の乱、西南戦争
・・・大きなものではないのだけど、
阿部定事件
ロボトミー殺人事件
三浦和義ロス疑惑
他にも「永山基準」なるものの適用の有無など厳罰化の傾向と合わせてなんとも不思議なものがある。
たまたま「河童」を演劇で見て、
その小説の奇異さを見ながら思いだしてきた。
多分、芥川龍之介はあまり好きな小説家ではなかったと記憶している。
基本的に自殺するような、そんな小説家は避けていたような気がする。
加藤武夫君が読書感想文で「トロッコ」を扱ったのを今になって思い出した。
この映画はその三浦和義事件の何かのタイミングでNHKが放送した映画だった。
日曜日の夜9時とかそんな時間に放映した筈だ。