第三十一夜「天国から来たチャンピオン」
WOWOWでやっているのをついうっかり見てしまった。
人生最高の映画は?と言われたらこの映画を選ぶだろう。
第二十八夜「真夜中のカウボーイ」
この映画の最後のシーンはまたすごすぎる・・・。
こんな形でバスには乗りたくない。
第二十四夜〜第二十八夜は「ロードムービー」
第二十六夜「星の旅人たち」
あの「地獄の黙示録」のウィラード大尉がこの映画でも旅をする。
暗殺の旅ではなく、巡礼の旅である。
やっぱり、サンティアゴ・デ・コンポステーラに行きたくなる。
第二十四夜「バグダッドカフェ」
バグダッドカフェ
calling youが大ヒットした。
三枝成彰が「OLクラブ」で絶賛して観に行った記憶がある。
以来、水道タンクにぐっとくるようになった。
ロードムービーじゃないんだけど、旅をしたくなる。
人に逢いたくなる。
映画っていいなと思わせてくれる佳作。
第十五夜「幕末太陽傳」
「幕末太陽傳」
この映画の結末はすごい
よく、野外劇でこのエンディングの手法は使われる。
(ルーツがこれなのかどうかはわからない)
どんどん遠くに逃げていきたい、
http://www.nikkatsu.com/bakumatsu/
第十四夜「欲望」
「欲望」
篠原哲雄のすごいなぁと感心した映画2つ目
ちょうどこの映画が公開された頃に「春の雪」が公開された。
しかし、どう考えてもそちらは見る気が起きなくて、
こちらのこの映画にはその豊穣の海に通じる何かを強く感じた。
やっぱり「写真」の使い方が超一流である。
出ている人全員が「すごい」演技をしていた。
渋谷に観に行った記憶があるけれど、かなりエロい映画にも拘わらず女性が沢山見に来ていた。
(そりゃ、みるまで分からないだろうし)
でも、板谷由夏をいいなと思ったのはこの映画が最初で最後になった。
そういうこともあるものなのかと思った。
2015年にDVDで見直しをしてみたら、映像・音楽が随分と古くさい。が、その肝心のシーンはやっぱりすごい。
「天人五衰」を思わせるエンディングはすごい勢いがある。
原作がいいんだということがわかった。
第十三夜「陽の当たる場所」
どういう映画かはWikipediaにゆずるとして
http://ja.wikipedia.org/wiki/陽のあたる場所_(映画)
なんでこの映画を見たのかがなかなか重要なことがある。
確認しようとするとなかなか難儀なことがわかってきた。
なんとも犯罪の歴史というのは複雑かつ興味深いモノが多いことに気がついた。
古くは乙巳の変(応仁の乱)、白村江の戦い、壬申の乱。
備中高松城の水攻め、本能寺の変、神風連の乱、西南戦争
・・・大きなものではないのだけど、
阿部定事件
ロボトミー殺人事件
三浦和義ロス疑惑
他にも「永山基準」なるものの適用の有無など厳罰化の傾向と合わせてなんとも不思議なものがある。
たまたま「河童」を演劇で見て、
その小説の奇異さを見ながら思いだしてきた。
多分、芥川龍之介はあまり好きな小説家ではなかったと記憶している。
基本的に自殺するような、そんな小説家は避けていたような気がする。
加藤武夫君が読書感想文で「トロッコ」を扱ったのを今になって思い出した。
この映画はその三浦和義事件の何かのタイミングでNHKが放送した映画だった。
日曜日の夜9時とかそんな時間に放映した筈だ。
第四夜「道」
「道」
フェリーニの奥さんが主演女優だった筈なんだけど、そういう記述は見つけられない。
なんとも悲しいこれぞイタリア映画という勝手な思いがある。
http://www.ivc-tokyo.co.jp/yodogawa/title/yodo18001.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93_(1954%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
第三夜「東京物語」
「東京物語」
日本一の映画監督が誰なのか?
と問われると答えに窮するが、
世界で最も有名な日本の映画監督というと、
「小津安二郎」
と言っても過言ではなかろう。
その中でも最も有名な映画は「東京物語」ということで依存もなかろう。
私が好きなのは「東京物語」よりは「秋刀魚の味」だったり他の映画だったりするが、
1本みて小津を知るとなると東京物語になってしまうのは間違いない。
「尾道」が今もあまり変わらぬ風景な気がするのというのは間違いだと思うけど、そう思いたい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%89%A9%E8%AA%9E
第二夜「天井桟敷の人々」
「天井桟敷の人々」
1945年に公開された。
なんと、ナチスドイツの占領下に作られたフランス映画ということになる。
映画の楽しみと悲しみを教えてくれた映画だ。
「ギャランス」「バチスト」って・・・・・。
マルセ太郎がこの映画を語ってくれたのは「ジャンジャン」だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E4%BA%95%E6%A1%9F%E6%95%B7%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%80%85
第一夜「風と共に去りぬ」
史上最高の映画というと、悔しいけれどこの映画
「風と共に去りぬ」
なんと1939年にカラー映画だった
クラークゲーブルはこの映画が公開されたときに38歳・・・。信じられない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E3%81%A8%E5%85%B1%E3%81%AB%E5%8E%BB%E3%82%8A%E3%81%AC_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
映画館で見たのは2回だけど、テレビも含めると10回近く見ている筈。
いまだにストーリーは語れない。
大事なことは「エピソード」は2回起きていて、そのエピソード(事件)は2回目の方が大事件になっている。
1回目は案外あっさり解決している。人生とはそういうものなのか。